2019,07,16, Tuesday
7月16日(火)の四国新聞13面に、樋端久利雄特別展が今月20日から10月7日(月)まで、東かがわ市歴史民俗資料館(東かがわ市)で開催されます。その関連行事として、標題の講演会が行われます。演者は、樋端久利雄についての著書を書いた高嶋博視 (元海上自衛隊横須賀地方総監) 氏。過去に私も、この本に触れて小欄に書いたことがありました。
東かがわ市出身の陸軍士官で、将来を嘱望されながら太平洋戦争で、39才の若さで戦死した樋端久利雄(1903-1943)氏の特別展が、市歴史民俗資料館で展示される。未確認情報ですが、出身の「三本松高校」に樋端久利雄氏に関する資料が多く保存されていると聞いている。傑出した頭脳や先見性を持ち、「帝国海軍の至宝」とも評された樋端氏の生涯を紹介するパネルなどの展示になるようだ。 樋端氏は旧制大川中(現三本松高)4年終了後、海軍兵学校、海軍大学校と進み、いずれも首席で卒業している。艦隊の戦いが主流の時代に航空機による戦術を着想し、航空兵器の改善・改良に努め、自らの名がついた「樋端ターン」と呼ばれた攻撃法も編み出している。その生涯を閉じたのは、1943(昭和18)年4月18日。有名な山本五十六連合艦隊司令長官機撃墜の犠牲となった。 また8月3日(土)の講演は、「ソロモンに散った聯合艦隊参謀」の著者、「元海上自衛隊横須賀地方総監」の高嶋博視氏が行う。私も早速予約の電話を入れたがつながらず、「市交流プラザ」に問い合わせたら、200~300名は収容できるから、予約は取らないのだろうとの答えでありました。 もちろん本の内容はすばらしい物だったが、それを著者自らの口から聞けるこんな機会は滅多にない。入場無料。高嶋博視氏もさぬき市出身の郷土人。私は先約があったのですが、社員さんにお願いして、東かがわ市へ行くことにしました。 ここをくりっくしたら |