2020,01,15, Wednesday
県内の新成人の8割が夢や希望を持っていることが、四国新聞社のアンケート結果で分かった。就職や仕事のスキルアップなど具体的な目標を掲げ、資格取得や自己研鑽に積極的な様子がうかがわれる。また「将来香川で暮らしたい」と回答した新成人は8割を占め、堅実で郷土愛にあふれる若者像が浮かび上がった。
アンケートは3~12日に県内全市町で開かれた成人式場で実施され、新成人の男女各50人に聞き取りをした。県下では13日の成人の日の前日の日曜日に、多くの市町が成人式を挙行した。過去には高松市でも、「荒れる成人式」として全国ニュースにもなったことがあるが、昨今は「想定内」のイベントになっている。今年の「想定外」は横浜市、ここはIRでも揉めている。 新成人100人のうち、夢や目標が「ある」と答えたのは78人(男性37人、女性41)。教員や看護師、保育士、歯科衛生士など具体的な職業が並び、必要な資格取得に向けて勉強に取り組んでいるという回答が目立った。そして香川県については、99人が「好き」と回答。気候風土や良好な人間関係を、魅力的に感じている人が多かった。 関連して将来、香川で暮らしたいか尋ねたところ、79人が「はい」と答えた。理由について「家族がいるから」、「災害が少なく安心して暮らせる」など、家族や友人の存在、自然災害の少ないことを挙げる意見が目立った。まがりなりにも、働く場もあるということだろう。確かに大きな産業・工場等があるわけではないが、中小企業でもそれなりに職場もある。 また一番の関心事(複数回答)で最も多かったのは「学業や仕事、就職」で54人が回答。ごく当たり前の反応であろう。夢や目標と同様に、将来を見据えた堅実な気質がうかがえる。続いて、今年開催の東京五輪・パラリンピックで30人。しかし、これまでの回答と矛盾するような「平和で安全な暮らし」が19人で4位、環境問題対策は6位4人だった。 平和や安全は誰かが提供してくれること、環境問題は自分たちだけの責務では無いと言いたげな、このあたりが若者特有の矛盾か。それにしても香川県人は、比較的「優等生」が多いと思われる。二十歳を期に、冗談でも良いから親に「ありがとう」と。右手(左手でも良い)を手のひら上で延ばして、中の3本の指を折りたたむ、親指と小指が立っているが、親指は親で小指の子どもの方をずっと見ている。 どうだろう小指はどこ見ている、決して親の方を見ていないのは誰もが納得することだろう。この名言を、私はかみさんから聞いた。以前にも、「おとうさん!綺麗なお嬢さんのところへ行くとモテるでしょう。それはあなたがモテるのではなく、あなたの持っている1万円札がもてるのよ」。こちらもけだし名言。 |
2020,01,14, Tuesday
長寿体質をつくる画期的なエクササイズブック、作家の石原慎太郎元東京都知事が帯書きで、「美木さんに僕の命を預けました」と書いています。著名人の石原慎太郎氏をかついだのではなく、脳梗塞の後遺症で左半身に麻痺があり、言葉も出にくくなった石原氏を見て、「私なら石原先生を1年で歩けるように出来ます」と名乗り出たことに始まります。
美木氏の考案した「ロングブレス」は、呼吸法を基本としたエクササイズです。彼自身が22年間苦しんできた腰痛を克服することが目的でした。夢中で続けるうちに腰痛が解消されただけでなく、40日で体重が13.5㎏も減り、肥満レベルだった体脂肪率は25%から6.6%に激減。腹筋が綺麗に割れ、髪も太くなり、肌にもつやが出てきました。 120歳まで元気で生きるために、「呼吸を変えれば、人生が変わる」というのは、大袈裟なことではありません。私たちシニアは、「健康寿命を延ばしたい」と切実に願います。その願いを叶えるのが、「ロングブレス」なのです。キン肉マンでなくても、腰痛持ちが椅子に座ってでも出来る画期的なエクササイズ。 呼吸は、唯一自分の意思でコントロール出来る体の機能です。ロングブレスの「強く長く吐く呼吸」によって、人間の体を構成する約60兆個の細胞のすみずみに酸素を行き渡らせることが出来ます。すると代謝が上がり、血流がよくなり、高血圧・糖尿病などの生活習慣病の予防や改善、腰痛・膝痛などに効果が期待できます。もちろん脳の血流もよくなるので、認知症の予防にもなり得ます。 本の中では、シニア世代に向けたロングブレス、ロングブレスと組み合わせでできる体操を紹介しています。座ったままでも、寝っ転がってでも簡単に出来ます。さらに120歳まで元気で歩くために、必要な筋肉を鍛えるトレーニングも紹介しています。 人間は、加齢と共に呼吸が浅くなり、肺によどんだ空気がたまりやすくなります。今、日本では高齢者の死因の上位に「肺炎」があります。肺炎になるのは、肺の換気が悪いからです。逆に言えば、肺が常に新鮮な空気で満たされていれば、肺のリスクは格段に減らせます。高齢になると激しい運動をするよりは、むしろ年齢相応の運動を続けることが肝要です。 本にはDVDが付いていて、これを見ながらやれば私でも出来ています。美木氏はこのロングブレスを10年前、ダイエット策として売り出しました。この度、「健康寿命を延ばしたい」として売り出しています。詳細については、1,600円でお買い求めの上、鍛錬して下さい。 |
2020,01,13, Monday
13日の祝日、全国的には成人式が行われている「成人の日」、アスティとくしま(徳島市)において、標題のコンサートが行われ、われわれ15名も高松から駆けつけました。高松からは高松自動車道で、70分程度の距離にあります。しかし30分前に到着したのですが、すでに駐車場は満車(資料では534台とか700台とか)で、仲間1台2人は、会場入りせず帰ってしまいました。
丁度その頃私も、会場内に停められず場外の駐車場を探すため、会場を離れていました。そこで、仲間1台2人と遭遇しました。まさか30分前で満車とは、事前の確認が甘かったと多いに反省しました。総数何枚のチケット(無料)が出ていたのかは存じ上げませんが、主催者のパワーに圧倒されました。館内収容人数は、最大5,000名となっています。8割は埋まっていたように、感じました。 高松では、四国自動車部品商会からチケットが出ていて、私も15枚を預かりました。社員さんも多く来ていたので、白石由美子社長は50枚ぐらいは請け負ったのではないかと思います。私も早くに、このコンサートの話しは聞いていました。今回の15枚で、随分学習をしました。良い機会を得ました。 ところで私は一昨年の12月21日に、明治大学が呼びかけた「神田明神創建1300年記念文化交流館」のこけら落としコンサートで、2人の姿を拝見しました。そんなこともあって、今日のコンサートを楽しみにしていました。2年前から計画されたと言うだけあって、総勢200人ほどの人が生き生きとそれぞれを演じています。 阿木燿子さんが主宰する「ひふみレインボー(老若男女70歳代もいた)」、本隊のほか「同福井支部」、「同徳島支部」のコーラス隊。また徳島独特の「阿波おどり・蜂須賀連」の皆さま、徳島で子どもたちに舞台芸術を指導する「あすなろバレエスタジオ」の生徒さん。最後の挨拶で勢揃いしたのですが、舞台が小さく見えました。13時半に開演し、予定通り16時半までの3時間、途中20分の休憩はありましたが、盛りだくさんの濃い内容でした。 宇崎竜童と阿木燿子夫婦は、共に明治大学の卒業生。宇崎竜童氏は72歳と聞きましたが、まだまだ現役ですね。山口百恵さんや内藤やす子さんらに多くの楽曲を提供していますが、何と言ってもわれわれには、「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」が代表曲。この歌ご存じのように、台詞が多いのですが、途中で阿木燿子さんが旦那に代わって2番をやったのですが、間違って、後で笑いをとっていました。 やはり歌は、自分の青春時代のモノが耳に心地よいものです。昨年の大晦日、民放局で「昭和の歌」を長時間やっていて、われわれ夫婦も2人だけの大晦日、大晦日定番メニューのすき焼きを食べながら観ていました。今年の紅白歌合戦も、視聴率が低調だったと聞きました。世代人数に合わせた楽曲にしないと、視聴率は稼げないと思います。 神田明神文化交流館 |
2020,01,12, Sunday
香川県は10日、まんがを使って移住希望者に香川県の魅力を伝える「かがわ移住物語」の3部作が完成して、ホームページに掲載していると発表した。実際の移住者を主人公とするまんがで、県出身の漫画家3人がそれぞれ製作した。移住後の暮らしぶりも含めて紹介し、香川の魅力を広く発信している。
3部作は、「子育て」「グルメ」「自己実現・仕事」をテーマとしている。内容で被るところもあるが、「グルメ」は讃岐うどんの「美味い・安い・早い」を遺憾なく書き込んでいて、「うどんだけでない香川県」で、骨付き鳥やオリーブハマチなど、また沢山の野菜が紹介されている。ブロッコリーは、香川県特産品の一つ。私も知りませんでした。西讃のアスパラは、まんがでは取り上げられていませんが、こちらも日本一までの生産です。 「子育て」では、善通寺市の地域おこし協力隊として活躍する男性をモデルにして、家族との時間など充実した生活ぶりを描いている。「自己実現・仕事」では、私も偶然堪能した小豆島の地ビール(クラフトビール)を作っている移住者が主人公で、地元住民との交流を上手く描いている。決して良いことだけではなく、先住民との葛藤も多くあると聞く。 香川への移住者は確実に増えており、その背景には香川県の努力や、香川県宅建協会等の協力もある。「移住フェアー」も東京・大阪で開催されて、県からの費用負担がないにもかかわらず、協会役員も参加し、住居等の相談に乗っている。私も数年前、東京スカイツリーで開催された、初期の頃の「移住フェアー」へ行ったことがあります。 2018年度は、17年度比23%増の1697人で、過去最多だったという。移住先としての人気は高まっているが、人口減を克服するためには、さらなる移住者の獲得が求められる。温暖で、災害の少ない香川県、NHKの10日金曜日ローカル番組でも、「貯蓄額平均1,800万円日本一」と報じられていた。 そのルーツは、1,000年前の「空海・弘法大師」にあるという、突拍子な内容のように思えたが、昼食のうどんは、最安値の店では「かけ小」が100円という店もあるほど。ワンコイン500円で、トッピングメニューも頂ける。確かに給料も薄給かもしれないが、物価も安い。「田舎の都会」と言われる県都高松、大阪出身の女性も、高速バスで3時間、思ったより近いとまんがの中で驚いている。 田舎の中に都会を感じる場所があり、教育レベルが高く、従って情報通が多く文化的臭いがするのだが、それでいて貯蓄が多いのにかかわらず、「ケチ」が多いという。上げたり下げたりされがちな「土地柄」だが、おもしろいところだとは断言できる。 かがわ移住物語 |