2025,07,16, Wednesday
政府は16日(水)、2025年上半期に日本を訪れた外国人客が前年同比21%増の推計2151万人余で、過去最速のようだと発表しています。4~6月に訪日客が宿泊や買い物に消費した額は18%増の2.5兆円余。1~3月と合わせると、最高4.8兆円ほどになると言う。ライオンズクラブ例会場は市内のシティーホテルですが、外国人客が普通にいます。地方都市にまで、外国人客の消費が確実に及んでいます。
円安に加え、一時的に7月5日の大災害被害説で香港や中国からの観光客が落ち込んだモノの、依然として中国からの訪日は多い。中国のように『反スパイ法』という極刑は日本にはない。訪日して石破茂首相(自民党総裁)の悪口を言っても、拘束されたりはしない。日本の警察公安は、外国人への関与はできたら避けたいと思っていて、積極的に拘束したりはしない。 隣国特に韓国からの観光客が最多で、中国・台湾と続くようだが、今年開催されている『瀬戸内国際芸術祭2025』(7月は休み)には、欧米人が多いとも聞く。いずれにしても10日程度の滞在で離日する観光客は、ある意味ありがたい。しかしこの来日外国人の増加でも、私の知る飲食店では「外国人への応対は(準備不足のため)出来ません」と断る老舗もある。 「常連客が来て下さればそれだけで十分です」という。通常の料理を出すだけで手一杯で、語学の勉強や相手国の文化や習慣を学ぶ間がないと言うのが建前で、その先に言いたいことがあるのかは分からない。こんな店は、スマートフォン(スマホ)で予約も出来ないし、勿論口コミの書き込みもない。本当の意味での『口コミ』だけになる。それでも由としている。 先の大阪・関西万博でも、オイスカ『四国研修センター』の研修生も、日本語が流ちょうに話せる人には、聞く人も群がる。翻訳機が発達しても、やはり口から発せられる言語は『言霊』とまで言われるようにエネルギーを持っている。私などは海外研修生と英語で会話が出来なく、彼らの必死の日本語に助けられているのだが、次のステップを目指すなら言語習得だろうと反省する。 また政府は、訪日客が大都会偏重になって地方都市には恩恵が少ないと言うが、地方はそんなに僻むこともありません。国内移動先は訪日客が決めることで、われわれがどうこう言うことではない。自然に任せれば良いのです。日本の自然を堪能する人に、人工の方向付けは迷惑だと私は思います。なすがままに。 |
2025,07,15, Tuesday
15日(火)13:15から、あなぶきアリーナ香川サブで、石破茂首相(自民党総裁)が参議院議員三宅伸吾候補の選挙応援で来高しました。私も総理就任来初めての生石破茂総理の意見を拝聴しに、会場に足を運びました。仏生山駅からコトデンを利用し、ドアtoドアで40分程度。今日の朝刊には、三宅候補の対抗馬『原田秀一候補(国民)が優勢』のように報じられていましたが、私も自民党員、選挙は下駄を履くまで分かりません。
高松商の関係からは原田秀一さんとは同窓生OB関係、町川ジュンコさんとは高松栗林ライオンズクラブで共にメンバーです。そして参議院議員三宅伸吾はよく知る仲、今回は珍しく投票先に迷っています。石破茂首相(自民党総裁)の考えが、背中を押してくれるかもしれません。いずれにしても生の石破茂総理の意見を拝聴する機会は、地方都市ではそう多くはありません。 石破茂議員が首相(自民党総裁)になる前には、いろいろな議連の会長としての石破茂氏にお目に掛かる機会も多かったのですが、首相就任後丁度私が上京する機会が減って、今日が初めての生石破茂首相です。石破茂首相は、確か首相選挙(自民党総裁選挙)に挑戦すること6度目。今度もダメかと思っているところに、舞い込んできた総裁の椅子でした。 ある意味40年になる議員生活で、能力があるが故に上を目指して5度(挑戦は4度不戦敗1度)跳ね返されて、やっと総理大臣の椅子を得たところ、アメリカトランプ大統領の横暴にいじめられている小国日本の総理大臣といったところか。先の選挙で衆議院は、友党公明党議席を加えても既に過半数割れ、参議院も今回の選挙で大きく負ければ、与党の過半数割れとなりかねない。 先の国会運営も、薄氷を踏む思いで野党と法案毎に共同を組み、苦労した石破茂首相だが、単独与党でドンドン突き進むより、立ち止まりその都度相手党の要望を法案に入れて、修正また修正で、9割以上の法案を通してきた石破内閣。石破茂首相独特の「睨み付ける眼光鋭い目」が国の内外で文字通り「睨みをきかせている石破」首相ではないか。 今日も開口一番「テレビで観るより怖くない石破茂です」と、場を和ませていました。あと投票日まで5日に迫ったこの時期の来高は、「いよいよ三宅ピンチ」と見るのか、「当選圏にいる」と見てのことか。いずれにしても全国有数の激戦区の一つには、間違いありません。町川陣営も頑張っていて、SNSで情報も来ます。参政党も、このところの世論調査では、支持者を増やしている様子。原田秀一さんを担いだ国民民主党香川県支部は、玉木雄一郎(民主)党首のお膝元。こちらもスキャンダル後の選挙で、負けるわけにいかない。 また立憲民衆党幹事長の小川淳也(香川第一選挙区)さんと組んで、何としても参議院議員三宅伸吾から椅子を奪い、香川選挙区で反自民の参議院旗頭を挙げようと相互に必死の形相だ。三宅さんが負ければ、私の支持する磯崎仁彦参議院議員も危なくなる。選挙というモノは、縦の糸と横の糸が微妙に絡み合って上手くできている。国会が衆参共に野党勢力になっても、地方はまだまだ自民党優位のねじれが生じる。 反自公政権誕生で、「仕分けのお仕置き」があったときは、地方も確かに困った。予定事業も数年遅れて、それでも結果的には目的を果たした。野田佳彦元首相も返り咲き、成長した見解を述べている。安倍晋三元首相も2度目の登壇で、歴史に名を刻むことにまで成長した。もう20年も前になるか稲盛和夫塾長は、『2大保守政党による日本国政治』を標榜し、実践活動もされたが雲散霧消、55年体制を崩すまでには継続しなかった。 今のこの現象をどう見たら、未来の歴史家から侮りを受けないか。『2大保守政党による日本国政治』は、やはり日本では難しいのか、殿様自治(1党支配)が日本人のショウに合っているようにも思う。外からの圧力で変わって来た日本、トランプ大統領がこれからの常識だとしたら、さあどうする、難しい選択を国民も、白黒つけなくてはならないときに来ているようにも思える。 ![]() ![]() |
2025,07,14, Monday
来年3月15日(日)に開催されるフルマラソン大会『かがわマラソン2026(日本陸上競技連盟公認)』の大会発表会が14日、香川県庁であり、県民優先枠2000人の受付を9月16日(火)から開始することを実行委が明らかにした。ふるさと納税の返礼品として500人分は準備ができ次第、一般枠7200人は10月6日(月)から先着順で受け付ける。
参加枠は総勢1万人で、参加料は1万4千円、ふるさと納税枠(香川県300人・高松市100人・綾川町100人=寄付金5万円)の活用も考えられている。主催者としては参加枠定員を下回ることが一番の心配の種で、この種の大会としては破格の優勝賞金100万円を予定している。別に高松ファンランの3キロコースと1キロコースを、小中学生及び保護者ペアー用に設定している。 コースは、高松市サンポートの『あなぶきアリーナ香川』を発着点とし、中央通りや特別名勝栗林公園を経て、綾川町の国道32号・北条池付近で折り返す。フルマラソンの公認コースは、42.195キロと決まっていて、折り返すにしても20キロ以上の道路警備が必要だ。先週は高松市がトライアスロンを主催したが、これとは距離が違う。警察関係者には苦労をかけるが、都市の顔としてフルマラソンの開催は意味がある。 私も、初めてのことだし冥土への土産として沿道の応援に出ようと考えています。応援はかたまりになってやる方が良いので、折り返し地点前後で『オイスカ四国研修センター』の海外研修生や職員、高松・綾川・坂出・中讃の各推進協議会会員の参加を募りたいと考えています。また研修センター(美馬幹晃四国研修センター所長)では、大会運営ボランティアとして付近の『給水所』の設置にも一役を担うようです。 マラソンと言えば、オイスカ四国研修センターから、毎年『おおさかマラソン』へ参加者をカンパで出しています。日程が重なることからどうなるか分かりませんが、いずれにしても研修センターがある綾川町活性化のために、オイスカも協力します。「木を植えながら人を育てる」組織だと、私はオイスカのことを端的に説明します。穀を得るは1年のケイ、木を植えるは10年のケイ、人を育てるは100年のケイとオイスカでは言いますが、いずれも長く続くことを願っています。暑いときに冬のイベントを考えるだけで、ほんの少し清涼感を感じます。 |
2025,07,13, Sunday
香川県丸亀市にあるレジャー施設『ニューレオマワールド』の、ウオーターパーク、早い話が淡水プール群ですが、流石中四国一円から人を集めている『ニューレオマワールド』。ただのプールじゃありません。いろいろの仕掛けで、子供も大人も楽しめるプール群です。最近まちなかのプールもなくなり、小中学校のプールも使わなくなったりしています。高松でも市民プールが、なくなったのかな?
『ニューレオマワールド』は、1991年4月20日、瀬戸大橋の開通後を見越して大阪の資産家大西氏主導で開園した『旧レオマワールド(1991–2000)』が母体です。開園当初は240万人超の来場者を記録するなど賑わいましたが、その後徐々に減少。2000年8月に、無期限休園となりました。1988年瀬戸大橋が開通し、1989年には高松空港が今の位置に開港し、一大観光ブームで沸き立ちました。10年経たないうちに、与島も高松健康ランドもそうですが、レオマも急激に観光熱がしぼんでしまいました。 休園から約3年半後、2004年4月11日に旧レオマ跡地を地元企業(加ト吉=現テーブルマーク、マルナカ、おもちゃ王国など)が買収し、合同会社香川県観光開発が事業主体として「ニューレオマワールド」を開園 。ニューレオマワールド(2004–2010)ですが、初年度の入園者数は約160万人を記録したものの、2年目以降は約95万人に減少 。 2010年5月、テーブルマークが運営見直しを決定し、大江戸温泉物語が経営権を取得 。同年7月17日に再々オープン。旧「おもちゃ王国」エリアは複数劇場を中心とした「レオマ元気ワールド」などに刷新 。パレードや劇場公演、フリーパス導入など、エンタメ強化に全力を注ぎ、利用者数を改善へ導きました 。 ここでまた経営が変わります。「ホテル レオマの森」「レオマウォーターランド」「オリエンタルトリップ」「レオマ花ワールド」「レオマ光ワールド」など多彩なゾーンを整備したレオマリゾートへ進化(2010以降)していきます。そして2015年以降、250万球イルミネーションなどで国内イルミネーションアワードを連続受賞。施設名も"レオマリゾート"へ刷新し、温泉やホテルを含む滞在型観光へと進化中。その一つがウオーターパークとなっています。 今日ではアトラクション、ホテル、温泉、ウォーターパーク、オリエンタル巡り、花とイルミなど、家族連れからカップル、三世代旅行まで支持される規模のレジャー施設へと変貌を遂げています。今後も「100年先も、この場所に」のコンセプトのもと、地域のランドマークとして進化を続けるでしょう。 私は、1991年オープン当初のレオマを知っています。今日は孫に引かれて、ウォーターパークへやって来ました。大人3人子供2人で、3万円(弁当持ち込み)ぐらい払いました。一般家庭のサイズですが、結構掛かりますね。夏休み前だからまだ人は少ないとのことですが、ホテルにはどんどんバスが入っていました。孫との楽しい時間でしたが、ついつい余計なことが気になる悪い癖です。紆余曲折ありましたが、香川県にはどうしても必要な総合レジャー施設です。残って欲しいモノです。 ![]() ![]() |