24日高松市内の高松国際ホテルにおいて、標題の祝う会が開催されました。七條章氏は、「ランドハウス・ジャパン」という商号の宅建業者であり、私とはライオンズクラブの仲間同士です。ただし七條章氏は高松LC、私は高松栗林LCとクラブは違いますが、七條章氏とは、クラブを超えた付き合いをさせて頂いております。
今日の資料の中で、氏の経歴も詳しく書かれています。高松商の卒業で、私の大先輩とは知りませんでした。85歳ですが、「お若い」と言うしか表現が出来ない元気者です。というのも、今日の祝宴の余興は「受賞者謝辞および松島ヒストリ」と題した、「七條章独演会」でした。みずからが関係する「交通安全協会松島地区」等の人々を紹介し、その席を沸かせます。
地元松島地区の関係者や、ライオンズクラブから宅建協会、はたまた紫雲会役員として私の紹介もあったようですが、私は中座をしていて、大変失礼をしました。約30分は舞台上でマイクを持ち続け、楽しくワンマンショーをやっていました。参加者220人は、聞いている人ばかりではないのですが、反面次はわれわれの番だと構えているテーブルもありました。
また驚いたのは、5千円という会費制の徹底。会費制の祝う会も過去にありましたが、桜を見る会の5千円のように、5千円で支払いが終わるモノではありません。私も祝儀袋に「御祝」と自署したものを受付へ渡しましたが、なんとその袋を開けて、差額を突っ返すのです。もちろん顔見知りですから、腹も立ちませんが、それだけ七條章氏の意向が徹底されていたわけですが、これには驚きました。
3年前に他界された奥様も、地元各種団体に所属されて、奥様の話も多く聞かれました。まさに夫婦されて、地域貢献をされた方の受賞祝賀会でありました。私は七條章氏が飲料水「セブンアップ(七條)」を製造していたというのは、昔話では聞いていましたが、その現場は知りません。であれば、粉骨砕身、夫婦して多忙な毎日だったと思います。その工場跡地は、賃貸で大型量販店に貸しています。
日本に「ペプシコーラー」や「コカコーラ」が入ってきて、地元の飲料水はその姿を消しました。ここ仏生山町にも同業者がいましたが、同じように廃業に追い込まれました。香川県のみならず、他県へまで出荷していました。ある意味、町の自慢でありました。逞しく楽しく生きる七條章氏、益々好きになりました。受賞おめでとうございました。