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広島県大竹市下瀬美術館は食事とアートの館
もう6年前になりますか、高松市の親善使節団としてフランストウール市を訪問した仲間と、広島県の西端大竹市の『下瀬美術館』と言う開館1年目の新しい美術館があると聞いて大川観光バスをして高松を出発しました。募集が20人で、ほぼ満席で琴電瓦町駅東口を出ます。

途中で2人をキャッチアップし、高松西インターから高速高松道に乗り、瀬戸大橋を渡って山陽道に入ります。途中パーキングエリアで休憩をとり、広島県大竹インターチェンジ到着が11時過ぎ、3時間半でそこからほど近くに下瀬美術館があります。到着後先に、レストランで食事をとります。このレストランが素晴らしくオープンキッチンで朝昼晩と食事を提供しています。

この下瀬美術館内の敷地内に豪華宿泊施設あり、季節によって価格帯が違うとは聞きますが、高いところで1泊40万円。私の知る限りでは美術館と宿泊施設、特に食事が豪華だと言う施設は記憶にありません。比較されるのは、香川県直島に『地中美術館』という宿泊施設が一体化した美術館があります。

私は生憎宿泊したことがなく、比較はできませんが、この下瀬美術館のオープンキッチンには圧倒されました。フランス料理と聞いていましたが、さすが噂通りの食事が提供されました。写真のように豪華な食事でした。このホテルを設計した建築家・坂茂氏が手がけた世界でも類を見ない空間で、多彩なコレクションを展示しています。この美術館は、「アートの中でアートを観る」ことをテーマにしており、美術工芸品から近代絵画まで幅広い作品を鑑賞できます。

美術館内では、季節の草花がそよぐ「エミール・ガレの庭」や、瀬戸内の多島美を望める展望エリア「望洋テラス」も楽しめます。坂茂氏がこのキッチンをモデルにしたのが、東京白銀台のレストランだと聞きました。料理にも感動しましたが、テ-ブルに置かれたナイフ・フォーク類にも驚きました。銀製で天井の光が食器に反射しているのですが、天井の光は肉眼で確認できません。間接照明ですが、理屈なしに魅了されました。

丁度開館1年を経過したと言うことで、キッチンスタッフも落ち着いたものです。昼はアルコールの提供量は少ないとは思いますが、ワインセラーにはたくさんのワインやシャンペンがストックされています。昼食目当ての地元客も、三々五々入っていきます。

この下瀬美術館は広島市内で建築資材を提供している丸井産業株式会社の創業60周年(2018(平成30)年)を機に構想され、2023(令和5)年3月に開館したと聞きました。代表取締役である下瀬ゆみ子さんが先代の創業者・下瀬福衛と下瀬静子から受け継ぎながら形成してきたコレクションを保存、公開する施設です。歴代経営者が個人で収集した作品が、多く集められています。

現在の社長は下瀬ゆき子さんで、そのお母さんが集められた雛人形展『下瀬美術館のひな祭り』が4月7日まで展示されています。何とも優美で気品のある作品は、大木平蔵のひな人形や能人形、御所人形で、『丸平大木人形店』は江戸時代の創業から約250年の歴史を持つ、京都の老舗人形店であり、大木平蔵の人形は皇室や三井家・岩崎家などの名家に愛されてきた由緒ある存在です。

今後も、国内外の美術工芸品を収集、保存、調査研究し続け、展覧会企画等の活動を行うことで、広島県大竹市から日本の文化の発展に寄与してまいります。とパンフレットには書かれています。ここから安芸の宮島の西端がみられます。面白い場所に建築されています。

蛇足ですが広島で思うことは、山の中腹まで住宅が立ち並んでいます。新幹線の車窓からも同じ風景が見られますが、いつ見てもこれからを心配します。広島は、山からすぐに海の感じがするくらい平地が少ないところです。そのため高台に住宅が林立しています。人口減ですが、上手く代替わりができたら良いのですが。案じられます。









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| 社長日記 | 10:06 AM | comments (0) | trackback (0) |

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