全国的に騒がれている『マイナンバーカード』トラブル、ある組織の解散で理事長個人の印鑑証明が必要だと言われ、近くのコンビニエンスストア(コンビニ)で、私の印鑑証明書の取得をやってみました。初めてのことで、店員さんに聞いてみても「はじめてでわかりません」と、外国人店員さんに言われて、覚悟を決めて自分のマイナンバーカードを取りだし、画面に置いてみました。
ディスプレーのサービスメニューから、『公共サービス』を選択する。「マイナンバーカード」を指定の場所に置きなさいと画面が指示する。それに従ってカードを置くが、『読み込み中』のイラストが動くが、次のステージに移らない。待つこと30秒60秒、次へ動かないので再び最初からトライするが、やはりここまでで次の画面に移動しない。何が悪いのか、何かが悪くて成功しないのです。
幸か不幸かこのコンビニから、『瓦町駅FLAG』が目と鼻の先だ。そこの8階には、高松市の分庁舎がある。時間は午後4時半、近いので8階まで行ってみました。事情を話して担当者と面談をする。私の「マイナンバーカード」を提示し、彼は専用の読み取り機で中身を確認している。極めつけは、「暗証番号」は?
私は個人情報保護法など、行動を阻害する考え方はあまり好きでなく、この世で生きていくためにはある程度の個人情報の開示も必要だと考えています。しかしここでの暗証番号の聞き取りは、「おいおい」と言いたくなる。それでもここへ来た理由を思いだしたら、素直に『暗証番号』を伝えました。結果「マイナンバーカード」に問題はなしの判定が出来ました。
ここで選択です、再度コンビニへ行って「マイナンバーカード」で印鑑証明書の取得をするか、ここで取得申請書を記載して「マイナンバーカード」を身分証明書として使うか。交付代金は、前者が250円で後者が350円だという。その差が100円なら許せるのですが、紙に書いて申請するのでは能がない。覚悟を決めて、再度コンビニへ行くことにしました。
結果から申せば、私の操作ミスでした。端的に申せば、「マイナンバーカード」を機械に置く位置を間違えていました。同じような受け皿が2つあり、置く場所を変えてみたら次の画面に移動し、最終的にコンビニエンスストア(コンビニ)で印鑑証明書の取得が出来ました。出てきたモノは偽造防止等の手当てがなされていて、当然のことですが遜色のないモノです。「マイナンバーカード」の中身が正しいという実証が出来て、私もコンビニで強気に行動が出来ました。
感想としては、『慣れ、経験』だと思います。「マイナンバーカード」の瑕疵が大きく喧伝されていますが、有史らいの大革新の「マイナンバーカード」。多少の齟齬はありますよ、提供する側も受ける側も、慣れることです。今さら廃止など、考えるのはきちがい沙汰だと思います。
ここまで書いて、コンビニでも系列の機種によっても違うのかと思い、確認に行きました。案の定2つの機械は異なり、今となっては「なるほど」と合点しました。私が間違ったのは上の機種で、左の白い大きいところに最初「マイナンバーカード」を置いて、苦戦しました。正しくは、右のマークが小さな受け皿が正しい置き場でした。