2019,01,31, Thursday
「NPO法人の資金調達」の方法として、~クラウドファンディングや休眠預金活用など多様な方法を学ぶ~と題して、香川県男女参画・県民活動課が主催して、恐らくはじめての「ためになる講座」が、県社会福祉総合センター6階研修室で開催された。講師は、特定非営利活動法人シーズ・市民活動を支える制度をつくる会・代表理事の関口宏聡氏。千葉県市原市在住。
受講対象者として県が考えているのは、NPO法人、ボランティア・NPO団体、地域コミュニティの関係者、または社会貢献活動に関心のあるモノとなっていました。私は、「NPO法人仏生山魂再開発フォーラム」の代表者として案内を頂き、喜んで参加しました。このような具体的な内容の講座は、実にありがたい。 正直なところ、NPO法人は正式には非営利活動法人で、活動に対する税金が安いというメリットがあるが、その分だけ、書類の提出など多岐に渡り煩雑だ。監督官庁はもともと香川県だったモノが、今では高松市に移管されている。高松市が中核市だから、市へ移管されたものか、よく分からないが、市職は書類の提出しか言ってこない。 法律がそうしたモノだから仕方ないと思うのだが、実に「うっとうしい」。そうした意見を反映してか最近は、公認会計士・税理士や行政書士や司法書士を派遣すると言い出した。これもありがたいお声がけだが、「敷居が高い」、そんな中の、今日の講座は実にタイムリーで、話しの内容も充実していた。 特定非営利活動法人(Non Profit Organization)は、1998年12月に施行された日本の特定非営利活動促進法に基づいて特定非営利活動を行うことを主たる目的とし、同法の定めるところにより設立された法人である。NPO法人とも呼ばれる。 金融機関関係のカナ表記略号はトクヒ。 ウィキペディア。つまり制度が出来てから、もう20年というか、まだ20年(正式には21年)しか経っていないと言うべきか。 全国にNPO法人は約5.2万団体あり、認定・特例認定NPO法人は約1100で、県内には5つの組織があるようです。ただのNPO法人ではなく、認定NPO法人になると、寄付控除もありの組織となる。私も認定NPO法人を目指している。平成乙女の像も、「NPO法人仏生山魂再開発フォーラム」の仕事の一つとして仕上がりました。しかし、認定NPO法人でないため、皆さまからの寄付金は、所得税法の寄付に該当せず、申し訳けなくおもっています。 「NPO法人仏生山魂再開発フォーラム」の大きな柱として、「婚活」を考えていましたが、こちらは香川県が取り組んでくれるようになり、立ち上げ寸前で中止した経緯があります。深い個人情報を扱うモノで、県がやってくれたらそれに越したことはない。もともと今から25年くらい前から、茨城県が考えたもので、共鳴した民間団体が動き出していた。浜田恵造香川県知事の即断で、香川県も一昨年から始めた。 クラウドファンディングは、ITを駆使して募金を集めるシステムだが、問題はシステム提供者へ支払う報酬だ。「数%から20%」と、言われている。一方、「休眠預金法」も2016年12月に議員立法(NPO法も)で実現したモノ。日本には1800兆円の個人資産があると言われていて、毎年700億円の休眠預金が発生している。あの日本財団が、年間にばらまく総額が200億円と言われている。 発生するというのは「満期」を迎えるという意味だろうが、この先「マイナンバー制度」で預金者が特定されたら、休眠預金はなくなると考えられているが、この先10年~20年は休眠預金が世に出るだろう。つまり誰のモノか分からない満期預金を、社会奉仕のために使おうという計画であります。 |
2019,01,30, Wednesday
にわかに信じられない報道が、日経新聞1月29日(火)にあった。高齢者の間で、キャッシュレス決済が予想外に広がっているという。私も現金を持ち歩くのがおっくうになってきた。500円玉は、「百ちゃん預金」に必要だから、持ち帰って特性貯金箱に入れるから必要だ。正直その他は、自宅の鍵が入っている程度。
自分でもキャッシュレス決済のために、スマートフォン(スマホ)を使おうかと思い始めているところ。昨年末のペイペイは乗り遅れて、では次ならどれにしようかと迷っている。そんなところに、70歳代以上の電マネー平均利用額は、直近5年間で87%増え、伸び率は全世代の平均58%を上回っている。 「高齢者は現金へのこだわりが強い」という固定観念とは裏腹。人生100年時代を睨み、企業は取り込みに必死だ。家計消費調査によると、電子マネー利用額で、世帯主が70歳以上では2012年で年間8688円と全世帯平均の8割だったが、17年には1万6216円に増えて、全世帯平均に並んだという。 これが80歳代以上なら、1万7492円と全世帯最高になっている。年寄りになると手先が鈍くなり、貨幣を扱う能力も減退するという。またキャッシュレス決済であれば、カードをなくすと届け出て使用不可にすることも出来るし、最高額が5万円などと制限が効いて良いという。 散歩や趣味の集まりには、カードだけを持って出かける高齢者も多いという。ただしここにはスマートフォン(スマホ)のことは書かれていない。恐らくキャッシュレス決済は、WAONカードのようなものを想定しているのか。その先にスマートフォン決済が、次の波として来そうだ。いずれにしても、急がず先走らず、それでいて遅れず、心の準備は必要だろう。 |
2019,01,28, Monday
晩秋の昨年11月18日に、平成乙女の像の入魂・除幕式を挙行しました。晴天に恵まれて、大勢のご臨席を賜り、ありがとうございました。昭和乙女の像が白セメントで作られ、あれから50年。朽ち果てる前に、平成乙女の像を作りたいという彫刻家・萬木淳一氏の熱意に、教え子らが共鳴し、284名・企業・団体から、6,518,041円を集めて、ブロンズ像が完成しました。
また本日、銘板製作会社から予定されていたすべての作業が完了したとの連絡があり、現地で確認してきました。この残工事の支払が出来れば、6年間を要した新旧乙女の像交代作業がすべて完了します。主役の平成乙女の像の作製は、彫刻家・萬木淳一氏の責任範囲、私は記念碑アーチと文字板の表裏作製が仕事でした。昨年末完成予定から、約1ヶ月延びましたが、すべてが終わりました。ここに謹んで、ご報告いたします。 当初予定では5万円を掲載基準としていたのですが、あらためて1万円以上の募金を頂きました皆さまのお名前を、この先100年残して次への贈りとしたいと思います。皆さまの協力、感謝に堪えません。ありがとうございました。 平成31年1月28日 NPO法人仏生山魂再開発フォーラム 理事長 松野誠寛 |
2019,01,27, Sunday
ホテルはシングルで、かみさんも隣の部屋にいます。ツインがとれなくて、旅行代理店から詫びの獺祭を頂戴しました。朝食ですが、昨日の春帆楼の「ふぐ雑炊」の量が少なかったので、朝から「ふぐ雑炊」を食べました。美味しかったのですが、これがこの先の不幸の入口になってしまいました。
ドーミインは、共立ホテル&ドミトリーズの運営です。共立は、介護食などのデリバリーなど、「食」は得意中の得意。ここの食事も、価格は知りませんが、バランスの良いメニューが提供されています。流石という朝食です。ホテルはここも満館、添乗員もガイドも運転手も、別のホテルとか。博多でのエグザエルともう一つのコンサートの影響が、ここ下関まで来ています。 私も昨年の、ライオンズクラブ国際協会福岡世界大会の宿泊に苦労し、小倉にホテルを取りました。1月2月は、受験シーズンでもあります。コンサートは、出来ればこのシーズンを外してほしいが、主催者となると、この時期がむしろ美味しいのかも知れません。活動停止になる「嵐」のコンサートは、博多でやるとアジア各地から来るだろうな。 ところでホテルを出て、すぐに「唐渡市場」へ到着。昨日の雪とはうって変わって大勢の人が海峡公園に出て、何か食べています。これを見て私も、閃きました。その通り、建物の中は、すしやかに汁・ふく汁など、食欲をそそる食品が販売されています。賑わっています、半分は外国人かな、ちびっ子も美味しそうに食べています。この情報があれば、ホテル朝食を食べずにここへ来て、大変喜ばれたことでしょう。 私も何度か、この唐渡市場へ来ています。幸か不幸か、私が来たのは平日の市場。ここでのすし三昧イベントは、土日・祝日だけだそうです。だから私は、この情報を知らなかった。その時は市場の2階の食堂で、普通の海鮮丼を食べました。今日のこのイベントは、多品種格安詰め合わせ方式で、自分の食べたいモノを容器に取り、代金を払います。価格も安いですね。そそられます。 うちのかみさんは、「食べたかった」と夕方まで言っていました。ここが、二日目のメインでした。昼食へ飛びますが、角島(つのしま)まで行きます。テレビコマーシャルに出てくる、真っ直ぐな橋がつながっています。沖縄の宮古島にも、このような真っ直ぐな橋があります。今日はうって変わって快晴。海も綺麗です、サーファがもうでています。 閑散とした天然記念物「秋吉台」へ立ち寄り、高松へ山陽道を急ぎます。途中のインターチェンジも日曜の夕方、大勢の人で賑わっています。下松インターチェンジでは、大勢の買客に対応するための、回転式「たこ焼き機」を発見。初期の具入れと焼きは手動ですが、カタチができてからは機械が自動回転で、たこ焼きを完成させます。半自動のたこ焼き機に、私は引き込まれました。 バスは予定を30分ほど超過し、出発点の百十四銀行仏生山支店駐車場へ到着。副支部長の松本さん、レンタカーでホテルへ駆けつけた大西副支部長さん、総務の村山裕子さんはクルマの駐車台数を減らすため、出迎えにまで行ってくれていました。高松南支部から片山さん、高松栗林支部から高尾さんの参加もあり、大勢で楽しい旅行が出来ました。ありがとうございました。 |