2023,06,04, Sunday
日本経済新聞の6月4日『グローバルアイ』に、標題の記事がありました。それ見たことかは、私の付け足しです。ベトナムの大量バイク用の電源を、ATMのように供給するネットワークが、ベトナムに登場した。東南アジアでは、2億4千万台のガソリン燃料バイクが走っているようで、これが動力源バッテリーを交換して使えるバイクに入れ替わると言う。
バイク大国ベトナムでは、そのバッテリーを交換する電動ロッカーが、ATMのように普及しはじめていると報じられています。アジア開発銀行(ADB)が支援する『セレックス・モーターズ』では、バッテリーなしのEVバイクが1000ドル(約14万円)未満で買える。購入者は必要な時に、ネットワーク化された自動ロッカーで充電済みのバッテリーが手に入り、使った分が課金される。いわば電源の、ATMのようなモノだ。 『セレックス・モーターズ』は主に、二酸化炭素(CO2)排出削減を約束したシンガポールのネット通販ラザダ、米DHLなどの配達事業者に販売している。ドライバーは、乗客や荷物を降ろしたあとにスマートフォン(スマホ)をチェックし、バッテリーが減っていれば、スマートフォン(スマホ)ロッカーを探して交換すれば良い。国連はバイクで溢れるベトナムで、二輪車を電動化することは非常に意味があると指摘している。 この構想を私は小欄で、言い続けています。ここはバイクですから恐らく1個の交換ですが、4輪車となると一遍に数個のバッテリーの交換となりますが、仕組みは変わりません。SDGsの脱酸素化の波に乗り、世界的なEV革命が、バッテリーに必要な金属の確保、寿命の最大化、責任ある廃棄法などに関する懸念を引き起こしており、交換インフラこそが公益に寄与すると主張する考え方が、粛々と前へ歩を進める。 私の提案は、EV乗用車のバッテリーを2つに分けて、一つに満充電の半分を貯めるメインバッテリーにし、第2のそれは、カセット式の灯油ストーブの燃料タンクのように抜き差しできる小型複数化し、これをコンビニやインターネット接続のロッカー等でレンタルする。中身だけなら1本数十円で販売できる。スマートフォン(スマホ)で、管理・支払も可能だろう。 これだと充電時間の節約になり、残り予想走行距離から、交換本数を任意に決められ、常置場所に帰れば時間をかけて両バッテリーの満充電をすれば、明日に備えられる。二酸化炭素削減対策は、世界中で取り組まなければ意味がなく、もちろん国境はない。産業界は脱石油、民生用は木を植える。更に大切なことは、古木を伐採することだ。損得勘定だけでは、山奥の木の切り出しは出来まい。 これには国の政策が求められる。人に対する投資を本格的に始めた岸田政権、次の日本骨格プロジェクトは、『治水』につながる『治山』だと思うのですが、どうだろうか。話しが飛躍しすぎたが、二酸化炭素削減は喫緊の課題で、やり続ける問題だと思います。この問題は、決して時代のトレンドでは治まらない。 |