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オイスカ四国支部創立30周年記念式典&特別講演会
『オイスカ・インターナショナル』は、「すべての人々がさまざまな違いを乗り越えて共存し、地球上のあらゆる生命の基盤を守り育てようとする世界」を目指して1961年に設立されました。現在41の国と地域に組織を持つ、国際協力NGOです。

また『公益財団法人オイスカ』は、1969年に『オイスカ・インターナショナル』の基本理念を具体的な活動よって推進する機関として生まれ、主にアジア・太平洋地域で農村開発や環境保全活動を展開しています。特に人材育成に力を入れ、オイスカの研修を終了した現地の青年は、各地で地域開発に取り組んでいます。国内では、農林業体験やセミナー開催などを通して啓発活動を積極的に進めています。

そしてオイスカ四国支部は、1993年4月に佐藤忠義初代会長(四国電力相談役)の素晴らしいリーダーシップのもとで誕生し、現在は四国四県の9つの推進協議会と香川県青年会で構成され、植林では国内の『山林SUN体験植林』、海外での『子供の森計画』に初年度より本格的に取り組んでおり、これらの活動は、各推進協議会、四国研修センターと緊密に連携しながら行っております。

2023年6月22日ユープラザうたづ『ハーモニーホール』において、午前中に『坂出推進協議会総会』と『香川県青年部総会』を、午後から第13回四国支部幹事会と立て続けに開催し、会場を合理的に利用しています。こんなところにも、オイスカ精神の一端が具現化されています。泉雅文四国支部会長の機関誌『30年のあゆみ』に寄せた文章の中にも、オイスカも企業と同じに『ヒト・モノ・カネ』が重要な経営資源だと書いています。

『ヒト』は、職員、研修生、会員の皆さま、『モノ』は研修センター、オイスカ憩いの森等の有形にモノのほか、伝統文化価値観なども考えられます。そして『カネ』ですが、結局は資金がなければ思うままに活動が出来ません。『カネ』は会員数に比例しますので、会員増強が最重要ですが、様々な工夫を凝らして資金づくりすることも重要だと思います。

今日の一連のイベントでも、特に記念講演会『地球環境を考えるトークイベント2023in四国』では、2014年から中央アジア・ウズベキスタンでも漢方薬の栽培を行いながら、緑化を進めているオイスカアラシャン砂漠生態研究研修センター所長・冨樫智(とがしさとし)氏らの「世界の砂漠化を止めよう」講演とディスカッションは、海外活動PRの一環だが、オイスカ運動そのもののようです。

ディスカッションはファシリテーターに林久美子本部担当を、コメンテーターに長宏行海外事業部担当部長をあて、短時間ではありましたが、オイスカ海外事業の最先端を紹介し、協力を御願いするものでした。このためウズベキスタンの『ムクシャクジャ アブドゥラフモノフ』駐日大使も臨席されて、熱心に耳を傾けていました。と言うのも、大使は17年間北海道に留学された『道産子』でした。

本年は日本と中央アジア・ウズベキスタンの外交関係樹立30周年の節目でもあり、同国と日本のまた『四国研修センター』との絆を感じながら、ウズベキスタンからの研修生『ジャンボ』(29歳=大学院博士課程)が『四国研修センター』に来ている縁も感じます。

ウズベキスタンのアラル海は、過度の灌漑が原因で60年前の10分の1ほどまでに耕作面積が低下。干上がったアラル海の湖底には、塩が白く浮き上がっている。この問題の土地に、オイスカは木を植えています。冨樫智氏も漢方薬の栽培が軌道に乗り、緑化が一気に進んだと振り返っています。木を植えてその成果が目に見えるようになるまで、10年はかかります。高価流通する漢方薬の栽培の儲けが、植樹のエンジンになっています。

オイスカにはカネがありませんが、『知恵』があります。困難と言われている課題を、10年かけてモノにしています。宮城県名取の海岸林プロジェクトも10年で、一番の成果を出しています。







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| 社長日記 | 10:29 AM | comments (0) | trackback (0) |
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