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第96回東京箱根間往復大学駅伝競走大会往路
正月の楽しみは、目が覚めたら中継が始まっている「箱根駅伝」です。今日2日は、東京・大手町から神奈川県箱根町までの5区間、107.5㎞に関東陸連登録の20校と、オープン参加の関東学生連合を加えた21チームが参加して行われ、青学大が5時間21分16秒の新記録で2年ぶり4度目の往路優勝を果たした。

戦前の予想では、東海大の二連覇か、帝京大、駒沢大、東洋大が有利とか言われていましたが、青学大原晋監督率いるチームが、また箱根に帰ってきた感がする。母校明治大も、善戦して5位に入り、まずは来年へのプレゼント「シード校」の10位までに入ってと祈るばかり。昨年の11月の予選会で3位、単純に考えて13位より上なら御の字だが、5位は予想以上の善戦。

話しは飛び、手前味噌で申し訳ありませんが、昼からのラグビー全国大学選手権でも、2連覇を狙う明大(関東対抗戦1位)が東海大(関東リーグ戦1位)を29-10で打破し、11日の決勝で、早大と再度戦うことになりました。新国立競技場が、その舞台であります。もう一つの話題は、筑波大が26年ぶりに箱根に帰ってきます。筑波大の前身、東京高等師範は、100年になる箱根駅伝の第1回覇者です。

NHK大河ドラマ韋駄天の主人公金栗四三が、「五輪で日本選手を強くするためには長距離、マラソン選手を育成することが必要」との発想で、箱根大会創設に尽力したのは、テレビで観るとおりであります。1920(大正9)年2月24日の第1回大会には、東京高等師範、明治、早稲田、慶応の4校が出場。他の大学へも声がけしたモノの、10名の選手が集まらなくて断念したようだ。

ここからは四国新聞で知ったのですが、優勝したのは金栗四三の母校・東京高等師範。箱根山を走り区間賞を獲得し、総合優勝に貢献したのが香川県宇多津町出身の大浦留市さん(1896~1989)だと書かれている。その年の、アントワープ五輪選手にも選ばれた。「嘉納治五郎、金栗四三という偉大な師の薫陶を受けた」と語った大浦留市さん。帰国後、宇多津町で開催した帰国報告マラソンに出場。

山田兼雄さんや塩飽玉男さんら五輪選手を輩出し、香川が「マラソン大国」と言われるようになった。とは言いながら、平成の時代でも「男女高校駅伝」では、常に後半に順位を付けている。私には、香川県が「マラソン大国」という印象はない。先の箱根駅伝でも、香川県出身のランナーは、一人二人。先輩たちがこれほど頑張っているのなら、DNAはあるはずだ。少なくてもそう信じて、指導者がまず発憤して欲しい。

戦後、大浦さんは私立高松女子商業高校(現・高松中央高校)の校長の時に、県内の長距離ランナーの育成に情熱を注ぐなど、長年、陸上競技の発展に貢献した。自身は80歳を過ぎてからも、雨の日も欠かさず高松市内をランニング。その元気な姿を記憶する人は多い。東京五輪が開催される今年、大浦さんや金栗の後輩、筑波大が26年ぶりに帰って来たが、結果は最下位に沈んだ。歴史だけでは、なかなか勝てない。

末筆に、今年9月5日(土)6日(日)の両日、明大校友会香川大会が行われる予定を報告します。全国各地から、400人ぐらいが高松へつどい「明治大学校歌」を何度か歌うことになります。お騒がせします。


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| 社長日記 | 12:43 PM | comments (0) | trackback (0) |
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