2024,04,01, Monday
96回選抜大会最終日の31日、甲子園球場で決勝が行われ、高崎健康福祉大高崎(群馬)が報徳学園(兵庫)に3-2で競り勝ち、春夏通じて初の優勝を果たした。群馬県勢の選抜優勝は、初めてのことのようです。おめでとう御座います。
前回大会準優勝の地元報徳学園は、一回に2得点をし、今年こそは優勝をと頑張ったが、二回以降は好機に得点できず、2002年以来3度目の選抜制覇はならなかった。しかし強豪ひしめく関西・兵庫にあって、連続決勝戦まで勝ち上がるチーム力は、勝った健大高崎に肩を並べる強豪であります。甲子園球場の地元兵庫県勢が元気だと、大会が盛り上がります。やはり地元横綱に、地方の勢いのある平幕があたる、日本人が好きな構図の大舞台の今回は脇役になりましたが、健闘を称えたい。 今年の傾向として顕著だったのは、低反発の新基準バットが採用されたことで、長打がそれもホームランとなると極端に減った。ホームラン3本というのは、選抜大会では1975(昭和50)年の金属バット導入後、1大会の最少本塁打数。それも確かランニングホームランが1本あったと思う。勿論最少記録だが、これまでは1996(平成8)年の5本が最少だった。 明徳義塾(高知)の馬淵史郎監督は、「現場目線だと、野球が面白くなった。本来の姿に戻ってきた」と歓迎コメントを発している。「下位打線が出会い頭に本塁打を打つことがなくなった。長打が望めない分、四球、失策を出さないことが重要になる」という。普段の練習でキャッチボールを丁寧に行うなど、守備の正確性が勝敗にかかわると分析している。 外野の守備位置も特徴的だった。外野手の頭を越えるような長打が出にくいことを想定。走者二塁のケースでは、本塁生還を防ぐために、外野の前進守備が従来より顕著となった。また8強は、すべて複数投手を起用した。『1週間500球』の投球制限があるため、エースが投げ抜くチームは珍しくなってきた。 低反発の新基準バット導入の影響からか、ロースコアの試合が多かった。関係者はやきもきするが、見ている第三者はこれぞ高校野球だと喜ぶ。喜ばすために死闘を繰り広げているわけではないのですが、手に汗握りながら一喜一憂する姿に、高校球児の自分勝手な理想像を重ねる。今大会の二桁得点は阿南光の初戦11点の1試合だけ。第2試合は3得点、第3試合は0点に終わっている。1点差試合は11試合と、競り合った展開が目立った。夏は、打者有利と言われる。夏も楽しみだ。 さて『健大高崎』だが、23年前(2001年頃に遡る)、15人程度の同好会からスタートしたチームが全国の頂点に駆け上がった。走塁や小技で圧力をかける『機動破壊』を掲げて高校野球界を席巻したのが約10年前。優勝監督になった青柳監督は、(当時は)「足を使うことしかなかった。何かに特化した攻撃が必要だった」と弱者が勝つための戦術だったと苦笑いする。 また甲子園出場を機に、入ってくる選手のレベルが上がったと青柳監督は言う。箱山と森山は、中学時代に全国大会に出場。今大会5試合で無失点のエース佐藤は、15歳以下の日本代表経験者だ。箱山は「この代は『歴代最強』と呼ばれる能力のある選手がいるし、優勝すると思ってここに入った」と語っている。 甲子園大会の歴史100年、戦争で中断した4大会の重さを感じる。第1回優勝の高松商も歴史の波に流され棹さし、今も健在。23年前に同好会から始まった健大高崎、老いも若きも試行錯誤を繰り返しながら主役を変え、脇役がそれとなく寄り添う高校野球だとよろこぶのは、私だけではないでしょう。優勝準優勝両校に、ありがとうと手を合わせる私です。平和で、甲子園大会が続きますように。 |
2024,03,31, Sunday
『里山から里海へのつながりを感じよう』、高松紫雲ライオンズクラブの今年の標語ですが、クラブ主催で、今年が20回になる春のウオークが今年も『峰山公園芝生広場』9時集合、挨拶ラジオ体操ののち、初心者と経験者コースに別れて出発します。無事完歩して帰ってきたら、おにぎりと豚汁が振る舞われます。豚汁はコロナ禍もあり、ここ数年中止で寂しい限りでした。
『紫雲ふれ愛ウオーク』と言えば『雨』との縁が深く、昨年や今年は快晴で、黄砂の影響が少しありましたが、良い天気に恵まれました。桜ですが、咲き始めていますが満開までは一週間はかかりそう。今年は参加者が250人近くまで拡大し過去最高、古墳の説明もままなりません。先行く人について行ったら道が違っていて、大変な大回りをしました。 加えて今日はL馬場基尚ファミリーと昼食後、さらに歩くことを集合時に約束していたもので、馬場式縦走にも挑戦しました。朝の通常トレも含めて2.8万歩、今月2番目の長距離歩になりました。最近はアップルウオッチを使って、iPhoneのスマホアプリで一日の行動記録のログがとれます。これが楽しみだとなると、やや変態気味に思われそうですが、科学的デ-ターは興味深いものがあります。 スタート前に高松市の指定ゴミ袋が配布されていて、かなりの収穫がありました。空き缶に空き瓶、ビニール袋や落とし物の手袋半分とかいろいろ入っています。自然界に帰らないモノは、このように回収しないと、ゴミとして堆積します。いつまで待っても、ゴミはゴミのまま。 さあ最後ですが、写真のように『鯉のぼり』を見ました。久しぶりだとある意味感心しながら庭の中をのぞき込むと、住人が椅子に座ってよき心地の様子。「長男さんですか」「孫です」「失礼ながら同居しているのですか」「別です」。私にも孫がいます、この気持ちは、涙がでるほど分かります。この地は高松市内中心部から山道を、10~15分ほど登った至便なところにあります。 私が宅建業を開業した昭和56年当時、この周辺は都市計画法の『第一種住居専用地域』に指定されていました。今もそれは変わっていませんが、若者の好みそうな今風の住宅が沢山見られます。高台で風の通りが程よい彼の地は、ある意味鯉のぼりの適地であります。先の『芝生広場』のほか、『バーベーキュ』『アスレチック』の広場もあります。 L馬場基尚に言わしめると、「高松市内の子どもが全部ここに来とるのと違うか」。アイスクリーム屋、かき氷屋さんも今季初出店とか。かき氷もご馳走になり、今年は特に楽しい『紫雲ふれ愛ウオーク』でした。 |
2024,03,30, Saturday
待望の桜、咲く。高松地方気象台は29日、高松市でソメイヨシノが開花したと発表した。平年より2日、昨年より7日遅い開花宣言であります。いよいよ私の季節になりました。誕生日がこの頃で、私のために多くの人が桜を愛でて一杯やって祝ってくれます。今年は何だか、「待ちに待った開花」のように、私は感じています。年男です。
そんな穏やかな春の一日、30日午前10時から高松商-四学香川西の対戦が、生島県営球場で開催されました。27日の三本松戦は、宅建協会の理事会があって、1回の攻防が終わり球場をあとにしました。本日のOBBOX(久米龍之介さんや和田憲明先輩が陣取ネット裏)では、「松野!今日は最後までか」とまずはジャブが飛んできます。 試合は7-2で高松商が勝利しましたが、7回終了で4-2。何とも、攻守ともにイライラがつのる試合経過で、一発逆転の危うさを抱えて最終盤の8回に、先頭4番村山由空選手の3塁打、5番市ノ瀬夢蔵選手の2塁打、犠打を挟んで7番和泉翔大選手の2塁打と続き2打点で6-2に点差が開いて勝ちを確信できた。 序盤は2回に1点リードしながら、押され気味に試合が進み4回までは1-1でありました。高松商の先攻ながら、1回表先頭の西村賢太選手が2-2からのいきなり三振。前の試合では、先頭打者『左安打』を含む2安打ながら、まだまだ本調子ではないのか。それでも2番山田選手が1-2から3塁打。この回得点で「流れをもってこい」と調子に乗りたいところだが、残念0点で終わった。 序盤は四学香川西が、センタ中心に好打が目立ち、投げては先発・原田洸太郎の変化球に凡だの山を築き、4回まで安打数も高松商3安打に対して四学香川西は7安打で1-1と凌いだ。OBBOXでは、何とも重い空気が漂う。逆に5回の高松商の攻撃は、四死球や相手エラーで2得点、5回から登板の佐藤晋平右腕が三振もとれて、イライラが収まった。 高松商010020121 得点7安打8 失策2 二塁打2三塁打2 香川西000100100 得点2安打9 失策4 二塁打0三塁打0 次の試合は4月13日(土)10時から、『レグザムBP丸亀』で。翌14日(日)と20日(土)と試合が続きます。2週間、これまでの課題をもって練習が出来ます。初回に得点して、夏の大会の『勝ちパターン』を作って下さい。楽しみにしています。 |
2024,03,29, Friday
小林製薬は29日、『紅こうじ』を使ったサプリメントを摂取したとみられる1人の死亡を新たに発表し、疑われる死者は計5人となった。解析の結果、サプリメント原料から青カビ由来の『プベルル酸』が検出された。健康被害の相談件数は約1万5千件に及び、入院も114人と報告されている。健康になりたいがために摂取していたサプリメントに『毒物』が混ざっていたのは、言うまでもなく大問題だ。
健康被害の原因となった疑いのあるサプリメントの成分については、「カビから生成された可能性がある」と言われても、これまでは問題なくそれなりの効能も確認されていたのに、「どうして」と思ってしまう。製造工程で例えば『異常高温』になったとか、『停電で電力の供給が止まった』とか、通常の製造過程ではなかったことが考えられるという。 私も毎朝『紅こうじ』ではないが、3種のサプリメントを愛飲している。サケをやめてから『ウコン』はやめた。それぞれ効能は違うのだが、高齢になると至るところが気になるモノだ。いろいろな報道がなされていて、今は推測の域を出ていないのだが、繰り返しになりますが、一番の注目ポイントはこれまで問題のなかったのに、急に『毒化』したのはどうしてかということ。 ここが肝心要だが、まだ解明はされていない。今できることは、まず摂取をやめることだ。とりあえず飲むのを中止し、厚生労働省や小林製薬の発表を見守ることだろう。医者の処方がなくてもサプリメント程度なら、飲んでも効かないかもしれないが、少なくても害はないだろうと多くの国民は考えている。それが死亡につながるとは、誰も予想だにしていない。 加えて私も、『米こうじ菌』からできた『あまざけ』を毎朝愛飲している。『紅こうじ』と『米こうじ』は違うと確信して、今朝も美味しくあまざけを頂いた。私の確信は、あの販売店のおかみさんの笑顔だ。あのおかみさんが作った『米こうじ』、美味しくて、健康にも良い。毎朝の快便もあまざけのお陰です。がんばれおかみさん!静かな終息を見守っています。 |