午前中の比較的早い時間は、畑へ出かけて、玉ねぎとジャガイモの間の草抜きをしていました。今年は比較的よく畑へ、ほんの2時間程度の作業ですが、農作物と子どもは手をかけるほど良く成長します。昨年まではサツマイモの植えっぱなしで、途中で畑に来るのは、草刈り機を動かす時だけでした。昨年秋に、オイスカ四国研修センターの職員さんに大型機で耕耘してもらい、それがきっかけで一生懸命にやり始めました。
昼前に切り上げて帰宅するのですが、途中で仏生山公園に寄ってみました。桜さくらです、もう既に花見客が大勢来ています。子どもさんもいますが、高齢者や車いすの人が目に付きます。ここの桜は、ほぼ満開です。そうそう拙宅の隣家にも、17年目の桜が満開です。これが17年だと言うことは、一般的な桜は30年生ぐらいにならないと、豪華絢爛とはまだ言い難いですね。
さて新聞に報道されている、2021年度の県民経済推計によると、国内総生産(GDP)の県版にあたる県内総生産の名目成長率は3.9%で、2年ぶりにプラス成長となったそうだ。新型コロナウィルスに伴う行動制限の影響で、個人消費は一進一退だったが、企業の設備投資や生産の持ち直しがプラス成長につながった。
一人当たりの県民所得は、前年度比3.3%増の285万1千円だった。国内総生産(GDP名目553兆6420億円)に占める県内総生産の割合は0.70%で、昔言われていた『1%経済』から大きく後退している。県民一人当たりの県民所得は、前年度から9万円増えたモノの、全国平均一人当たり国民所得(315万3千円)と比べると30万2千円の大きな開きがあるようです。
とは言いながら、住宅建築費や自動車など耐久消費財の価格は、都会とそうは変わらない。ただし住宅の総額は、土地価格の違いから香川県は総額で安い。大きく捉えると、所得が安くて物価も安いと言えそうだ。しかし花見の桜には、地域格差がない。存分に楽しめば宜しいのではないですか。
最後にテレビ報道では、本日明治大学の入学式が日本武道館で開催されたそうな。朝ドラで『明律大学女子部(明治大学専門部女子部) の猪爪寅子』が活躍する舞台の明治大学ですが50数年前、母サチ子も千鳥ヶ淵の桜を見て大変喜んでいました。私も入学式は覚えていませんが、『千鳥ヶ淵の桜』は今でもよく覚えています。これだけが私の、母への親孝行だったと思っています。
母が苦しんだ最初の出産が、つまり私の誕生日が桜の咲くこの頃です。私は今でもこの頃の桜を見ると、『甘茶にかっぽれ』とうかれます。母も桜が、大好きでした。