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雨で中断ながら6回コールドで高松商3回戦に勝利
このところ雨にたたられて、試合日程の変更また変更が続いています。主催者も頭を抱える、第101回全国高校野球選手権大会香川予選です。梅雨明けが遅れて、いつもの県予選とは違うコンディション調整を各チーム共に求められています。こういうイレギュラー時、県土が日本一小さい香川県は助かります。岩手県など広大面積の県は、もっと苦労しているのでしょうね。

さて高松商の3回戦の相手は、「坂出高」です。予定より早く11:40分から開会しました。雨の影響が心配される中、前試合が6回コールドだったことも手伝って早めの開会です。高松商は1回4点、3回2点、5回1点そして6回に3点を加点して10X-0のコールド勝ちでした。心配された先発右腕中塚公晴投手は、6回を投げて単発の5被安打、5奪三振、四死球2の完封(6回まで)でした。

打線は5番浅野怜選手が、6回まででしたが3安打3得点(二塁打1)と大当たり、2試合での通算打率は、7割を超えています。また6番で先発出場の笠居小史朗選手(2年)は、地元紙の予想オーダーにも入っていませんが、2回戦の6回代打で「左前安」、本日の試合では「本塁打」を含んで2安打、1得点、通算打率7割5分と長尾健司監督の大抜擢に答えています。

2回表坂出攻撃終了から降雨中断に入り、37分の後に、土を入れたりのグランド整理をして再開しました。高松商は守備も攻撃も中断の悪影響もなく、その後も5点を奪取して6回コールド勝ちです。心配事と言えば、初戦の2回戦が7回コールド、本日の3回戦が6回コールド勝ちで、9回を戦えるのかという体力が心配です。もちろん冗談ですよ。

攻撃面では、本塁打1(笠居)、三塁打2(石丸・安部)、二塁打1(岸本・浅野)を含む12安打、加えて四球が7と盗塁1、失策なしのバランスの良い試合運びでここまでは見る者を喜ばせています。次は24日の4回戦、10時から観音寺一対香川高専高松の勝者と、その次の5回戦は26日10時から、決勝戦は28日(日)12:30から予定されています。

昨年の第100回大会は、思いもしなかった3回戦(2試合)で敗退、第99回は4回戦で、第98回は決勝戦(6回戦)で敗退しています。今年は、必ず甲子園の土を踏むと信じています。全日本U18に選ばれたエース香川卓摩投手(3年)を、どこで投入するのか。聞くと、香川卓摩投手の調子も悪くないという。長尾(健司監督)マジック、次はどう選手を輝かせるのだろうか。


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| 社長日記 | 08:51 AM | comments (0) | trackback (0) |
裏切られた自由上下byハーバート・フーバー
「フーバー大統領が語る第二次世界大戦の隠された歴史とその後遺症」と副題のついた、アメリカ合衆国第31代フーバー大統領(1929年~1933年)の、70年間の沈黙を破り、ついに世に出た本であります。先にアメリカ合衆国で、そして2017年に渡辺惣樹氏によって翻訳出版されたものです。写真でも想像がつくと思いますが、上巻700頁、下巻580頁の超大作。





ざっくり解説すると、フーバー大統領は第31代大統領で、共和党員です。その後の第2次世界大戦中のアメリカ大統領は、第32代大統領フランクリン・ルーズベルトで民主党員です。一般的に、次の大統領のすることは、元職として面白いわけがありません。そのような傾向を否定はしませんが、この本はそのような側面を超越した公的資料に基づいていて、読んだ感じでは客観的な分析がなされていると思いました。

歴史小説ではなく、歴史記録集の感じがします。要するにフーバー元大統領は、日米間の太平洋戦争は避けられたのでないか、もう一歩踏み込んで表現したら、太平洋戦争は「アメリカが仕掛けた戦争」ではなかったかと、読む人に問いかける内容になっています。非常に丁寧に資料を集め、コツコツと理論を構築しています。

まず上巻を拾い読みすると、(フーバーの台詞として)本書は1941年以前の対日関係を詳しく記すことを目的としていない。しかし、わが国が戦争に突入することになった直接の原因が日本である以上、真珠湾攻撃に至るまでの経緯を書かないわけにはいかない。アメリカ政府は、(対日交渉の経緯を)国民に隠していた。そしてその後の教育でも、何があったか歴史の真実を教えていない。だからこそ、対日交渉の経緯ははっきりと書いておかなければならない。上巻471頁

当時(1941年)の日本は、近衛文麿公(首相)に指導されていた。近衛首相は、緊張緩和を何とか実現したいと考えていた。特に、英米との関係改善を図りたかった。日本から関係改善を求める公式提案があったのは1941年5月のことである。その提案は、野村吉三郎提督によってもたらされた。彼はきわめて親米的な人物であり、近衛によって駐米大使に任命されていた。

しかし、野村吉三郎提督の交渉の成果はことごとく東京の松岡洋右外務大臣の妨害にあった。松岡は、反米感情を持っていた。1941年7月18日、近衛は新内閣を組織した。松岡に代えて、豊田貞次郎提督を外務大臣に据えた。日本の状況は、侵略行為をやめ、中国に自由を回復させるのに好都合な環境に変化していたのである。

1940年9月、グレー駐日大使は対日禁輸政策を実行すべき時期に至ったと伝えていたが、1941年に入ってから日本との関係改善は可能であり、経済制裁はむしろ危険であると訴えていた。グレー大使の意見がありながら、1941年7月25日、ルーズベルトは日本からの提案を一顧だにせず、日本に対する経済制裁を突然強化したのだ。

日本向け輸出及び、日本からの輸入をすべて政府の管理下に置いた。さらに、米国における日本の資産を凍結した。これに、イギリスとオランダが続いた。8月4日、近衛首相は陸海軍大臣と協議し、ルーズベルト大統領との直接会談の道を探ると発表した。引き続き和平の条件を探るという決定は海軍の支持を得、陸軍も同意していた。天皇は、出来るだけ早く大統領との会見に臨むよう指示した。

このような記述が続くのだが、私なりに集約すれば、フランクリン・ルーズベルト大統領は日本に開戦の戦端を開くように仕向け、そのことを議会へは勿論、国民へも公表することがなかった。それがフーバー大統領の著書のタイトル、「裏切られた自由」となったように私は思います。

上巻の最後として、515ページに書かれている「第41章日本を刺激する方法 その四:真珠湾攻撃」から。グレー駐日大使は何度も注意を促していた。日本は、アメリカの言うとおりの国になるか、飢えて死んでしまうかの選択を迫られれば、自殺行為(hara-kiri)になることがわかっていながら戦うことを選ぶ可能性がある。(この警告通り)日本は、12月7日に真珠湾を攻撃した。

下巻の第2部は、戦前戦後のヨーロッパの情勢が中心で構成されている。そもそも日米決戦について書かれた本ではないから、当然と言えば至極当然である。ヤルタ会談(1945年2月4日~11日)、トルーマン政権の始まり、ポツダム会談とその後等が書かれている。当然のことながら私は、日米開戦の経緯が一番の関心事でありました。

それがアメリカ側の文章で、それも多くの議会報告書・委員会議事録、当事者の証言などを交えて、あくまでも「客観的に(フーバー元大統領のことば)」まとめられた名著であると思います。読むだけでも長い時間を要し、小欄で紹介するのにも書いては止めて、また書いて、これまでの会長日記17年で経験したことのない体験をさせて頂きました。


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| 社長日記 | 09:37 AM | comments (0) | trackback (0) |
農業水路住民の排水巡る使用料改良区の請求認めず最高裁
農業用の土地改良などを行う法人「土地改良区」が、土地改良区の管理する農業用水路に「屎尿(しにょう)」を処理した排水を流す住民に、水路の使用料相当額を請求できるかが争われた訴訟の上告審判決が18日、最高裁第1法廷(小池裕裁判長)であった。第1法廷には5人の裁判官が居るが、全員一致の判決であった。

同小法廷は、河川法に基づく許可は土地改良区に流水を使用できる権利を与えたもので、この許可に基づき使用料を他者に請求することは出来ないとの判断を示した。訴えていたのは、徳島市の土地改良区であるが、香川県下も下水道の整備が追いつかず、ため池からの農業用水路網が、文字通り網の目のように張り巡らされていて、使用している現状がある。

土地改良区は河川法に基づき、川の水を灌漑(かんがい)目的で使用する許可を受け、徳島市が管理権限を持つ水路の維持管理を事実上になってきた。屎尿などを浄化槽で処理した排水を水路に流す住民に、使用料相当額の支払いを求めていた。私の周辺では、一般家庭の7人槽で7万円を最初に、その後も清掃に参加しなかった住民に3,000円程度を課している。

第1小法廷は判決で、河川法に基づく許可は、灌漑目的のために必要な限度で流水を使える権利に過ぎず、直ちに第三者の水路への排水を禁止できるモノではないと指摘。排水を禁止できるとして土地改良区の請求を一部認めた第二審判決(高松高等裁判所)を破棄し、請求を退けた。

小池裁判長は補足意見で、「水路の管理権限を持つ徳島市(過去には国だった)と土地改良区の法的関係が明確でないことが、紛争の原因の一つになっている」と指摘した。維持管理や費用負担のあり方について、両者の役割を明確にした上で、法令に基づいて整理する必要があるとした。

農林水産省が2017年に実施したアンケートによると、農業水路を生活排水など農業以外の目的にも使っている土地改良区は4割近くに上った。農業用水路は、既に生活に欠かせないインフラになっている。アンケートに応じた3824改良区のうち、38%の1455地区が「農業以外に使っている」と回答。

このうち1011地区は下水道が整備されておらず、個々の家庭が浄化槽(過去は単独槽でよかったが、最近は合併槽で屎尿のみならず、台所風呂からの排水も浄化槽を経由する仕組み)で処理した屎尿などの排水を流していた。7割を超える732地区は、住民から使用料を徴収している。

農水省によると、土地改良区は「多目的利用規程」というルールを定め、使用料を決める。各家庭と個別に契約を結び、徴収分は用水路の維持管理や補修などに当てられるという。担当課長は、支払を拒否する住民がでることを懸念。「一般家庭の負担によって用水路は維持できている。今後も協力してほしいと」と語った。

過去には土地改良区の同意を付けなければ、新築時の建築確認で「水洗」とはならなかった。今はこれが不要になっている。そのためトラブルも散見される。受益者負担がなくなれば、農業用水路の整備改修等の負担が税金に転嫁される。私は、それを心配する。


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| 社長日記 | 10:08 AM | comments (0) | trackback (0) |
第27回盛和塾世界大会二日目
これでもう最後と、誰しもが残念がっています。このパシヒイコ横浜には、世界100数塾から4,791名が来ています。こんな数を集める団体は、多くないと思います。勉強会は「国立大ホール」、懇親会は「展示場」です。料理はとなりの、コンチネンタルホテルから提供されます。ここ10年くらいは、京都国際会議場にかわり、この会場が使われています。

特に中国に「無錫塾」が出来てから、燎原の炎のように、中国塾が増えて中国人塾生が7,000人と言われるようになっています。総数の半分が、中国人です。ハーバード大学のMBAより、稲盛哲学が自分たちに合うとして、中国人塾生が増えています。昨日発表の3人目は、中国寧波の張忠良さんでした。

本日も9時過ぎから、2人の塾生の報告でした。藤尾秀樹氏は、20才の息子さんをなくされ、次の小野寺聡氏は、奥さんを亡くされてどん底を耐えています。経営も辛いモノですが、肉親の死は、人間としても耐えがたい悲しいモノです。それでも経営者は、社員や社員の家族のために、必死になって働きます。

大会記念行事や昼食の後、最後の「塾長講話」がありました。稲盛和夫塾長は欠席ですが、塾長は最悪の場合を想定し、講話原稿を諸橋事務局長に託しています。過去には諸橋事務局長が代読したこともありましたが、今日は、子守康範(大阪塾生・フリーアナウンサー)氏の代読かと思います。そうそうその前に、第69代横綱白鵬関のビデオメッセージもありました。福岡塾の塾生です。

1983年「盛友塾」として発足した「盛和塾」、その後100塾5,000名構想を掲げて、稲盛和夫塾長は「水戸黄門」のように、全国行脚で塾生の指導に当たってくれています。稲盛和夫塾長の講演料はありませんから、比較的廉価な会費で、塾生は学んでいます。国内企業の99%が中小企業で、働く人の90%が中小企業で励んでいます。

このところの稲盛和夫塾長の体調を思いはかると、「JAL再生」に精魂を使い尽くしたかと思います。民主党政権唯一の成功例です。前原誠司氏の後援会長を、稲盛和夫塾長がしていたことがありました。塾生を中心に55万人の「JAL応援団」も立ち上げて、われわれも応援しましたが、コンビ二おにぎりを食べて頑張る稲盛氏の姿が、JAL社員の魂を揺さぶったのかも知れません。

盛和塾は解散しますが、これまでの学びを従業員に伝えて、「全従業員の物心両面の幸福を追求し、人類社会に貢献する」ことは永遠の課題であります。




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| 社長日記 | 10:00 AM | comments (0) | trackback (0) |
盛和塾第27回世界大会フィナーレ大会1日目
この大会で、盛和塾世界大会は終了します。盛和塾自体も、今年末をもって解散になります。残念ながら稲盛和夫塾長は、欠席でした。ビデオメッセージが届いていましたが、「激やせ」ながら気丈な塾長の姿に、思わず涙がでました。「泣いている暇があれば、社員を大事にして働かんか」と言われているようです。

本日は13時から、4人の塾生の経営発表です。各地の予選会を勝ち進んだ今年の発表者は、ひと味もふた味もちがいます。不動産業者の、榮章博(ランドネット代表)氏は、不動産流通業を革新することで、世界を変える。その手法は、「不動産の活用方法」をお客様に提案するというのです。そんなことは私もやっていると言いたいところですが、彼は五大陸結ぶ不動産のネットワークを創ると言うのです。

不動産は現場主義で、その地その場の独特な慣習もあります。勿論法律もあり、条例もあり、兎にも角にも「独特」なものがあります。そんな考え方から、私は香川県一円を商圏と考えています。確かに全国展開というビジョンも想定はされますが、そんな困難は、もう年だからと諦めています。

それを榮氏は、世界展開するというのです。その国の法律、税制を完全にマスターし、投資効率を比較検討するというのです。私も日本から出て、中国やアメリカで「日本人相手」の賃貸斡旋をする会社は見てきましたが、五大陸を制覇するという会社も、経営者も見たことも聞いたこともありません。

確かに稲盛和夫塾長は、世界を相手にビジネスを展開してきました。それは商材がファインセラミックスという、世界中のどこでも使われる商材であり、むしろ早くからアメリカで販売したことで、国内の大手が振り向いてくれるようになりました。そこから大きく京セラは、飛躍しました。しかしそれはあくまでもファインセラミックスという特別な商材だからです。

だから京セラの経営指針は、「「全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、人類、社会の進歩発展に貢献する」となっているのです。「人類」です。これを榮章博(ランドネット代表)氏は、やろうとしているのです。本日の参加者は、4,791名です。塾生は国内7,000名、世界中に7,000名になりました。それも、今年末で解散です。人が増えると、量ばかりでなく、質も凌駕するのです。

解散は残念無念ではありますが、これも試練です。1番辛い試練ですが、泣いていては、「前へ」進めません。稲盛和夫塾長は、多くの教材を残してくれています。今取り組んでいる「機関誌マラソン」だけでも、何とかゴールしたい。これからの20年(これぐらい生きるでしょう)、少しは世のため人のために役立つことをして、彼岸へ渡りたい。






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| 社長日記 | 10:31 AM | comments (0) | trackback (0) |
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