副題は、「コロナ外交」でわかった火事場泥棒戦略の正体。買い漁ったマスクでコロナ外交!一国二制度のウソで香港を騙した!盗んだIT技術で世界を監視!これが中国の暴挙だ!なんと12名の著者が、中国に対する自分論を展開している、宝島社から、本体1,270円で出版されている本です。2020年8月21日第1刷発行となっています。
新型コロナウィルスの発生源は、間違いなく中国である。そして、中国共産党はそれを隠蔽しようとしたが、うまくいかず、世界にばらまいてしまった。しかし、中国はそれに対して開き直った。世界がコロナ禍にある中で、マスク外交をし、東シナ海、南シナ海に進出し、5Gによって通信でも世界覇権を狙っている。そんな中国共産党の野望に、世界中が激怒している。その火事場泥棒的戦略の正体を、徹底的に暴く!
この本は、中国の悪辣非道を徹底的に批判する本であると思います。中国は、100年前の悪夢を世界に呼び覚ました。スペイン風邪以上になるかもしれない新型コロナウィルスを、世界にばらまいた。そしていま、人類が100年以上かけて、大きな犠牲を払って築いてきた民主主義と自由を破壊しようとしている。そしてスターリンが、毛沢東が、ポルポトがやった独裁を再び復活しようとしている。
▶中華思想の習近平国家主席もっとも危ない(井沢元彦)
朱子学を根っこに持つ共産主義に、人間の平等はない。
▶破綻寸前の「一帯一路」で世界が激怒(宮崎正弘)
海の覇権を狙っている中国。アジアで、カネと弱みにつけこんで拠点を奪う中国。約束を守らない中国に、怒り始めたアフリカ諸国
▶アメリカは中国共産党を絶対許さない(ケント・ギルバート)
中国に裏切られたアメリカ。トランプを、嵌(は)めようとした中国。全アメリカが反中になっている。中国への規制は、アメリカ経済に大きな影響はない。
▶コロナ対策で確執が深まる習近平と李克強(石平)
危険水域にある習近平政権。2020年は、転換の年になる。李克強首相から権限を奪った習近平。李克強首相へのいじめのような冷遇。習近平主席と李克強首相の壮絶なバトル。
▶香港問題を契機に中国は破綻する(渡邊哲也)
中国経済は中長期的に立ちゆかなくなる。アメリカによるモノの遮断の次に、ヒトの遮断が始まった。ファイブアイズは中国を許さない。香港問題を皮切りに、中国はデフォルト(債務不履行)から崩壊に向かう。
▶香港人の怒りの声を聞け(福島香織)
一国二制度は、50年間続くはずだ。法律の中身もわからないまま制定された。狙いは民主派弾圧と声の封じ込め、そして逮捕。いまこそ、日本人が声を上げて中国を批判すべき。
▶中国という疫病神との交友謝絶が台湾を救った(黄文雄)
コロナ禍抑止の成功は、疫病神との交友謝絶による。台湾から見た中国の生物兵器戦。中華思想の押しつけに、日本はどう対応すべきか。
▶中国に食い荒らされたオーストラリア(奥山真司)
すべて天安門事件から始まった。2000年代からの攻撃。中国共産党に狙われる教育・研究機関。対峙すべきは中国人ではなく、「中国共産党」である。
▶ITで世界を監視する中国に自由を奪われるな(深田萌絵)
戦争の終わりとデジタル監視社会。盗まれたPRISM計画。台湾が
技術移転の入口。IT技術の遅れで日本は滅ぶ。
▶コロナの隙に尖閣に進出するずるい中国(時任兼作)
2カ月以上にわたって毎日現れた中国船。中国の狙いは、石油資源と
太平洋への進出。尖閣諸島を奪取する中国政府の驚愕のシナリオ。竹
島を武力で取られた過去に学ばないのか。
▶武漢発ウィルスを兵器と疑う理由とは(坂東忠信)
武漢で防疫軍事演習の後、軍人運動会を実施。隠蔽と実態把握・解明が、水面下で同時進行していた。兵器としてのウィルス開発。感染拡大を、チャンスに変える中国の目論見。
▶マスク外交の医療美談にご用心(大高未貴)
欠陥医療物資を横流し?戦慄の臓器移植とまたもや日中合作美談。医療ツーリズムの実態。臓器移植は法輪功の人たちだけでなく、ウイグル人もターゲットに。
タイトルを並べただけでも、おぞましい内容が想像できる。自民党の議員団では、習近平国家主席を国賓で招待という意見がまだくすぶっているようだが、そろそろ目を覚ます啓蟄の春です。