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悩める築古物件オーナーに対するコンサルティング
公益財団法人不働産流通推進センターが主催する標題の講座が、21日大阪天満橋の全日大阪会館で開催された。同センターは、宅建士の資質向上を目指して、「公認不動産コンサルティングマスター」資格を創設し、これでもかというくらい、資格を作っている。私も向上心は絶やすまいとして、この作戦に乗っかっている者の一人だが、息切れも感じる。

本日の講座は、不動産コンサルティング・スペシャリティ講座と位置づけて、先の「公認不動産コンサルティングマスター資格」の更新要件、つまり受講していたら、更新要件の一部にしますと喧伝している。このところ東京開催ばかりでなく、大阪開催も確かに増えている。

おかしな話しだが、東京開催で上京するなら「ホテル宿泊パック付航空券」が格安で、金にこだわれば宿泊し、時間が浪費されるという反比例の現状があります。悪友を誘って一杯やると終わるのですが、毎回毎回その手も使えず、最近は考え方を少し変えて、大阪受講が増えています。

この6月だけに限っても、8日(土)の高商紫雲会大阪支部総会、18日(火)宅建士資格試験実施説明会、そして今日21日(金)標題の受講と行く理由は千差万別ですが、二つ目の試験説明会も、これまでは東京での開催でした。大阪への足は、高速バスと山陽新幹線ですが、開催の場所によって、また次の予定などを考慮して使い分けています。高速バスも、10分程度の誤差で運行しています。

さて本題ですが、本日の講師は・明治大学研究知財戦略機構特任教授・田村誠邦(たむらまさくに)氏。一級建築士・不動産鑑定士の資格をお持ちです。誠邦さんを、もしかしたら「のぶくに」と読むかなと弱冠期待したのですが、残念でした。なかなか「誠」を「のぶ」と読む人は、いません。

話の内容は、この手の講座としては秀逸、の類いの話はよく聞いていますが、端的に表現して「飽きなかった」。語りに説得力があり、第一ニコニコしてしゃべれるのは、どこにもなかった才能です。内容が難しいと、人は自ずとしかめっ面になります。これまでの講師は、この当たり前の人でした。

しかし田村誠邦(たむらまさくに)氏は、そこが違います。聞いている側も、のめり込んでいきます。築古物件の賃貸住宅は、箱物と言われるアパート・マンションタイプを中心に、空きが増えています。入居率全国平均50%程度。この傾向は、ますます増えると思います。これから3年程度で、世帯数も減少に転じます。

田村誠邦氏の論調はすばり、「リノベーション」をして新たな価値を見いだす手法です。「リノベーション」とは、リフォーム工事より大規模で、新たな価値を生み出す再生工事のように考えています。従って工事費が高く、成功失敗の差が大きい事業になります。だからよくよく勉強して取り組みなさいと言う論調です。

時間の都合で多くを書きませんが、得した時間を過ごしました。今日は参加して、これからの方向性の考え方を学びました。


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| 社長日記 | 09:31 AM | comments (0) | trackback (0) |
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