一般社団法人香川県婦人団体連絡協議会(野田法子会長)が主催する標題の音楽コンサートが3日、平日にもかかわらず午後1時半から、サンポートホール高松大ホールに男性まばらの1,500人を集めています。女性の会が主催して、女性陣が陣取っています。私も開演15分前のぎりぎりに入ったのですが、2階はおろか3階の袖席まで一杯です。これほどまでの満席を、私は見たことがなく、香川の女性パワーに仰天しました。
冒頭に、野田法子会長の開会挨拶がありました。野田さんは、県下随一の「女性団体のドン」。コトデンの真鍋康彦会長、香川日産の真鍋健彦会長の長姉であります。拙著「会長日記」にも「コトデンの巻」があるくらいで、私もコトデン関係のネタをよく書いています。するとどうしても、野田法子さんに行き着きます。
香川県下の女性の活躍を強調され、写真のタペストリーも、英明(香川)高校の女子生徒さんが、小さな張り紙(確か2,000枚)で作った女性らしい作品であると紹介されていました。壇上には、地域女性団体の作った、光る筒と、生け花がしつらえられていました。徹底した「女性化」です。会場誘導も女性、司会者も勿論女性会員。
具体的には、「一般社団法人街角に音楽を@香川」の鹿庭弘百氏が共催として仕掛けています。第1部は、SAPATOS(サパトス・ポルトガル語で靴)のアコースティック・ボサノバ・ユニット、ギターとサックス・フルートともう一つの木管楽器を演奏する2人です。2人で靴の右と左という、ネーミングです。2003年に誕生し、CDアルバムを10枚リリースしているプロです。ストリートパフォーマンスなど、多彩な経験をされて、高松へも何度か足を運んでいるようです。
第2部は、香川小豆島出身の伊藤君子さんの歌です。小豆島出身の、「大年増(しょうどしまとおおどしまを掛けています)」ですと、冒頭で笑いをとっていました。ジャズシンガーですが、世界中で有名人のようです。ジャズはよく分かりませんが、美空ひばりに楽曲を提供したという「愛燦燦(あいさんさん)」を謳いましたが、こちらも上手い。ピアノ演奏に合わせて、年齢不詳ですが達者なシンガーです。
第3部は、地元コーラスグループの歌と聞きましたが、ここで終演予定の時間を過ぎて、次が控えている私は失礼ながら中座しました。何かの間違いで、浜田恵造香川県知事(御母堂様の逝去で欠席とのことでした)予定の特等席で良い思いをしました。主催の協議会野田法子会長も、次の席にその姿がありました。慌てたことだと思います。次の席のネタは、後日報告します。