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奇跡を呼び込む力by西智彦
「世界で一番お客様と親しい旅行会社」を目指し、「お客様は恋人」「旅のホームドクター」「楽しくなければ会社じゃない、楽しくなければ仕事ではない」を実践、リピーターおよび紹介客で売上80%を実現。「思いは必ず叶う・・・諦めなければ」で数々の奇跡(ミラクル)を呼び込んでいる。超ポジティブ思考の経営者、西智彦(㈱JST代表取締役)さんは盛和塾名古屋の塾生であります。

その西智彦さんから、標題の本が贈られてきました。昭和28年2月生まれですから、私と同学年であります。鹿児島県沖永良部島出身で、鹿児島市内の中高校から神戸の甲南大学へ進学され、旅行代理店に就職し名古屋支店勤務が縁で、名古屋市で独立開業しています。業歴は、昭和54年から算えて40年と、西智彦さんが私よりほんの少し長いようです。当然業績は、比べようがありません。

海外旅行専門の旅行代理店として、「ハワイアンエイト(ハワイには8島あるようですが、本当はに×し=8)」などと実に洒落たネーミングのセクションを作り、業界人の会社移動が多いなか、伝説の営業マンを育て、奇跡をおこす会社を作っています。自分は幼少の頃から、神様に守られて実に運が良いと、繰り返し繰り返し書いています。

私ももちろん西智彦さんを存じ上げていて、本の中にも書かれているように、稲盛和夫塾長の「追っかけ塾生」でもあります。また稲盛和夫塾長は、西郷南洲の「敬天愛人」を大切にされていますが、この「敬天愛人」は、江戸時代末期に島津久光公の怒りに触れて沖永良部島に流されたおり、西郷南洲が考えたモノと聞いています。

2007年の記念式典の際に、稲盛和夫塾長が西智彦さんの実家、つまり沖永良部島へ行かれたようであります。本を頂戴し、代わりにと言ったら恥ずかしいのですが、「会長日記」を贈呈しました。その際に、読み終えましたら「ホームページの会長日記」で紹介しますと書いたもので、本日一気読みしました。私が一気読みした本は、そう多くはありません。実に盛りだくさんな内容にもかかわらず、読む人の心を鷲づかみにします。

奇跡という言葉を聞いて、「めったに起こらない珍しい出来事」という印象を持つかもしれませんが、そのような大それた出来事だけを指すのではありません。小さく、微笑ましい幸運は、あなたの周りに常に起こっている。毎日起こっている。ただそれは些細な小さなできごとなので、単なる日常の現象としてみてしまい、奇跡と捉えないのです。しかしそれを奇跡と捉え、この些細な小さな出来事に感謝し続けると、皆さんが信じられないような大きな奇跡が起きてくるのです。

最も印象的だった一文は、天職を見つけることは簡単です。あなたの仕事を好きになることです。自分の会社を、好きになる努力をすることです。偶然就いた仕事、何となく就いた仕事でもいいのです。好きになる努力をして下さい。仕事について考えて下さい。小さいことでもいい、毎日改良改革をして下さい。昨日より今日、今日より明日と前進するのです。すると仕事が楽しくなり、それが積み重なって、紛れもない天職に代わります。今あなたがやっている仕事こそが、あなたの天職です。



こちらから奇跡へ


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| 社長日記 | 09:26 AM | comments (0) | trackback (0) |
ケンミンショーで観た日本三大魚醤の中に香川県産が
魚醤(ぎょしょう)は、魚類または他の魚介類と塩を主な原料にした液体状の調味料。魚醤油(うおしょうゆ)、塩魚汁(しょっつる)とも呼ばれる。魚を塩と共に漬け込み、自己消化、好気性細菌の働きで発酵させたものから出た液体成分が魚醤で、黄褐色~赤褐色、暗褐色の液体である。

ケンミンショーは、全国各地の自慢話、特に食べ物についてカミングアウト(告白)する人気番組であるが、6日は「激突!!東西熱愛鍋合戦感動の魚卵!!秋田最強しょっつる鍋VS超濃厚カキ満載!!広島土手鍋」を扱うなかで、三大魚醤の紹介になった。しょっつる鍋に魚醤が使われているから、それではそもそも魚醤は?という展開で、香川県が出てきて私もビックリ。

魚醤は熟成すると、特有の香りまたは臭気を持つが、魚の動物性タンパク質が分解されてできたアミノ酸と魚肉に含まれる核酸を豊富に含むため、濃厚なうま味を有しており、料理に塩味を加えるとともに、うま味を加える働きが強い。また、ミネラル、ビタミンも含んでいる。魚醤はアジア、特に東南アジアの沿岸部を中心に、東アジアの日本、中国なども含め、いくつかの文化圏で多くの料理に用いられている。

日本では、近代的な食生活において、塩分濃度が高く風味が独特な魚醤は、醤油やうま味調味料の普及により一般家庭での使用は減っているが、いくつかの地方には魚醤を用いる文化が残っており、郷土料理などに利用されている。主なものでは、秋田県で「しょっつる(塩汁)」、奥能登で「いしる(魚汁)」、香川県で「いかなご醤油」が製造され、地元を中心に使用されていた。

秋田県名物、伝統的にはハタハタで作る魚醤。現在作られている「しょっつる」は、ハタハタに限らず色々な魚で作られている。もちろん、ハタハタ料理にも付き物。一般的にはハタハタ若しくはタラと豆腐、長ネギと一緒に鍋で煮る「しょっつる鍋」が有名。これは今でも広く、老若男女に愛されている。

またきりたんぽ鍋など、他の料理の味付けにも用いられ、ラーメンのスープに(特に隠し味として)使われる場合もある。創作和食の店ではドレッシングや付けダレなどに混ぜる(いずれも隠し味として)などの工夫も見られる。

そして「いしる」は、能登半島北部で古くから作られているイワシやイカの内臓や頭、骨を塩漬けして発酵させた魚醤油。イワシの身の部分で「糠鰯(ヌカイワシ)」を漬け込むときに、他の桶に骨や内臓を塩漬けにし、発酵させた汁を調味料として使う。骨や内臓を、無駄にしない生活の知恵から生まれた「魚汁」。独特の風味がある。古くから「いしる」の味を活かした家庭料理として「いしる鍋」があるほか、貝焼きと呼ばれる郷土料理がある。

先の二つに対して、「いかなご醤油」は、香川県の特産品。かつては「しょっつる」および「いしる」とともに、日本三大魚醤と呼ばれていた。1950年代に製造が途絶えたが、近年になって少量ではあるが復活生産されるようになったようだ。1952年生まれの私が知らないのも、当然のこと。使われる鍋料理がなかったのも、消えた理由の一つかもしれない。

香川県下で「いかなご醤油」を使っている店
日本料理 菊水 
茶寮三日月とうさぎ


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| 社長日記 | 09:00 AM | comments (0) | trackback (0) |
資生堂が36年ぶり国内新設工場建設
資生堂は6日、2019年12月期の連結純利益が、前期比20%増の735億円になったと発表している。2期連続で、最高益を更新した。国内は消費増税の買い控えインバウンド(訪日客)需要が減速したが、欧米事業の収益性が改善した。20年12月期も最終増益を見込むが、現時点の予想では新型コロナウィルスの影響を反映していない。

その化粧品大手の「資生堂」は、栃木県大田原市に化粧水や美容液などのスキンケア商品を製造する新工場を建設し、2019年12月末に本格稼働した。同社の国内工場の新設は、実に36年ぶり。アジアでの人件費の上昇や、「メードインジャパン・ブランド」人気の高まりが背景にあり、同業大手の「コーセー」も、2021年度に山梨県南アルプス市に、国内工場としては42年ぶりに新工場を建設する計画だ。

資生堂が大田原市に建設した「那須工場」は、敷地面積約11万平方メートル(約3万3千坪)に及ぶ。従業員は約350人態勢でスタートし、2022年には1000人規模になる予定で、地元は雇用の拡大を歓迎している。今後も2020年度後半には大阪府茨木市、2022年度前半には福岡県久留米市でも新たな生産拠点を稼働させる予定だ。

資生堂やコーセーが国内回帰に動き出している大きな要因の一つは、2014~2015年ごろから急速に高まってきたインバウンド需要だ。「特に中国の消費者は『日本製』を信頼しているほか、所得水準も上がってきており、値段が高くても安心して使える日本製であることが購入の決め手になっている」という。

さらに、日本企業がこれまで生産拠点としてきた中国などアジア諸国では、経済成長とともに人件費が上昇し製造コストも上がってきている。海外で、製造するうまみがなくなっていることも大きい。発展途上国のカントリーリスクも考慮すれば、海外進出のメリットもかき消されかねない。新型コロナウィルスの感染拡大も、その一つであります。収束しても、次がないとは言いきれない。

こうした流れは他業種のメーカーにも広がっており、日清食品は2019年春、滋賀県栗東市で22年ぶりに国内新工場を稼働した。日産400万食の生産能力を持ち、最新鋭の品質管理システムも備えている。また、ユニ・チャームも2019年、福岡県苅田町に26年ぶりの新工場を稼働。産業用ロボットなどによる省力化を、徹底した。ライオンも、2021年に香川県坂出市で、52年ぶりとなる国内新工場を動かす予定だ。有り難い、県民上げて歓迎します。

生産拠点を国内に移す「国内回帰」の動きは、上記の通りライオンや日清食品で動き出しており、今後も全産業に広がる可能性が高い。人件費の高騰を理由に、東南アジアへの工場進出が続いたが、ここへ来て国内回帰が見直されている。しかし回帰できているのは、資生堂などの大企業・高収益企業である。親会社について海外に進出した中小企業は、まだ帰ったとは聞かない。

新型コロナウィルスが発生したから中国がダメだと言う気は全くないのですが、韓国に始まり労働賃金の安いところを放浪し、今はベトナム等に軸足がかかっていますが、その内アジアを捨てて、アフリカまで行くことになるやもしれない。それなら一層のこと、国内工場で産業用ロボットなどを駆使し、生産効率を上げて安全安心に操業するのが、勝ち組のように思います。

蛇足ですが資生堂の第6代岡内英夫社長(昭和42年-昭和50年)は、高松商業高校、高松高等商業学校(現香川大学)出身です。昭和47年
に、創業100周年記念事業に取り組んでいます。


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| 社長日記 | 09:57 AM | comments (0) | trackback (0) |
SONY VISION-S Prototype CES2020でいきなりの発表
ソニーは2月4日、2020年3月期の連結営業利益が、前期比2%減の8800億円になりそうだと発表した。従来予想(6%減の8400億円)に比べ、減益幅が縮小する。上方修正の牽引役は、世界シェアの約5割を持つCMOS(相補性金属酸化膜半導体)センサーだ。スマホ業界では、3つのカメラを搭載した新機種が次々登場している。

またソニーは正月明けの7日、アメリカラスベガスで行われたCES 2020で、電気自動車をサプライズ発表しました。CESは、世界最大級の家電見本市です。モーターショーではありません。ソニーの強みCMOSセンサーで、世界を変える勢いです。アイボの開発メンバーが中心となり、電気自動車が制作されました。車内のエクステリア、インテリアのデザインもソニーが手がけています。

一番の特徴はCMOS Image Sensorを33個搭載し、車内外の安全を監視します。車はEVプラットフォームとなりクーペタイプでハンドル、ブレーキ操作を一部自動運転化。2020年内に公道で走行実験をめざしています。さらに驚きの第2弾は、現時点で市販の予定がないということです。完全な完成品で、俗に言う「コンセプトカー」の領域を大きくクリアーしています。

可変式リアウイングをもつ、スリークなシルエットの4シーター(4人乗りで前後同じ座席が使われています)4ドアセダンの名は「ビジョンS プロトタイプ」。第一印象は「ポルシェ タイカン」や「テスラ モデルS」あたりを彷彿させるような、市販車に近い実装車といった雰囲気で、その完成度に三度びっくりです。

ちなみにサイズやスペック的も上記モデルたちに迫るもので、全長×全幅×全高=4895×1900×1450mm、ホイールベース=3000mmと堂々たるもの。車両重量は2350kgです。前後に200kW(270ps)のモーターを1基ずつ搭載し(つまり4WD)、0-100km/hは4.8秒、最高速度は240km/h。前後ダブルウィッシュボーンサスペンションで、タイヤサイズは前245/40R21、後275/35R21となっています。

詳細は不明なものの、実はプラットフォームを含むクルマの主なコンポーネンツのサプライヤーはマグナシュタイア、協力企業にはボッシュなどの名前もあるということなので、完成度が高いのも納得というところです。もはやTOYOTA、ホンダの車という時代は終わったとも言われています。ソニーからの新型電気自動車で、どんなサウンドが聴けるのやら、実に楽しみです。


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| 社長日記 | 10:38 AM | comments (0) | trackback (0) |
IoT AIによる中堅・中小企業の競争力強化by岩本晃一
高松商工会議所創立140周年記念式典後の講演会です。講師の岩本晃一氏は、香川県高瀬町出身、丸亀高校から京都大学へ進学し、その後通商産業省に入省され、現在は独立行政法人経済産業研究所の上席研究員であります。この地位の人は、現場に余り関心がない人が多いのですが、岩本晃一氏は中堅・中小企業の現場に働きかける希有な役人の一人です。

2016年より「IoT AIによる中堅・中小企業の競争力強化に関する研究会」を立ち上げ、中堅・中小企業のIot導入に関する研究、人工知能AI等が雇用に与える影響や人材育成、働き方改革、経済格差問題などについて研究を行っている第一人者であります。

本日の小欄は、岩本晃一氏の講演をネタにさせて頂きます。少し長くなると思いますが、私の感動が多少なりと伝わると嬉しいのですが。その冒頭に、日本企業の情報化投資の大きな特徴は、コスト削減・人員削減を指向する「守りのIT投資」が主流で、新しい商品開発・ビジネスモデルの開発・売上増を指向する「攻めのIT投資」は少ないと言う。

ネタバレでありますが、岩本晃一氏は売上数億円から数千億円の企業に仕掛けをして、最終的に数百万円の投資で数十億、数百億円の売上げ増がなった企業の具体的実績を示して紹介しています。それは、岩本晃一氏やその他の専門家が、「IoT AIによる中堅・中小企業の競争力強化に関する研究会」に参加した企業に、無償で指導・助言しています。

いろいろなビックデーターを分析しながら、日本の経営者には、不確実な将来や急激な技術革新を目の前にして、自社を成長に導く自信がなく、立ちすくんでいる様子が窺える。早い技術革新のスピードに強い脅威を感じているにもかかわらず、日本の経営者だけが、「デジタル及びテクノロジーに関する能力」を強化しなければならないとは考えていない。

このような状況を確認しながら研究会は、参加するモデル企業9社に対して二つの条件を課した。1.IoT、AI投資をすること。2.通常は「企業ノウハウ」として企業内部に留まっている検討の途中経過の「試行錯誤のノウハウ」をすべて公開することを求めた。またモデル企業はすべて製造業であるが、BtoB、BtoC、ものづくりサービス業、小規模企業などにも展開し始めている。

また研究会のオブザーバーとして参加し、支援ノウハウを吸収してきた地方自治体においても、2018年度から研究会に参加し、その数は順次増加しており、取組は全国的な広がりを見せている。そもそも第4次産業革命は、大きな市場の予感がするため、毎日のようにITやIoTに関する記事が載っているが、残念ながらそれらはほぼ例外なく大企業でのこと。日本の中小企業の現場に本格的なITやIoTを全面的に導入し、実績を出したという事例は極めて稀である。

その理由は実にシンプルである。「よくわからない」の一言に尽きる。それには2通りの意味があり、1つ目は「技術が難しくてよく分からない」、2つ目は、「自分の会社にどのようなメリットがあるのかよくわからない」というもの。また他社の「導入成功事例」を見るだけで、ITやIoT投資を決断する中小企業の社長はまずいない。

他社の最終的成功事例だけを見せられても、「あの企業は、あのやり方で良かったかもしれない。だが、わが社は違う」。あの会社は途中の壁を乗り越えられたが、自分の会社は果たして壁を乗り越えられるかどうか分からないと不安を持ち、一歩を踏み出すことができなくなる。

具体的事例を一つだけ。2016年の研究会に参加したモデル企業の試行錯誤として、非常用・防災用発電装置を取り扱う製造メーカの「㈱東京電機。昨今高まる災害などで増加した需要に上手く対応している同社ではあるが、実は「アナログ」な課題に直面していた。発電機の設計図も紙のまま使用保管しており、また販売前の検査データーは、紙に一度記載した後、再度清書のためパソコンに転記するなど、作業が煩雑かつ誤入力があった。

そこで同社は生産管理システムのIoT化によるペーパレス化・情報の一元化として、現場帳票ソフトバンクとタブレットを導入した。社員全員に170人にタブレットを与え、データーの記入はタブレットで管理し、二重入力が削減できた。投資額は、現場帳票ソフト・タブレット・付属機器に約400万円。導入までに7ヶ月程度要した。売上は10%向上した。


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| 社長日記 | 10:26 AM | comments (0) | trackback (0) |
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