2023,06,24, Saturday
標題の抽選会が23日、高松市の穴吹学園ホールでおこなわれ、出場38校の対戦カードが決まった。抽選会には各校の主将や部長らが出席。シード4校(高松商・志度・英明・丸亀城西)をあらかじめ所定の位置に振り分け、残る34校が予備抽選順に本抽選に臨んだ。選手宣誓は、希望する21校の主将で抽選し、坂出商の西山晴琉主将が引き当てた。希望者でと言うのも、面白い。
大会は7月8日(土)、『レグザムスタジアム(高松市生島町)』で開会式と1回戦2試合を行って開幕。予定通りなら19日までに8強が出そろい、20日休日を挟んで21(金)、22(土)の両日で準々決勝、23日休日24日(月)に準決勝、25日休日で26日(水)午前10時から決勝を行い、勝者が甲子園への切符を手に入れる。試合の一部は、『レグザムBP丸亀』でも行われる。両球場とも一般公開で、入場料600円。 Aゾーン第一シードの高松商は初戦が『高松一』で、中西太先輩の弔い合戦となり、往年の中西選手がそうであったように、高松商には牙をむいてくる。頑張ってここで勝利すると、2回戦は『寒川』となる。ここも、決してあなどれない。運良くAゾーンを征すると、Bゾーンからシード校の『志度』になるかどうか分からないぐらいの激戦区。ここで勝利したら、いよいよ決勝戦で相手は『英明』でしょう。 高商倶楽部の山口富士雄会長も、過日の紫雲会大阪支部総会で予想を聞かれ、「英明次第」と断言していた。7月8日(土)には東京支部の総会でも、恐らく同じ見解を述べると見られている。高商倶楽部は野球部OBで組織され、日頃の練習から練習試合まで恐らく全部観ている。だから山口富士雄会長の一言一句に、OB会もマスコミにも注目が集まる。 どこでどうなるか分からない高校野球ですが、OB会紫雲会では甲子園出場に向けて準備を始めています。出場決定から甲子園大会まで時間がないので、申し訳ないのですが『甲子園大会出場』を前提に、募金委員会の動き等、第1回の会合を終えました。更に24日通常開催の『理事・評議員会』の議案の一つにも取り上げられていました。 連続出場となれば募金熱がどうしても下がりますが、私学の予算に対して公立校高松商のそれは決して潤沢とは言えません。大口募金が減少する中、大勢から薄く頂戴する戦略をわれわれ世話役も考えています。取らぬ狸の皮算用にならないように、長尾健司監督・三好部長さん頼みますよ。 ![]() |
2023,06,23, Friday
米沿岸警備隊は22日、1912(大正元)年だから111年前に沈没した英豪華客船タイタニック号の沈没現場を見るツアー中に、行方不明になった潜水艇『タイタン』の破片を海底で発見したと明らかにした。結果論では、カナダ東部沖の北大西洋で18日に連絡が途絶えた前後に、潜水艦を探知する米海軍のセンサーが、その直後に同じ海域で破裂音を検出しており、その際水圧で潰されたと思われる。
連絡が途絶えた後、米英仏加から捜索隊が出て必死の探索を続けた。カナダの船舶が輸送した無人探査機が22日午前、水深3800メートル付近に沈んだタイタニック号から、約500メートル離れた場所でタイタン号のモノと思われる五つの破片を見つけた。居室を水圧から守る設備も、含まれていたと言う。遭難現場は大陸から遠く離れていて、英豪華客船タイタニック号の沈没時と同じように手の施しようがなかった。 報道では海中からの音が、30分ごとに聞こえたと言う吉報もあったが、いずれも間違いと言わざるを得ない。海底での捜査は、今回のように探査機でダイレクトに見るしかないが、それまでは音に頼ることになる。カナダから700キロ、米国から1400キロも離れている。船での捜査には、時間的制限があった。 昨日ある会合で、『暗殺計画』があったという怪情報が飛び交った。噂の範疇を出ないが、乗船客が富豪だったというのが根拠のようだ。ツアー会社の最高責任者(CEO)が潜水艇の操縦士を務め、英国人の実業家とフランス人の海洋専門家、パキスタン有数の財閥一族の親子2人を乗せていた。CEOは、111年前に沈没したタイタニック号の子孫だという。皮肉な巡り合わせとしか、言いようがない組み合わせだ。 『タイタン』はあくまでも実験船で、商業船ではなかった。造船後3年が経過しても正規の手続きをせず、実験船のまま潜水を重ねていた。水深が4000メートルともなれば、水圧が400倍かかる。特別な船でなければ、英豪華客船タイタニック号沈没現場を見に行くことは出来ない。私はミッション(使命)で行くのならともかく、観光で行くのには抵抗が大きい。 映画『タイタニック』の監督を務めたジェームズ・キャメロン氏は、「周囲から何度も警告を受けたにもかかわらず、月の見えない視界不良の夜、船長は全速力で船を航行させ氷山へ突っ込んで事故に遭遇した」と指摘。タイタンにも安全性を疑問視する声が上がっていたことから、「皮肉なことだ」と述べたらしい。 人間の力など自然界のそれに比べたら、微々たるものだ。宇宙もそうだが深海も、人間が来るのを拒んでいるようにすら見える。それでも行くのだから、人間の欲望は限りなく大きい。この犠牲が、新しい人類の一歩になるとは、とても思えない。さりとて起こってしまったこと、ご冥福をお祈りします。 |
2023,06,22, Thursday
『オイスカ・インターナショナル』は、「すべての人々がさまざまな違いを乗り越えて共存し、地球上のあらゆる生命の基盤を守り育てようとする世界」を目指して1961年に設立されました。現在41の国と地域に組織を持つ、国際協力NGOです。
また『公益財団法人オイスカ』は、1969年に『オイスカ・インターナショナル』の基本理念を具体的な活動よって推進する機関として生まれ、主にアジア・太平洋地域で農村開発や環境保全活動を展開しています。特に人材育成に力を入れ、オイスカの研修を終了した現地の青年は、各地で地域開発に取り組んでいます。国内では、農林業体験やセミナー開催などを通して啓発活動を積極的に進めています。 そしてオイスカ四国支部は、1993年4月に佐藤忠義初代会長(四国電力相談役)の素晴らしいリーダーシップのもとで誕生し、現在は四国四県の9つの推進協議会と香川県青年会で構成され、植林では国内の『山林SUN体験植林』、海外での『子供の森計画』に初年度より本格的に取り組んでおり、これらの活動は、各推進協議会、四国研修センターと緊密に連携しながら行っております。 2023年6月22日ユープラザうたづ『ハーモニーホール』において、午前中に『坂出推進協議会総会』と『香川県青年部総会』を、午後から第13回四国支部幹事会と立て続けに開催し、会場を合理的に利用しています。こんなところにも、オイスカ精神の一端が具現化されています。泉雅文四国支部会長の機関誌『30年のあゆみ』に寄せた文章の中にも、オイスカも企業と同じに『ヒト・モノ・カネ』が重要な経営資源だと書いています。 『ヒト』は、職員、研修生、会員の皆さま、『モノ』は研修センター、オイスカ憩いの森等の有形にモノのほか、伝統文化価値観なども考えられます。そして『カネ』ですが、結局は資金がなければ思うままに活動が出来ません。『カネ』は会員数に比例しますので、会員増強が最重要ですが、様々な工夫を凝らして資金づくりすることも重要だと思います。 今日の一連のイベントでも、特に記念講演会『地球環境を考えるトークイベント2023in四国』では、2014年から中央アジア・ウズベキスタンでも漢方薬の栽培を行いながら、緑化を進めているオイスカアラシャン砂漠生態研究研修センター所長・冨樫智(とがしさとし)氏らの「世界の砂漠化を止めよう」講演とディスカッションは、海外活動PRの一環だが、オイスカ運動そのもののようです。 ディスカッションはファシリテーターに林久美子本部担当を、コメンテーターに長宏行海外事業部担当部長をあて、短時間ではありましたが、オイスカ海外事業の最先端を紹介し、協力を御願いするものでした。このためウズベキスタンの『ムクシャクジャ アブドゥラフモノフ』駐日大使も臨席されて、熱心に耳を傾けていました。と言うのも、大使は17年間北海道に留学された『道産子』でした。 本年は日本と中央アジア・ウズベキスタンの外交関係樹立30周年の節目でもあり、同国と日本のまた『四国研修センター』との絆を感じながら、ウズベキスタンからの研修生『ジャンボ』(29歳=大学院博士課程)が『四国研修センター』に来ている縁も感じます。 ウズベキスタンのアラル海は、過度の灌漑が原因で60年前の10分の1ほどまでに耕作面積が低下。干上がったアラル海の湖底には、塩が白く浮き上がっている。この問題の土地に、オイスカは木を植えています。冨樫智氏も漢方薬の栽培が軌道に乗り、緑化が一気に進んだと振り返っています。木を植えてその成果が目に見えるようになるまで、10年はかかります。高価流通する漢方薬の栽培の儲けが、植樹のエンジンになっています。 オイスカにはカネがありませんが、『知恵』があります。困難と言われている課題を、10年かけてモノにしています。宮城県名取の海岸林プロジェクトも10年で、一番の成果を出しています。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
2023,06,21, Wednesday
過日、市内香西西町の香西昇氏を訪ねた。40年前不動産業務に携わるようになって、最初に教えを乞うた業界の師匠であります。今は土地家屋調査士を廃業されて、『釣り』はやめたと言っておられたのですが、『登山』は継続中と前から聞いていました。私も里山登山と海釣りをやっていたのですが、前者はほとんど休止中です。師曰く訪問は『10年ぶり』でしたが、思うところがあってアポ取り後、出かけて行きました。
一つは釣りの糸の結び方の指南、もう一つも結び方ですが、人命救助の際に貰ったロープを自らの身体に結び、曳いて貰う際の結び方です。これはアマチュア無線をやっていた頃にも消防職員から、その後も香西昇氏から学んだのですが、身に付いていません。『結び方』を学びに、香西邸を訪問しました。あの頃の、土地家屋調査士事務所を解体し駐車場となっていました。 ところが案内された部屋は、以前にも増して作業場化した空間が広がっていました。廃業されても、その精神は何ら変わることがありません。ただ追求するのは、求積面積ではなくて『里山登山』のより安全登山の方法でした。これには今さらながら、香西昇と言う人間の真髄を見た思いがしました。ほんの2時間ほどでしたが、余すところなく影響を受けました。 師曰く、『70歳過ぎた男女数人が安全に登山する』ことを科学しています。過去に私が連れて行って貰っていたのも『里山』ですから、目指すところは変わりません。やり方が違うのです。私は大学入学と同時に、『ワンダーフォーゲル部』の門を叩きました。中学校くらいまで、サイクリングやキャンプなどに親しんでおりました。ところが高校でやっていませんから、全くの初心者と同じです。 香西昇氏のやり方は、地図やコンパスを用いて登山計画を作る『明大ワンゲル式』で、流石にその頃のように気象通報(気象庁が、文字数字情報および図形情報のかたちで、有線・無線通信等あるいは報道機関の協力によって行う。)を短波キャッチして天気図に落とす作業はありませんが、現代社会の寵児を活用しています。 それがスマートフォン(スマホ)にダウンロードした、『YAMAP』と『山レコ』のアプリ。改めてパソコン教室でスマートフォン(スマホ)の使い方を学ぶ私です。これにははまりそうな予感がしています。登山も嫌いではない、機械歩きは毎日少しはやっています。IT・デジタル技術活用も、この先死ぬまで避けて通れない自分への課題だと考えています。 幸いなことに、週一のトレーニング登山参加の許しが出ました。仲間の賛同が得られたそうで、来週からやってみます。靴は前のを廃棄したところで、新しいのを買いました。加えて『文明の力・YOUTUBE』にいろいろな解説があります。91歳までの人生、後20年をどう生きるか、次のステージの階段がここかもしれません。まずは、やってみます。 |