2020,01,26, Sunday
慶応大学の同窓会の県内組織「讃岐三田会(みたかい)」の新会長に、宮本吉朗(アムロン社長)氏が就任された。槙田実前会長(マキタ会長)から、バトンを受け継いだ。200人を超える会員数を誇る讃岐三田会は、なんと毎月例会を開催していると聞く。こんなに頻繁に集まる同窓会は、三田会以外に聞いたことがありません。
確かに慶應のOBは、仲が良いと実感しています。高松栗林ライオンズクラブにも、L浅田善太郎(昭和8)、L浮田和也(昭和10)、L矢野慶之介(昭和11)、L徳永孝明(昭和17)、L山下和彦(昭和27)が在籍していますが、何と無くアイコンタクトが上手です。昨年逝去された、L吉村屹(昭和13)も慶応ボーイです。 讃岐三田会は、慶應義塾大学のある東京都港区三田二丁目15番45号に本部を置く日本の有名私立大学で1920年に創設されました。大学の略称は慶應、慶大でこの三田キャンバスのある「三田」からとっている。また早稲田大は、卒業生の団体を「稲門会(とうもんかい)」と呼びます。東京大学のOB会は、赤門学友会(赤門会)と呼ばれ、全国規模の校友会です。その他大学も呼称があるでしょうが、三田会は広く知られています。 会長就任にあわせ、副会長を2人から4人に増やしたほか、20~30代の若いメンバーを役員に抜擢し、組織の活性化に向けた新体制を整えた。「肩書きや年齢に関係なく、公私にわたって交流が図れるのが三田会の一番の魅力」だと言う。会の良さに磨きをかけ、後輩たちへと引き継いでいく考えのようです。 私も宮本吉朗氏を尊敬する一人だが、一番の魅力は、人間性というか懐の深いところ。高松高校から「スマートなイメージ」に惹かれて慶応へ進学されたという。確かに頭の良さと、センスの良さを漂わせている。アムロンに入社後に、慶応大学大学院でNBAを取得。コンピュータに精通し、音楽(ベース)もやる。大学時代に、モダンジャズ研究会に所属。ナイトクラブ等での生演奏をしていたと聞いたことがあります。 もちろん今でも、アムロンの社長職(2001年)から、香川経済同友会代表幹事ほか、十指では数え切れないほどの役職を持ちながら、市内複数の某所でベースを弾いているようです。ベースという楽器のせいか、おっとり感が宮本吉朗氏の一面であります。高松には、鹿庭弘百氏の率いる「街角に音楽を」という団体がありますが、そこでも重要な役割を果たしています。高松にはなかなかいない、スケールの大きい御仁です。 |