2023,08,31, Thursday
2023年は暑い夏でした。国内はもとより、北半球にある国や地域はこれまで経験したことがない異常気象に見舞われています。アメリカもハリケーンにやられて、中国、ヨーロッパも大火や大水反乱が多発しています。四国・高松は風水雪害が少なく、唯一の災害である『渇水』も、年初は取水制限にまで及びましたが夏場は早明浦ダムの貯水量も100%をキープして、見事な治水作業が出来ていて、災害がありません。
8月が過ぎれば私は夏が終わったと感じるのですが、この最高気温の記録更新が伝えられるなか、沖縄県那覇市と高知市が県庁所在地の中で唯一35℃に届かなかった二都市と言われています。沿岸近くが共通点のようです。逆に今年インターハイが行われた北海道は猛暑が続き、エアコンのない住環境で酷暑に苦しんだと、応援に駆けつけた県人の声を多く聞きました。 幼少の頃は、北海道は梅雨と台風がないと教えられていて、米の栽培もましてや日本酒の醸造など出来ないと聞いていたと記憶しています。勿論暖房には留意しても、冷房は眼中になかったのです。それが昨今、ホテルはエアコン完備ですが、その他は飲食店からタクシーまでエアコン設備がなかったようで、本土からの観光客は難儀したようです。そうなると讃岐路以上に、暑くて苦しんだと思います。 もう一つ今、動画投稿サイト『ユーチューブ』で話題になっているのが、広島県安芸高田市長・石丸伸二氏の動向発言。私もYouTubeが大好きで、噂を聞いて拝聴しました。旧態依然の議会運営に、1期目の市長が歯に衣着せない発言をしている。こんな首長がいるのかと、わが耳を疑った。議会と対立や政治家としてのパフォーマンスが得意な名古屋あたりの市長もいるが、似て非なものだ。 石丸市長が言う『地方の問題の本質』等々、こちらもコロナ後の新しいあり方ではないだろうか。決してコロナ禍が原因でこうなったというのではなく、時機を同じにしたと言うに過ぎない。こんな市長と市議の新たな関係が、高松市でも起こっているようです。小欄は、『旬・ローカル・褒める』ネタに限り日記として後世に残ることを意図して書いています。非難になるネタは、敢えて避けています。 安芸高田市の石丸伸二氏発言に比べたら随分穏やかなモノですが、一度取り上げてみたいと考えました。蛇足ですがユーチューブは、詐欺動画まで横行し始めたようですが、参考になる情報の宝庫です。私もITデジタルに馴染む意味で、100回の投稿をしました。簡単に誰もが無料で投稿できるのが特徴です。家庭のテレビに7千円ぐらいの装置を付けたら、誰でもYouTubeを見ることが出来ます。家電品店で購入してみたら。簡単に取り付けができます。 |
2023,08,29, Tuesday
週一で、屋島山頂まで歩いています。まだ1ヶ月ですから、大きなことは言えません。香西昇(元土地家屋調査士)氏が中心となって、数人で登っています。高松山の会のグループが、分母のようです。屋島はL馬場基尚が庭と称しているホームグランドで、ルートも数多くあるようですが、私は香西組に従うルートで歩いています。香西氏は、土地家屋調査士時代から私の先生であります。麺職人から宅建業に参入した私は、右も左も分かりませんでした。その時の師匠が、香西昇氏です。
地元仏生山町で、10年先に開業されていた吉川不動産の吉川社長に紹介されたのがきっかけでした。師匠が土地家屋調査士だったことが、その後のわが社歴の中でも、燦然と輝く判断でありました。何事にもこだわる姿勢が、私には輝いて見えます。山登りでも、創意工夫がされていてやはりこの範疇でも、まさに『先輩』であります。 そのグループですが、最近下山してうどんを食べに行きます。今日は標題の『あづまうどん』へ行こうとなって、初心者の私もお供しました。広大な駐車場、50台は由に及ばず県外ナンバーも散見されます。これほどの人気店、私は知りませんでした。雰囲気は、綾川町羽床上かまたまで有名な『山越うどん』に似ています。 店へと続くトンネル状の通路があり、その先が店先で、かなりの人が並んでいます。水曜日が定休日のようです。お店は大変活気があります。注文をとってくれる女性の快活で丁寧な言葉づかい。非常に好感が持てます。うどんメニューだけでなく、天ぷらも豊富です。天ぷらは今まさに揚がったモノが、出てきます。私は『ひやかけ』のうどんと、定番の『アジフライ』と『コロッケ』を注文し、PayPayで510円支払いました。 クーラの効いたお店の建物内にテーブル席が、テラス的な屋外にも屋根付きの数組テーブル席があります。いい雰囲気だったので屋外で食べることにしました。やや色が濃い目のダシです。色が濃いからといって、醤油辛いって訳ではありません。つけうどんの出汁が、薄くならないとは香西氏の感想。麺はツルツルしこしこ麺で、するりと通って来ます。手打ち麺で、加水量が多いのです。コシ的にも固すぎず、いい弾力の麺。これは、なかなか好みの麺です。確かに評判になるはずですね。 場所は『高松市前田東町340-1』、新田街道から東に入りしばらく道なり。『5分池』の西にあります。最寄り駅は『高田駅』、駐車場は借りモノかもしれませんが、34.2989009,134.1224707が駐車場の座標です。 |
2023,08,28, Monday
新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、高松商でも歓送迎会の自粛が4年近く続いていました。120年超の歴史のある高松商は、野球部の存在を中心に卒業生同窓会『紫雲会』(岡義博会長)、野球部OB会の『高商倶楽部』(山口富士雄会長)、高商野球部後援会(真鍋健彦会長)と組織が幾つかありますが、全てを統括する校長先生を中心として、よくまとまっています。OBが口出ししすぎて面倒な学校と言われているそうですが、中にいてそれは全く感じません。
そんな組織の共催する『歴代校長先生歓送迎会』が、28日(月)高松市瓦町の『仲見世』で開催されました。看板の通り、18代梶正司校長・19代渡邊浩三校長・20代山本主税校長の3校長が主人公ですが、17代中筋政人校長も参加されています。中筋政人元校長は、本校OBで公益財団法人高商奨学会の理事長でもあります。私学のような手厚い支援は出来ませんが、高商も古くから公立校として、自助努力を続けています。 私の周りでも奨学金をもらって高商に来たという逸材を、卒業後50年近くを経過し、友の口から出て驚くほど古くから支給が行われていることを知りました。彼らがいなかったら今の自分はないし、奨学金制度がなければ彼らも別の高校へ進学していただろう。金額の多寡でなく、『自分は評価されている』という自負心が、行動を駆り立てるのでしょう。 そんな私は高商の3年間、『高松栗林ライオンズクラブ』から奨学金を戴いていました。勉強や運動評価と言うより、母子家庭であることが選ばれた理由だと思いますが、それでも大勢の中から中学の先生が上手く作文を書いて下さり該当者となったことに感謝です。そのクラブの今年4月の60周年記念式典&祝宴委員長として、微力ながら多少の貢献が出来たのが、嬉しいことでした。在籍40年、もう思い残すことがありません。 話が逸れましたが、今年春に就任された山本主税校長先生ですが、先の香川県公立高等学校同窓会協議会の令和5年度総会で、小豆島中央高校の『櫂風』(かいふう)会長・葛西(くずにし)孝通氏から、「山本校長は小豆島出身で、中央高の宝でした。高商校長に転身しますが、宜しくお願いします」と言われたことを告げると、そこから葛西孝通氏の人となりが山本校長の口から披瀝されました。私と同じ、『かみさん敬愛主義者』のようです。 久しぶりの大宴会でした。私の左には白井美昭先輩(43年卒)が、右には吉田博先輩(40年卒)が、そして前には木村玲子先輩(40年卒)が鎮座されています。特に白井先輩はお元気で、L馬場基尚らと登山に興しています。私が今日の午前中に屋島へ登ったと言ったばかりに、その後は一方的な山談義に入ってしまいました。スイッチを入れてしまいました。 |
2023,08,27, Sunday
今年の讃岐路は、水瓶である高知県の早明浦ダムの貯水量が100%(平年値80.8%=26日現在)で、雨乞い踊りは必要ないのですが、今年は27日(日)に踊りが披露されました。毎年8月25日に開催が決まっているようですが、今年は5年に1度の総踊りの年で、27日の日曜日だった。午前中9時からは『滝宮神社』境内で、午後1時半頃からは『滝宮天満宮』で、11組約240人が奉納に参加しました。
午前は父親の命日(61回)の墓参りで見るに至らず、午後の部も人が多すぎて、結局見る気にならず早々に駐車場を出ました。一番多いのがカメラマン、この日も大勢のカメラマンでごった返しています。で私は帰ります。『滝宮の念仏踊り』が、2022年11月国連教育文化機構(ユネスコ)の無形文化遺産『風流踊(ふりゅうおどり)』として登録されてから、アマチュア撮影隊が増えているようです。私もそれを聞いて、今年初めてやって来ました。登録前は、日本の『重要無形民俗文化財』でした。 また滝宮天満宮は、菅原道真が国司として有名です。讃岐国司の任にあった菅原道真公が、大干ばつの折りに雨乞いすると恵の雨が降り、人々が喜び踊ったのがはじまりといわれています。菅原道真神話は、九州太宰府天満宮と同じです。滝宮天満宮は、仁和二年(886)から四年間讃岐の国司を努めた菅原道真公が、九州にて五十九歳で死亡したのをいたんで、当地に一祠(神を祀る小さなやしろ)を祭ったのが始まりとされています。 天満宮には、学業向上、入学試験合格を祈願する『勧学祭』をはじめ、毎年四月二十四日に行われる『うそかえ神事』や、毎年八月二十五日に行われる『滝宮の念仏踊り』などいろいろな神事があり、特に学問の神様として参拝客に親しまれています。『うそかえ神事』とは、この天満宮に限り行われている特殊神事です。社前でいただいた『ウソ』を真面目な心でお互いに取りかえれば、一年中しらずしらずのうちにおかした罪が祓い清められて、今までの悪しきことはみなウソとなり、よきに鳥かえるの意味で『うそかえ』といわれています。 境内ではそのウソかえる鳥が売られています。また今日は滝宮道の駅のも立ち寄りました。大変な人で、賑わっていました。 |