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夫婦2人食堂六時間労働残業なしで年収600万円
25日(火)22時から、テレビ東京の「ガイアの夜明け」を見た。通常火曜日は、ライオンズクラブの日で、まだ帰宅していない。その番組は、働き方改革に真っ向から矛盾するといわれている「飲食業」で、1日6時間労働残業なしの営業で年収600万円に取り組む夫婦の挑戦を取り上げていた。店名は「佰食屋」、当初1日に百食限定販売の運営システムを開発する。

そのため提供メニューを限定し、それを単純に百食だけ売る。売れたら店じまい。9時に入店したら、15時には片付けをして帰れるというシンプルなビジネスモデルを考えて、実践した。旦那様がコックで、玄人はだしの味を出すが、本職は「設計士」。店の機能性、デザイン性を追求するのも旦那様の担当。みずから夫婦も子育て中。

飲食の素人が、常識の枠をイノベートして、限定することで勝利の方程式を構築した。自らが子育ての真っ最中、飲食業界は労働時間が長く、その後の片付けにも時間がかかる。これが当たり前と考えて、使う方も使われる方も、あきらめ顔で漫然と行う。ところが若者は、この賄い付きのアルバイトにNoを言い出し、働くモノがいなくなって、オーナーは慌てて、今や打つ手なしとあきらめ顔。

そんな飲食の業界に、門外漢夫婦が一石を投じた。要するに年収600万円が稼げたらそれでいいのではないかとまず結論から逆算し始めた。食材は肉に限定し、大きな塊で購入し残すところなく使い切る作戦。「国内産肉丼」を1,000円で販売し、100食限定販売に特化する。並んだ人を整理し、早めに「売り切れ」看板を出す。多くを求めない、100食限定でその日の営業を終える。

この場所では昼食に限定し、13時前後で100食を売り切る。100食×1,000円で1日10万円。週休2日だと営業日は261日。年間2610万円、食材費48%だと残り1357万円。家賃・人件費等を支払、残りが経営者の年収となる。これだと言われている年収600万円/人に届く。これが佰食屋のビジネスモデルだった。ここには働く人が数人いた。

この主婦が請われて全国講演などをするうちに、自らの子どもが障害児で、時間が限りなく限定的。これまでの「佰食屋」を進化させて、夫婦2人ですべてをまかない、600万円の年収を稼ぐスタイルを次に考えたのだ。それが佰食屋1/2という店舗経営。売る商品も1/2、コストも1/2を原則とした。こうすることで、自分たちでも出来ると思う子育て層に希望を与える。

これでは1人換算600万円で、2人で1200万円とはならない。あくまでも1世帯夫婦で年収600万円で、子育ての時間は十分得られる。若い夫婦のスタートビジネスとして、これをフランチャイズとして全国展開する。それが佰食屋1/2であります。メニューを限定し、数量を限定し、食材ロスをなくして、ここに新しい働き方改革を提供しています。

もっともっと儲けたいと思えばさらなる工夫が求められるが、シンプルを追求し続けなければ、この戦略のコンセプトが狂う。これまでの常識を捨て去る、シンプルが、進化の源ではないかと思いました。稲盛和夫塾長が言うように、どこの山へ登るのかまずへそれを決める。若い夫婦2人で、労働時間6時間残業無しで子育ての時間を大事にするなら、この「佰食屋1/2」は画期的なオペレーションだと感心しました。


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| 社長日記 | 09:12 AM | comments (0) | trackback (0) |
ホテル日航プリンセス京都での二日目
風呂には入ったようです。帰りはそんなに遅くはなかったと思いますが、目覚めたら照明は全開、テレビもついたままでした。テレビの朝番組はここ京都、関西の番組が流れています。いつも高松で見る、関東版チャンネルとは違っています。朝食は7時~9時少し前まで、バス出発が9時です。

朝食も頂き、元気に「今日」のスタートです。まず稲盛ライブラリーは、10時から開場ですが、9時半には着いていました。私も何度か来ましたが、本社の美術館は見たことがないので楽しみです。改めて稲盛ライブラリーの館内を見て、今更ながら京セラの世界躍進の足跡をここに見ます。

稲盛和夫塾長もある意味タダの男であり、それでいてこの先少なくても1世紀は出ない希有な経営者だと思います。ここの見学者は中国人が8割、日本人が2割だと案内係は言います。中国人客はそれでも滞在時間は1時間ですから、案内する間がないのだそうです。塾生・非塾生問わず、大勢の中国人が来館するようです。

「稲盛ライブラリー」は、京セラグルーブが21世紀においてもさらに成長し続ける企業でありたいとの思いを込め、創業者稲盛和夫の人生哲学、経営哲学である京セラフィロソフィを学び、継承することを目的に開設されました。本社ビルの隣に、立派な7階建ての建物があります。

1959年に稲盛和夫が徒手空拳で創業した京セラ株式会社(創業時「京都セラミック株式会社)が、今日まで発展し続けてこられた原動力は、高い技術開発力以上に、京セラフィロソフィが存在したからです。つまり、全従業員が京セラフィロソフィを判断の基準に据え、行動規範として共育し、ひたむきな努力を続けてこられた結果が今日の京セラグループなのです。

「稲盛ライブラリー」は京セラフィロソフィの継承を目的に開設するモノですが、広く一般の皆様にも(無料で)公開させています。リーフレットには、以上のように書かれています。美術館は、ピカソの特別展を開催していましたが、私には分かりません。これも京セラの社会貢献の一つであります。

ここから先は昼食会場へ、移動します。茹でたてのそばが美味しかった。東寺に立ち寄り、京都南インターから高速道路へ、一路讃岐を目指します。今回の失敗は、電源の喪失。反省もするのですが、電源の持ち歩きはさらなる負担をもたらします。今のままでも重いのです。









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| 社長日記 | 09:13 AM | comments (0) | trackback (0) |
盛和塾香川京都例会はホテル日航プリンセス京都
京セラライブラリーを見学するために、京都のホテル日航プリンセス京都へ来て、ここで例会をしています。勿論京セラ関連会社です。関連と言えば、鹿児島県霧島市隼人町に「ホテル京セラ」もあるそうですが、稲盛和夫塾長の思いが叶わないのが、サッカーチームの「京都パープルサンガ」と「ホテル京セラ」の二つと言われています。ホテル日航プリンセス京都も同じ部門ですが、こちらは京都という立地もあって好調のようです。

今日の「わが経営を語る」は、㈱喜多猿八代表取締役社長・喜多泰博塾生と、奈良電機重工㈱代表取締役社長・奈良俊介塾生のお二人でした。二人ともまだ若い、正直まだまだという感じはしましたが、どちらも後継者であります。特に㈱喜多猿八さんは、100年以上の歴史を誇る。農薬の販売を中心にした業態だが、私でも昔、まだ市内松島町に店舗があった頃、母親の菊花の手伝いで、スミチオンという農薬を買いに行ったモノだった。

喜多泰博氏

奈良俊介氏

昔飛行機(セスナ機で大量散布)、今はドローンを使って農薬散布をするというが、なかなか大変だと思う。小豆島誠耕園井上智博さんも、「農薬は農協で買う」という。ナショナルブランドになればなるほど、同じものなら安いが良い。そう思うのが人の常だろう。確かに稲作りでも薬剤散布は2度はするが、田んぼの両側で二人が竹の竿に付けた散布ノズルを前へ進める。

なかなか大変な作業になる、収穫前だから夏にやることになる。これが一反300坪程度で30分かかるという。これがドローンだと、僅か3分というから、画期的な方法ではある。年間1千万円のドローン収入だとしても、来年は倍の2千万円しかならないと厳しい突っ込みが入る。第一シーズンイベントで、夏前後だけの仕事で、その後は遊んでいる。

例えば、来年7月からは旧市街化調整区域内では、事実上宅地化が出来なくなる。放棄されそうな農地を、高齢化した農家から借り上げて、何とかビジネスにならないモノだろうか。稲作では、作っても金にならない。私は田に水を張ったら、ドジョウの養殖は出来るだろうし、ウナギの養殖が出来たら面白いビジネスが構築できるとアドバイスした。近大のマグロは、山の中で育てているではないか。

一方奈良俊介塾生(奈良電機重工㈱代表取締役社長)は、綾川町の工業団地につい最近移転して、配電盤づくりから今では工場全体の配電設計から施工(電気屋だから機械はパートナー企業に依頼して作動確認して、おそらくメンテナンスもやるのだろう)までやっているようだ。全国展開が出来れば売上も上がるが、今のスタッフでは、数ヶ月県外勤務はさせられないと社長は言う。

これに対しても、その現場、例えば愛知県であれば名古屋で採用し、現地採用者と本社からのベテランで現地拠点を作る。さらに技術に惚れたと言って案件が増えたら、M&Aという方法も考えられる。心配しないでも拡張方法はいくらでもあるから、技術を磨き、無理難題に答えられる電気制御システムを構築せよと、檄が飛ぶ。

二人はまだ若い。京セラが歩んできたように、「考えよ」を常態にして、次々考えて迷わず実践することだ。私も奈良電機重工(株)が市内紙町にあった頃、アマ無線の師匠・塩田洋治氏の塩田工房へ行く途中、よく工場前の道路を使った。中崎巌さんも、ここでアルバイトしていた?後継者の知らないところで、みんなつながっているモノだ。

さて懇親会だが、アルバイトの男女若者がホテルマンの間で働いていた。彼女に声かけて話を聞くと、京都外国語大学在学生で「彼は香川県出身ですよ」と言う。彼は4年生でまだ就職先が決まっていないと言うから、迷わず徳武産業の十河孝男氏のもとへ彼を誘った。徳武産業なら、語学は英語に限らず中国語も使われる。

十河孝男氏

徳武産業の会社と、彼の実家は凄く近いようだ。長男だと言うから、縁があれば良いのだが。十河孝男さんの名刺を受けとった彼は、「ホームページは見てよ」という私の願いに、「分かりました」と答えてくれました。ここで2時間、京都の夜はまだまだ更けゆく。

今日のネタはこれで終わりますが、本日は電源トラブルでパソコンが作動せず、掲載が随分遅れましたことをお詫び申しあげます。今日のバス内でも20冊の「会長日記」を配りました。17年間の毎日アップしている手前、今になりましたがアップしました。明日は、10時までにあがります。

中橋政彦塾生の上げ潮じゃ




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| 社長日記 | 09:28 PM | comments (0) | trackback (0) |
泉佐野市からの今日のふるさと納税返礼品はうなぎ
この数日、何だかウナギが目に入る。手ごろな価格(1,500円程度)だと、中国産と書かれている。目を横に向けると、そこの横には「日本産うなぎ」が並んでいるが価格は、3,500円ほど。当然と言えば理解できるが、3,500円はなかなか即買いとはならない。昨日は大阪セミナーで直帰、今日は終日在籍ですが、昨日届いた「ウナギ」が冷凍庫に入っていると総務の大西香子さんが思い出したように言う。

分かった、自宅へ持って帰る。今頃とは思うが、やはり泉佐野市の反逆のふるさと納税の返礼品かと思う。このところウナギが食べたいと煩悩に似た願望がむらむらしていた私は、とは言いながら「会長日記」を両腕に抱えて、冷凍庫のウナギを忘れてしまっていた。なぜだか今日の総務は、帰宅が早い。約束があるのか、いつもなら「会長冷凍庫ですよ」と言い置き念押しして帰るのですが、今日は何も言わなかった。

言い訳をするが、「うなぎ」を会社の冷凍庫に置き忘れ、持ち帰りを忘れた。久しぶりの自宅食事が終わってから、どうしたことか「うなぎ」の存在を思い出した。醤油豆まで食べて、腹は十分満たされている。いやいやそれでも明日は京都で、「うなぎ」は今日どうしても食べたい。己はかなり、アルコールが入っている。

社員さんの個人携帯電話へ、電話してみる。いるかなと思ったYさんは、既に退社していた。彼からの情報で、Kさんがいるかも知れない。電話がつながり、申し訳ないが冷凍庫から自宅まで運んで貰った。時間にしたらわずか数分だが、まことに申し訳ない。かみさんは口ばかりで反撃してくるが、身体は動かない。民泊のリネン交換ダブルで、今日はとてもクルマを出す余力はなかった。

こんな困難な状況だが、どうしても「うなぎ」が食べたい。Kさんに頭を下げて、持ってきてもろた。社員さんを私用に使ったと息子に知られれば、いろいろ苦言を言われそうだが、どうしてもあの「うなぎ」が食べたい。まだ見ていない逸品なのに、どうしてここまでこだわるのか。これから待つことほんの少し、その姿を見てしまった私は、鍋を色々変えて、冷凍ウナギを暖めた。



カタチが大きいのでフライパンも用意したが、やはり深めの鍋で、折り重なるようにして解凍しました。結果は勿論食べたのですが、満腹に近い腹でも、入るものですね。ぺろりっと食べてしまいました。ウナギの完食がここ近日の一つの願望でしたが、明日からは通常の勤務に帰れそうです。明日は盛和塾香川の公式イベントで、京都へ行きます。


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| 社長日記 | 06:23 AM | comments (0) | trackback (0) |
悩める築古物件オーナーに対するコンサルティング
公益財団法人不働産流通推進センターが主催する標題の講座が、21日大阪天満橋の全日大阪会館で開催された。同センターは、宅建士の資質向上を目指して、「公認不動産コンサルティングマスター」資格を創設し、これでもかというくらい、資格を作っている。私も向上心は絶やすまいとして、この作戦に乗っかっている者の一人だが、息切れも感じる。

本日の講座は、不動産コンサルティング・スペシャリティ講座と位置づけて、先の「公認不動産コンサルティングマスター資格」の更新要件、つまり受講していたら、更新要件の一部にしますと喧伝している。このところ東京開催ばかりでなく、大阪開催も確かに増えている。

おかしな話しだが、東京開催で上京するなら「ホテル宿泊パック付航空券」が格安で、金にこだわれば宿泊し、時間が浪費されるという反比例の現状があります。悪友を誘って一杯やると終わるのですが、毎回毎回その手も使えず、最近は考え方を少し変えて、大阪受講が増えています。

この6月だけに限っても、8日(土)の高商紫雲会大阪支部総会、18日(火)宅建士資格試験実施説明会、そして今日21日(金)標題の受講と行く理由は千差万別ですが、二つ目の試験説明会も、これまでは東京での開催でした。大阪への足は、高速バスと山陽新幹線ですが、開催の場所によって、また次の予定などを考慮して使い分けています。高速バスも、10分程度の誤差で運行しています。

さて本題ですが、本日の講師は・明治大学研究知財戦略機構特任教授・田村誠邦(たむらまさくに)氏。一級建築士・不動産鑑定士の資格をお持ちです。誠邦さんを、もしかしたら「のぶくに」と読むかなと弱冠期待したのですが、残念でした。なかなか「誠」を「のぶ」と読む人は、いません。

話の内容は、この手の講座としては秀逸、の類いの話はよく聞いていますが、端的に表現して「飽きなかった」。語りに説得力があり、第一ニコニコしてしゃべれるのは、どこにもなかった才能です。内容が難しいと、人は自ずとしかめっ面になります。これまでの講師は、この当たり前の人でした。

しかし田村誠邦(たむらまさくに)氏は、そこが違います。聞いている側も、のめり込んでいきます。築古物件の賃貸住宅は、箱物と言われるアパート・マンションタイプを中心に、空きが増えています。入居率全国平均50%程度。この傾向は、ますます増えると思います。これから3年程度で、世帯数も減少に転じます。

田村誠邦氏の論調はすばり、「リノベーション」をして新たな価値を見いだす手法です。「リノベーション」とは、リフォーム工事より大規模で、新たな価値を生み出す再生工事のように考えています。従って工事費が高く、成功失敗の差が大きい事業になります。だからよくよく勉強して取り組みなさいと言う論調です。

時間の都合で多くを書きませんが、得した時間を過ごしました。今日は参加して、これからの方向性の考え方を学びました。


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| 社長日記 | 09:31 AM | comments (0) | trackback (0) |
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