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鎮魂3・11東日本大震災からちょうど1年
東日本大震災から、今日で丸1年になります。朝から各放送局からの特別番組が予定稿として流れています。夜は東北被災地からの中継がありました。東北の寒い夜が映し出されていて、1日涙が止まらない日となりました。

私は悔しくて悔しくて、日本がこんなに体たらくな国になってしまったのはいつからなのか。私はある意味、東日本大震災も東電福島原発の事故も仕方がないと思います。人間の叡智の驕りです。自然を舐めて、科学がすべてを掌握すると実にバカなことを考えた国民に天罰があたったのです。

被災者の皆様へは、不謹慎な話しで申し訳ないことですが、私は罰が当たったと思っています。勿論被災者に罰が当たったのではなくて、一番が政治ですが次に経済価値から来る誤謬ですか。政府の緊急対策室内での会議議事録がないというのは、一体どういうことですか。

菅直人前首相の「イラ菅」が廃棄処分をしたのか定かではありませんが、事務方は議事録を作るのが身についた性(仕事)ですから、誰かが命令をしない限り議事録が無いと言うことはあり得ないことです。

それでも新聞の時系列を見ると、東電が福島第1原発のメルトダウンで逃げだそうとした際に、菅直人前首相が恫喝をして東電清水正孝社長や実権を持っていたと言われている東電勝俣恒久会長の動きを止めたように書かれています。これが事実とすれば、菅直人前首相や経済産業大臣だった海江田万里氏、枝野幸男官房長官は歴史に名を残すことになるでしょう。

もともとアメリカから原子力発電を勧められたとき、日本政府は恐らく「ユートピア」を想像したことでしょう。ウラン燃料を再生したら、元の燃料より多くのプルトニュウム燃料を手に入れることが出来るのですから、資源のない日本では「夢の発電所」と写ったことでしょう。アメリカの作戦に、首まで浸かったわけです。

しかし田中角栄内閣の登場前後に、これが幻想だと気づきながら、電源開発促進税法等電源3法を成立させ、柏崎刈羽原子力発電所への補助金としています。この段階で政府は、「原子力発電は夢ではなく幻想の館」と認識しながら、大きく原子力発電へ舵を切ったわけです。これも許せません。

昔の政治も歴史を見ればこの体たらく。しかし今の政治はもっとダメですね。事故は起こってしまった。その瞬間から出来ることは、「復興」だけでしょう。どうして1年もたって、3千名のご遺体が上がらないのか。もちろん遺体捜査もDNA鑑定を中心に、丁寧にやられていたのも拝見しました。

放射能漏れが影響しているのは分かっていますが、被災地の復興はどうして進まないのでしょうか。瓦礫の処分にしても、香川県の直島溶融炉でどうして焼却処分をしないのでしょうか。私は香川県に、被災から数ヶ月後に尋ねました。豊島のゴミ焼却が遅れても、今は被災地のゴミを焼却すべきでしょうと。

その答えは、いまだにありません。放射能は、福島だけの問題ではありません。北米大陸へも日本からの放射能は到達しています。況んや日本国内では、この香川県でも、汚染はすでにおこっていると私は考えています。対岸の火事ではもはやあり得ないのです。

ここは一番、明治維新を達成した日本、大東亜戦争に敗戦した焦土から復興した日本、先人が乗り越えた苦難に現代のわれわれも挑戦してみませんか。姑息に生きようとしても、無理かも知れない。ならば堂々と、日本人の矜持をここ一番でどうですか。

偉そうなことを申し上げて、誠に申し訳ありません。自分が何も出来ないことを忘れて、恥じ入るばかりです。今日の朝礼でもこのような発言をしましたが、「孫が出来たら変わる」と古参から言われました。その通りかも知れません。

震災1ヶ月後の石巻

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| 社長日記 | 07:56 AM | comments (0) | trackback (0) |

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