2019,12,19, Thursday
ホンダは19日、二輪車の世界生産台数が累計で4億台を突破したと発表した。世界最大市場のインドなど、新興国での販売が急激に伸びたことが寄与した。業界首位のホンダに対し、インドや中国メーカーが攻勢を仕掛けて販売競争が激化しており、高付加価値で価格を抑えた車種を展開するなどして販売を強化したという。
1949年(昭和24年)に、「ドリームD型」量産を開始してから70年で達成した。団塊世代とともに、ホンダバイクは爆走した。需要が多く見込まれる地域で現地生産する体制を整えたことが奏功し、2014年に累計3億台を達成してから5年間で1億台を上積みした。今後の有望市場として、ナイジェリアなどアフリカ地域を挙げている。 更なる市場拡大が見込まれるインドでは、厳格化される環境規制への対応を急ぐと同社役員は語っている。一方、成熟市場である国内向けには、「電動スクーターベンリィイー」シリーズを20年4月に法人向けとして発売する。フル充電した場合の走行距離は、最長87キロ程度で新聞配達や集配業務などでの採用を目指している。 ホンダのエンジンは、このほか草刈り機など農作業用にも多用されて私も使っている。また欧州では、白バイ(何と呼ばれているか不詳)もHONDAが多かった。ポリスマンに向かって、乗っているバイクのロゴマークを指さして「ホンダ」というと、嬉しそうに親指を立てて微笑む。良いバイクだと自慢したげで私が日本人であり、HONDAが日本製だと彼は知っているのだ。 また三菱ジェットは確か5度目の発売延期を発表したが、ホンダジェットは順調に飛んでいる。機体の大きさから言うと三菱ジェットが優れているが、プライベートジェットとしてのホンダジェットの利用は、世界へ広がっている。こんな環境保全努力が日本で行われているのに、石炭発電を止めることは出来ないモノだろうか。世界へ、顔向けが出来ない。 |