「松野さんのブログを期待しています」と、壇上のL渡辺正司に2度も言われて、嬉しいような恥ずかしいような、彼も小欄の熱心な読者の一人です。来期になりますが来月7月から、私流の解釈ですが、ライオンズクラブ界の知事(リジョンチェアパーソン)に就任されます。既に2015~2016に、業界の市長(ゾーンチェアパーソン)を経験済みです。所属が高松北LCで、高松周辺のクラブでも比較的若いクラブです。
高松市内のクラブでも老舗は誕生から65年に達し、会員の高齢化も顕著で、それでいて若者の新入会も儘ならず、全体的に組織の停滞化が否めない。世の中の景気も停滞し、大企業の財務諸表の大幅改善&賃金アップが喧伝される中、中小中堅企業は16両の新幹線の後尾車両で、先頭がU字曲線の裾から抜けて上昇傾向になっても、中小中堅企業は今からどん底へ向かう。そんな景気が今だと、私は考えています。
さてゾーン年次報告会ですが、今年のL鏡原勲男(高松玉藻LC所属)が主催し、4ゾーンの6クラブを束ねて『合同例会&交流会』として、高松国際ホテルを会場として1日18時30分から開催されました。新型コロナウィルスへの対策が大きく変わったのは、つい最近5月の分類変更からで、それまでの約1年間は、手探りの運営だったと思います。
過去には合同運動会&家族会のスタイルでの開催もありましたが、20年前頃からこうしたホテルでの報告会スタイルにかわってきたように思います。またある意味、1年間指導頂いたゾーンチェアパーソンへの慰労をする日でもあります。同時に次期ゾーンチェアパーソンら地区役員を激励する機会でもあります。
4R4Zゾーンチェアパーソンは、高松市内のライオンズクラブが結成順に1年間担うことになっています。結成順は、高松玉藻・高松栗林・高松屋島・高松紫雲・高松空港・高松北となっています。従って次の登板は、高松栗林LCのL佐久間勝が就任します。まだ高松空港・高松北がクラブ結成直後でやむなくパスすることもありましたが、20年を経過する今では逆に老舗がパスする可能性も帯びてきました。
失礼ながら高松玉藻LCは会員が8名、今年のL鏡原勲男が万一パスとなれば、代役は高松栗林へ来ます。結成60周年記念式典を迎える栗林に、ゾーンチェアパーソンを輩出する余裕はありませンでした。その意味でもL鏡原勲男は、『お助け人』であり今日の報告会の開催に異論は全くありません。ひたすら感謝、お代官様の仰せの通り従います。
さて次期ゾーンチェアパーソンは高松栗林のL佐久間勝で、こちらは地区委員も経験しているベテランですが、その上の4Rリジョンチェーパーソンはこちらもローテーションですが、22クラブを束ねることになります。この役が冒頭に出てきたL渡辺正司。既にゾーンチェアパーソンを経験されていて何の心配もありませんが、ライオン界にあっては若者です。
本人は至って謙虚で、ローテションで決まったクラブの責務を全うする決意で臨んでいますが、私は「楽しみまい」とアドバイスしています。息子の渡辺和大さんは、高松商から慶応大野球部へ投手(1年)として新天地を手探りで進んでいます。父もまた経験したことのない世界を覗こうとしています。親子懸命に未知との遭遇、楽しんで下さい。ライオンズクラブは、そうした舞台でもあります。