2023,12,30, Saturday
私もアップルウォッチ(Apple Watchは、Appleが2015年4月24日から販売している腕時計型ウェアラブルコンピュータである。)を愛用している一人だが、最近同じ腕時計をした人を多く見かけるようになった。私の動機は、ずばりウェアラブル端末としての利用です。ウェアラブル端末とは、身につけられるIoT機器やコンピューターのことで、生活記録や生体情報を自動で管理できる便利な機器です。つまり腕時計が、健康測定器だというわけです。勿論、時計機能もついています。
基本的に24時間(残念ながら充電中は測定不能)監視が可能だが、特に睡眠中の情報は貴重だ。睡眠中の脈拍や呼吸は、どうなっているか知りたいところです。このような要望を反映してアップルウォッチは8年前にデビューして、一気呵成に進化してきました。アップル社はコンピューターにしても、iPhoneにしてもアップルウォッチにしても後発だ。しかしアイパッドもアイポッドも交えて、その互換性・相乗効果は目を見張るものがある。 アップルウォッチを巡っては、血中の酸素濃度を測る機能が米医療器具メーカーの『マシモ』の特許を侵害しているとして、米国貿易委員会(ITC)が10月、『アップル』に対して生産国からの輸入禁止命令を出していた。「新年を迎える前に、アップルウォッチの全ラインアップを戻せることをうれしく思う」。アップルは21日から順次販売と休止していた新製品『シリーズ9』と高性能機種の『Ultra2』について、27日に店頭での販売を再開した。 これは米政府が12月26日にITCの決定を覆すことを見送るとアップルは米連邦巡回訴訟裁判所に不服を申し立てた。法的手続き中は、禁止措置を停止するように主張した。同裁判所は27日、アップルの主張を認め輸入禁止命令を一時的に差し止めて再販が可能になったわけだが、全面解決ではない。紆余曲折を繰り返しながら、これからの進化は進むと思います。 同時にこのまま進化が進むと、やがて人は測定結果にすら文句を言って、こんな結果を出したアップルウォッチが悪いとまで言いかねない。私はシリーズ8のアップルウォッチを利用していますが、一番の評価は『睡眠』結果。アルコール摂取をやめて、自分の身体の状態を知りたいとアップルウォッチを買ったのですが、『心肺機能』はさほど気にしていません。血圧や体温の結果表示機能もありますが、今のところ『半自動』と言ったところで、一部数値は手入力です。 私はこの程度の機能で満足です。酸素濃度は別に測定器を持っていることから、アップルウォッチで取り込まなくても別に支障はありません。願わくば『血糖値』が、針を刺さずに測定できるようになったら嬉しいですね。しかしこれらはすべて禁煙やアルコール摂取をやめての話しであって、これなくして語るむなしさよ。でもね、若者にはタバコもアルコールも興味なし層が広がっていることも事実だ。大麻や覚醒剤の影響を私は知らないのだが。 |
2023,12,29, Friday
何のことかまったく、想像がつかないという読者も多いと思います。米新聞社最大手の『ニューヨークタイムズ社(NYT)』は27日、自社新聞の記事の無断利用で著作権を侵害されたとして、対話型人工知能(AI)の『チャットGTP』を開発した米新興企業オープンAIと資本提携先の米マイクロソフト(MS)を相手とって損害賠償を求める訴訟を、ニューヨークの裁判所に起こした。
ニューヨークタイムズ社(NYT)によると、米主要メディアがAI開発企業を著作権侵害で訴えるのは初めてだという。訴えによると、チャットGTPや、マイクロソフト(MS)の対話型AI『コパイロット』がニューヨークタイムズ社(NYT)の記事を許可なく学習し、詳細な要約や抜粋を回答することによって、購読料や広告収入が損なわれたと主張している。 この類いの問題は、やがて顕在化すると私は考えていました。余りにもローカル色豊かなテーマの検索では、小欄までも一部が引用されていて、『会長日記』からと書かれていることもある。世界中で公表された記事や写真は、対話型人工知能(AI)が記憶して注文に応じてそれらの記事をピックアップして回答することで、利便性を提供している。そのソースは、ニューヨークタイムズ社(NYT)などの大手新聞社の記事だ。 ここで感違いが発生するのだが、新聞などの記事は発表されたあとも著作権がつきまとうのだ。いつまで保護されるのか法的根拠は知らないが、30年とか50年とかの長期にわたると考えています。一方その新聞を有料で買い取った読者は、記事等の転載は代金を払ったのだから自由だと考えそうだが、これも著作権侵害に当たります。個人的利用なら許されるだろうと、小欄も最少限度で使わせてもらっています。 こうして俯瞰すると、この問題はニューヨークタイムズ社(NYT)だけに留まらず、全世界の新聞雑誌出版本の著作権が改めて問われることになりそうです。一方日本新聞協会は、日本の著作権法が対価を払わずに無断で生成AIに学習させることを認めていることに懸念を表明し、早急な法改正を検討するように求めている。確かに日本では、著作権などの知的財産に対してはあまあまです。 オープンAIは、「私たちとNYTの対話は生産的で前進していただけに、今回の提訴は驚き失望している」とコメントしている。どの位の対価を支払うか、これは予想がつかない。有料だとしたら大変な金額になり、生成AI(人工知能)の進化を阻害することになるだろう。だから著作権を認めないとしたら、これまでの100年の歴史を捨て去ることになりかねない。 インターネットが世に出た頃、新産業革命と呼ばれたが今日のように、メディアのようなコンテンツ(情報内容)の作り手と生成AI(人工知能)が持続可能な形で共存する道はあるのだろうか。何と呼ぶようになるのだろうか。最適解を探る動きが、加速してきたように思います。 |
2023,12,28, Thursday
仏生山地区コミュニティ協議会広報委員会からの、第199号(2024年1月号)が届きました。その中で報じられている『子どもたちのために校庭に新しい遊具をつくろうプロジェクト』の募金活動経過報告で、20日までに1,944,103円が集まったと書かれていました。目標は500万円です。町内には気の早いせっかちな住民が何人かいて、良いことなら即やろうぜという雰囲気を醸し出しています。
ここで紹介している『仏生山小学校内こども遊具』の改修募金も、高松市&高松市教育委員会からの予算が付かないと判断したプロジェクトチーム(高橋和巳前校長が代表)が、であるならば自分たちみずからが寄付金を集めて一日でも早く新しい遊具を設置しようと動き出しています。新型コロナウィルス感染症の3年間は、大人にとっても貴重な3年でしたが、こども達にはかけがえのない期間だったわけです。 中学生なら、入学から卒業までが3年間です。小学校でも前後半が3年です。そのためプロジェクトチームは、一目散に駈けだしています。今の6年生は春には卒業します。高松市&高松市教育委員会のやるべき事業は陳情に留めて待てば良いという意見もありますが、そんなことやっていたのでは、五年生も四年生も卒業してからになりかねません。 この先は、義務教育だからすべて市に委ねたら良いという時代ではありません。国県市共に金がなく、予算も人件費や運営費が中心で新規購入や設置には金がまわってきません。塾もそうです、学習は学校教育で十分なはずですが、それを補う学習塾もあればより良くなります。町内のシンボルの小学校に、笑顔と歓声が欲しい。 このように『みずからのことは自己犠牲も』という考え方は、仏生山コミュニティセンターの駐車場拡張事業でも発揮されました。『特定非営利活動法人仏生山魂再開発フォーラム』が中心になり、町内外からの浄財を集めて土地の買取を所有者から行い、それを市に寄付しました。今は高松市が、造成工事中であります。暫定使用から、次年度予算では立派な駐車場が完成することでしょう。 後日談ですが、所有者から市への寄付体制が整うまで一時的に取得したNPO法人に、県税事務所は『不動産取得税』を課税非課税と迫ってきました。事前に通達していたため一時課税保留になっていましたが、改めて非課税申請書を書けと言うのです。われわれも汗をかいているのです。金を出さないばかりか、申請書に現場写真とか土地謄本を添付せよと言う。自分たちで段取りせんか、謄本も『公用』なら無料、現場写真も自分たち机を離れて仏生山町へ来れば、今が撮影できます。 もう1作は『仏生山まるごと動物園』が、来年1月28日から『佛生山らぼプロジェクト』で始まります。次の機会にもう少し詳しく報告します。アクティブ仏生山町、遊ぶのも住むのもおもろいところです。 |
2023,12,27, Wednesday
高校ラグビー不毛の地とされている香川県、チーム数も2~3校しかなく、国内メジャー競技が数多ある香川県の中でも、冬の競技は別としても陸上競技の駅伝男女と指導者不足か県民性に合わないのか、高校ラグビー競技の戦績はよくない。ラグビーをやる選手は少ない。そのためか、第103回大会に勝利した『高松北』は、県内屈指の常勝チームではありました。
香川県立高松北中学校・高等学校(かがわけんりつ たかまつきたちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、香川県高松市牟礼町牟礼にある公立中学校・高等学校。併設型中高一貫教育を行っている唯一の公立学校です。学校は高松市内の北東部、五剣山(八栗山)と源氏ヶ峰の南麓にそびえ立っています。1983年に、高松北高校として創立。2001年には香川県初の県立中学校である高松北中学校が併設され、中高一貫校に移行しました。 私の肌感覚では、新しいことに挑戦する校風があり、特筆されるのは『フェンシング部』です。県内唯一のフェンシング部ですが、今ではオリンピック競技メダリストを輩出し、野球部も実力を付けています。私は高松北では、前校長・国木健司校長の存在を強く意識していました。公益財団法人オイスカ四国研修センターの海外留学生とも交流をし、生徒の視線を世界に広げています。 さてラグビーですが、私はラグビーオタクで大学ラグビーからですが、今でも競技場に足を運ぶほどです。その中でも高松北の存在は勿論意識していましたが、初勝利を48-3で倉吉東(鳥取)から勝ちとりました。第103回全国ラグビー大会は27日、51チームが参加して東大阪市の花園ラグビー場で開幕し、1回戦9試合が行われ、県代表で2大会連続15度目出場の高松北は、2大会連続13度目出場の倉吉東に勝利しました。 香川県勢としては、2001年の坂出工以来22年ぶりの2勝目を挙げた。しかし15人で挑んだ高松北は、試合中に負傷者が出て登録選手の人数が不足し、規定により2回戦の棄権が決まった。残念無念、何とも悔しいのですが、競技規則だから仕方ない。それにしても2回戦をやらせたかった。というのも得失点です。 前半を24-3、後半は24-0と完璧に倉吉東をペナルティーキック1本の3点に押さえた。試合は観ていませんが、高松北の完勝でした。『たられば』を言うときりがありませんが、何とも次が観たかった残念です。 |