風呂には入ったようです。帰りはそんなに遅くはなかったと思いますが、目覚めたら照明は全開、テレビもついたままでした。テレビの朝番組はここ京都、関西の番組が流れています。いつも高松で見る、関東版チャンネルとは違っています。朝食は7時~9時少し前まで、バス出発が9時です。
朝食も頂き、元気に「今日」のスタートです。まず稲盛ライブラリーは、10時から開場ですが、9時半には着いていました。私も何度か来ましたが、本社の美術館は見たことがないので楽しみです。改めて稲盛ライブラリーの館内を見て、今更ながら京セラの世界躍進の足跡をここに見ます。
稲盛和夫塾長もある意味タダの男であり、それでいてこの先少なくても1世紀は出ない希有な経営者だと思います。ここの見学者は中国人が8割、日本人が2割だと案内係は言います。中国人客はそれでも滞在時間は1時間ですから、案内する間がないのだそうです。塾生・非塾生問わず、大勢の中国人が来館するようです。
「稲盛ライブラリー」は、京セラグルーブが21世紀においてもさらに成長し続ける企業でありたいとの思いを込め、創業者稲盛和夫の人生哲学、経営哲学である京セラフィロソフィを学び、継承することを目的に開設されました。本社ビルの隣に、立派な7階建ての建物があります。
1959年に稲盛和夫が徒手空拳で創業した京セラ株式会社(創業時「京都セラミック株式会社)が、今日まで発展し続けてこられた原動力は、高い技術開発力以上に、京セラフィロソフィが存在したからです。つまり、全従業員が京セラフィロソフィを判断の基準に据え、行動規範として共育し、ひたむきな努力を続けてこられた結果が今日の京セラグループなのです。
「稲盛ライブラリー」は京セラフィロソフィの継承を目的に開設するモノですが、広く一般の皆様にも(無料で)公開させています。リーフレットには、以上のように書かれています。美術館は、ピカソの特別展を開催していましたが、私には分かりません。これも京セラの社会貢献の一つであります。
ここから先は昼食会場へ、移動します。茹でたてのそばが美味しかった。東寺に立ち寄り、京都南インターから高速道路へ、一路讃岐を目指します。今回の失敗は、電源の喪失。反省もするのですが、電源の持ち歩きはさらなる負担をもたらします。今のままでも重いのです。