■カレンダー■
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31     
<<前月 2019年12月 次月>>
■お問い合わせは■
松野不動産電話番号:087-888-0011
■過去ログ■
社長日記過去ログ
■メニュー■
松野不動産ホームページ
■管理者■
ADMIN ID:
ADMIN PW:
■新着記事■
■カテゴリー■
■月別アーカイブ■
■リンク■
■その他■
■来訪数■
合計: 2335947
今日: 348
昨日: 3361

平成乙女の像に真新しい花が飾られて
今月8日、平成乙女の像の前を通りかかったのです。先月20日すぎに手向けられた一周年記念の花を、「もう枯れているだろうから」と回収するつもりで参りました。すると予想に反して、20日過ぎに発注先の池田花店から飾られた花に負けないくらいの、立派な花があり、大変驚きました。池田義幸社長に確認したところ、「自分ところの仕事ではない」と言われて、またまた驚きました。

思わず写真に収めたのですが、どこのどなたか分かりませんが、ありがとうございます。先日、一年無事経過の報告を彫刻家・萬木淳一氏へした折りに、「庭に咲いている花でも手向けてくれれば喜ぶ」と話されていました。人の目に付く場所にあり、小学生の郊外授業にも使われていて、改めて沢山の人に支持されて新しい乙女の像が立ち上がったと、感無量であります。





| http://nobuchin.0011.co.jp/index.php?e=4724 |
| 社長日記 | 11:40 AM | comments (0) | trackback (0) |
公務員にはボーナス支給だが伸びぬ賃金負の循環価格が映す日本の停滞
12月10日は、公務員のボーナス日。議員さんへも、ボーナスが支給された。同じ10日だが、日経新聞一面には、モノやサービスなど日本の価格の安さが鮮明になったと報じられている。ディズニーランドやダイソーなど、世界で展開する企業の売価を比較検討している。過去にはハンバーグなど、「購買力平価(各国の通貨の購買力の比率で表した為替レート)」を使っていたのだが。

世界六都市で展開するディズニーランドの入場券は、東京は7,500円で、カリフォルニア(13,934円)の半額ほど。パリ(11,365円)や上海(8,824円)と比べても安さは群を抜く。割安感は訪日客を増やしたが、根底には世界と比べて伸び悩む日本人労働者の低賃金が、物価の低迷を招く負の循環がある。安いニツポンは、少しずつ貧しくなっている日本の現実も映す。

100円均一ショップ「ダイソー(大創産業・広島市)」は、世界26カ国・地域で展開している。一部を除き日本では「百円均一ショップ」として知られるが、同じ商品が米国では162円、ブラジルでは215円、タイでは214円で売られている。商品の多くは中国製と言われているが、その中国でも153円する。

ホテルも安い。一泊大人2人でロンドンの五つ星ホテルを予約すると、キングベッド1つの50㎡の部屋で17万円だというが、東京だと同じ条件でも7万円超だという。私からすると7万円も高いが、世界の水準からは安いと言われている。食べ物にしても、B級グルメに限れば日本では1,000円で食べられる。そして、何よりも美味しい。

例えば、ハンバーガー価格の違いから為替水準を探る英エコノミスト誌の7月時点の計算によると、日本で390円のビッグマックは米国では5.74ドル。同じモノの価格は世界中どこでも同じと仮定すると、ここからはじき出される為替レートは1ドル=67.94円となる。あるエコノミストは、これから先の為替レートは1ドル=50円だという。あながち、根拠のない話しでもない。

経済協力開発機構(OECD)などによると、1997年の実質賃金を100とすると、2018年の日本は90.1と減少が続く。海外は米国が116、英国は127.2など増加傾向にある。早いところでボーナスは出たが、まだのところ、出ないところ、景気にはまだら模様が見られる。


| http://nobuchin.0011.co.jp/index.php?e=4723 |
| 社長日記 | 12:57 PM | comments (0) | trackback (0) |
オスブレイ香川に飛来四国初訓練
米軍輸送機オスブレイが参加する日米共同訓練が、9日高松・坂出にまたがる五色台陸上自衛隊国分台演習場等で行われた。同機による実動訓練は、四国で初めて。何かと物議を醸し出すオスプレイだけに、こうして報道されるのは、県民にとってはありがたいことであります。国はこのオスプレイや、F35など米国の兵器を日本が購入する契約を結んでいるが、本当にいるモノなのか。

訓練は午後2時過ぎと陽が落ちた午後7時過ぎの2回、2機のオスプレイが滋賀県などから飛来し、人員輸送訓練などを実施した。この訓練は、米軍基地が集中する沖縄の負担軽減が目的だが、訓練は災害復興にも役立つ。甚大な被害が起これば、自衛隊がまず動くが、米軍の協力という大規模になれば、訓練したことのある地へ米軍は動く。

訓練はこの国分台のほか、滋賀県など主な訓練場所に1~13日の日程で陸自、米海兵隊の計750人が参加して、沖縄県の普天間飛行場所属のオスプレイを最大4機使用するという。同機を使った訓練は、県内では2日に開始予定だったが、天候悪化などを理由に3度にわたり見送られていた。

今の段階で、アメリカのこのオスプレイなどの兵器は、ロシアのそれに比べると明らかに遅れていると言われている。兵器の開発には多額の費用がかかるが、「安全確保」という大義名分でその金額は不問に付される。日本でも防衛費がいつの間にかGDPの1%を超えて、アメリカからも不用とまでは言わないが、役に立たなくなった迎撃ミサイルなどを買おうとしている。

1867年の明治維新から約40年年後の1904年、日本は日露戦争に勝利し軍拡の時代を何疑うこともなくおくった。その結果また40年後、1945年に日本は大東亜戦争太平洋戦争に負けて、国土もほとんどが焦土化した。ここは日本国民の勤勉性や、朝鮮動乱の戦争景気に助けられて更に40年後、1985年アメリカはついに日本に負けたと言わんばかりの「プラザ合意」を要求してきた。為替相場で、日米の力均衡を図ろうとしたのだ。日本の円が、強くなりすぎた結果だ。

オスプレイに話を戻すが、演習場付近では共産党県委員会や県平和委員会のメンバーら20人が抗議活動をしたと報じられている。幸いなことに、この日の豊島中(土庄町)の生徒ら約10人の五色台研修は、予定通り行われた。トラブルはなかった。


| http://nobuchin.0011.co.jp/index.php?e=4722 |
| 社長日記 | 10:19 AM | comments (0) | trackback (0) |
非製造業各社人件費上昇をセルフ形式と新商品で補う
日経新聞の決算ランキング国内編、「一人当たり営業増益」をみると、労働集約型の業種が多い非製造業について、2019年度上期の正社員一人当たり営業利益の伸び率ランキングしたところ、上位は新商品のヒットなど、人件費上昇を吸収する増益要因があった企業が多かったように見える。

ランキング首位の吉野家ホールディングス(会長安部修仁)は、3~8月期の正社員一人当たり営業利益が66万8000円と、前年同期の50.7倍になった。8時間換算で1万7533人いるパート・アルバイトなどを含む全従業員ベースでは、13万3000円で同51.9倍。新メニュー「超特盛」(税抜き722円)がヒットした。

また客が配膳と片付けをするセルフサービス形式の店舗を、8月末で57店と1年前に比べて34店舗増やした。店員がテーブル席まで配膳する店舗に比べて、平均歩数が2から3割減るという。うどんの聖地讃岐にあっては、老舗の一部を除けばセルフサービスが主流だが、このシステムが吉野家にも「ようやく」導入されて、効果を発揮しているようだ。セルフサービスの「さぬきうどん」は、そのため「早い安い美味い」。

牛丼チェーンでは、松屋フーズホールディングス(瓦葺一利社長)も19位にランクされている。高単価の「うな丼」などが好調で、4~9月期の全従業員ベースの一人当たり営業利益は、31万4000円と2.0倍になった。セルフ形式店舗は、約280店と約80店増。人手不足に直面して、「過熱調理などの自動化で生産性の向上に努める」という。

9位のカー用品店大手、オートバックスセブンは消費増税前の駆け込み需要で、正社員一人当たり営業利益が2.8倍になった。タイヤ交換や車検など利益率の高いサービス事業の構成比を高めたほか、店舗運営の効率化を進めている。オートバックスセブンかどうか定かではないが、通販で購入した客へのタイヤ交換リクエストにも応じていると聞いた。

建設会社も、人手不足に悩まされている。ランキング8位の東亜建設工業は、柱を鉄筋コンクリート、梁(はり)を鉄骨でくみ上げる工法を増やした。従来工法に比べて、作業負担が少ない。測量にドローンを使う建設会社も少なくない。

因みに株価を見ると、吉野家ホールディングスの株価は2,766円、松屋フーズホールディングスは、4,615円といずれも過去5年間でも高値になっている。オートバックスセブンは1,799円、東亜建設工業は1,676円と、この二つの株価はピーク時に比べれば低迷している。特に東亜建設工業は、高値の半分程度で推移している。株価は、不思議な動きをするようだ。


| http://nobuchin.0011.co.jp/index.php?e=4721 |
| 社長日記 | 09:39 AM | comments (0) | trackback (0) |
フラガール物語by清水一利 常磐音楽舞踏学院50年史
福島県いわき市「スパリゾートハワイアンズ」の、モノリスタワー8階で目覚めて、「江戸情話・与市(大露天風呂)」へ行ってみました。江戸情緒を取り入れた露天風呂で、大きいのは実感しましたが、寒い。蒸し風呂も、天井から水滴が落ちて、期待する蒸し効果はありません。朝一番で、人の利用もまばら。どちらかというと若者世帯の利用が多いスパリゾートの、大露天風呂はプールに負けている。

3人部屋に、一冊の表題の本がありました。昨日、常磐ハワイアンセンターからの歴史館へ入ってみました。この施設が誕生したヒストリーが、詰まっていました。そもそも昭和19年(1944)3月、政府指導により、入山(いりやま)採炭株式会社と磐城炭礦(いわきたんこう)株式会社が合併して、本州最大の炭鉱会社である常磐炭礦株式会社が設立された。







常磐とは、この地が東北地方福島県東部の「磐城(いわき)」と関東の一部茨城県「常陸(ひたち)」にまたがっていたため、両方から一字とって「常磐」とした歴史があります。石炭は「黒いダイヤ」と呼ばれ、まさにヒーロー的存在であったが、同時にこれが悲劇の始まりであった。

常磐炭田は地層が激しい褶曲(しゅうきょく・堆積当時水平であった地層が、地殻変動のため、波状に曲がる現象。また、それが曲がっている状態。)を受けているため、石炭層を求めて地下へとひたすら堀下げなければならず、もっとも深いところでは600メートルも堀下げて採炭しなければならない現場が多かった。

また「灼熱の常磐炭礦」と呼ばれた採炭の現場には、高温の温泉が常に湧出しているので、堀削と同時に坑内から温泉排水を行わなければならない。毎日が危険と隣り合わせだった。常磐の地に集められた従業員は、約1万6千人。その家族を含めると約6万人が住む、企業城下町として栄えた。一山一家の伝統(常磐文化=常磐DNA)は、こうした現況から生まれた。

そうした情勢に対し、いち早く危機感を抱いていたのが、後に常磐(じょうばん)ハワイアンセンターの生みの親となる中村豊であった。そして昭和41年、日本のハワイ「常磐ハワイアンセンター」をオープンさせた。これまで負の財産であった温泉水を、正の財産にすることに成功した。と同時に、手づくりの自前の「常磐音楽舞踏学院」を設立し、フラガールを養成した。

昭和50年代後半になると、海外への渡航も簡単になり、かつて「あこがれの島」であったハワイへも気軽に行けるようになった。さらに昭和58年には「東京デズニーランド」がオープン。一時は年間155万人まで伸びた常磐ハワイアンセンターの入場者数も、同年には100万人を割った。

そして平成2年3月、「常磐ハワイアンセンター」は、「スパリゾートハワイアンズ」に名称を変更し、施設に於いてもあらたな投資に挑戦した。昨日ここで働く従業員が800名と聞いたが、親子3人の就業は今でもあるようで、父親がホテルマン、母親が接客係、息子や娘が調理担当も当時は当たり前。そして今では親子孫、3代家族もいるそうです。

そして利用客も、「親子3世代が楽しめる施設」を目指して、世界初とか世界最長とか、庶民の関心を惹く施設が作られている。昭和63年に常磐自動車が開通、首都圏から僅か200㎞、2時間での移動が可能となった。私は東京駅から、スパリゾートハワイアンズ行きの無料バスに乗車して3時間かかって移動した。

さてさて肝心の「フラガール」だが、先の一山一家手づくりの精神から、開業前から常磐音楽舞踏学院を設立し、自前でダンサーを育ててきた。「裸踊り」とか「ヘソ出し踊り」とか揶揄される中、常磐(じょうばん)ハワイアンセンターの生みの親となる中村豊は、自作にこだわった。そして平成18年9月23日、これを映画化した「フラガール」全国公開。これが観客動員数125万人、興行収入15億円という大ヒットを記録し、日本映画史に名を刻んだ。







しかし平成23年3月11日と4月11日、東日本大震災と東電福一の事故と、その後の余震、スパリゾートハワイアンズは大打撃を受けた。しかしこのタイミングで、フラガールたちは、全国慰問の旅に出た。全国行脚「フラガール全国きずなキャンペーン」は、開園前の昭和41年以来2度目。過密なスケジュールの中、フラガールは全国にほほえみを届けた。

今回スパリゾートハワイアンズへ行くのに、何も考えずに行きましたが、常磐ハワイアンセンターが炭鉱夫やその家族の労働確保生活確保のために誕生したモノであることぐらいしか知らなかったのだが、一冊の本を読んでみたら、流石によく分かる。今の時代、東の東京には「東京デズニーランドやデスニシー」西には、「ユニバーサルスタジオジャパン」がある。

今日の昼間フラガールの舞台は、昨晩の夜の公演よりおもしろかったし、人も多かった。温水プールのついでにショーを観るのから、ショーを目当てに来る人も増えたという。男性陣のポリネシアン「火の踊り」にも大勢の女性ファンが駆けつけるという。どうやって生き延びて、進化生成していくのか。「考えよ」稲盛和夫塾長の机には、常にこれがあった。

最後に今回のおじさん集団は、明大中野渡ゼミのOB7人。フラガール物語の著者清水一利さんも、明大OBらしい。偶然だが、あらためて常磐ハワイアンセンターに思いを馳せる機会を得ました。ありがとうございます。幹事の遠藤素弘さん、感謝です。また呼んで下さい。


| http://nobuchin.0011.co.jp/index.php?e=4720 |
| 社長日記 | 11:20 AM | comments (0) | trackback (0) |
PAGE TOP ↑