■カレンダー■
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30     
<<前月 2021年11月 次月>>
■お問い合わせは■
松野不動産電話番号:087-888-0011
■過去ログ■
社長日記過去ログ
■メニュー■
松野不動産ホームページ
■管理者■
ADMIN ID:
ADMIN PW:
■新着記事■
■カテゴリー■
■月別アーカイブ■
■リンク■
■その他■
■来訪数■
合計: 2364767
今日: 1047
昨日: 3232

NHKスペシャル・シリーズ体感首都直下地震
あるセミナーで、2019(平成31)年12月に4日連続でNHKの地上波放映された『NHKスペシャル・シリーズ体感首都直下地震』の話題が出た。講師が言うには、その昔(1990平成2年)3夜連続で『緊急土地改革・地価は下げられる』という特番が同じNHKで放映され、その後バブルが崩壊し土地価格が暴落した。この番組は私も生で観て、衝撃を覚えたのを今でも生々しく覚えている。

私が創業9年目のことで、『香川県不動産青年同好会』という若者不動産業者の研鑽の会の会長でした。1990(平成2)年の2月に就任し、会長就任前から疑問に思っていました。その年の10月に3夜連続の特番を観て、わが意を得たりと自信を深めました。翌年1月に香川県下の地価はおかしいというシンポジウムを、日経新聞高松支局長矢澤洋一氏の進行でパネルディスカッションし、訴えました。

会場はロイヤルパークホテル高松B1、満員の人を集めました。「あの日から香川の土地が値下がりした」と、街中の先輩業者から言われました。それが今度は、プロローグを含めると1週間に及ぶ大作です。直接は4夜連続と言われていますが、恥ずかしながら、生番組は観ていませんでした。

そこで私は、NHKオンデマンド月額990円の支払で、全部を見ました。改めて聴視して、首都直下地震が起これば、大変なことになる、特番は新型コロナウィルス前の制作ですが、まさに日本崩壊です。そうならないための、警鐘を鳴らしています。コロナワクチンの接種映像もパワハラですが、『首都直下地震』さらなる脅威です。

1日目 2019年12月1日(日)  プロローグ『あなたは生き延びられるか』
30年以内に70%の確率で発生するとされる首都直下地震。あなたの命と暮らしを守るために、いま何ができるのか。みんなで防災を考えるため、1週間にわたって伝える体感首都直下地震ウイークのプロローグ。4回連続ドラマ「パラレル東京(架空の東京)」の見どころと、知られざる首都直下地震の脅威について、最新の知見に基づいて伝えていく。

2日目 2019年12月2日(月) DAY1『あなたを襲う震度7の衝撃』
命と暮らしを守るために、大地震を自分の事として感じていただくシリーズの1日目。架空の東京「パラレル東京」で首都直下地震が起きたと想定し、ドラマとスタジオで被害の脅威を描く。ドラマでは、主人公の若手キャスターが、被災した東京にある架空の放送局で直下地震に翻弄されていく。スタジオでは、地震による同時多発火災の恐ろしさなど被害の様相について解説し、ゲストと共にどうすれば命と暮らしを守れるか、考えていく。

3日目 2019年12月3日(火) DAY2『多発する未知の脅威』
命と暮らしを守るために、大地震を自分の事として感じていただくシリーズ2日目。架空の東京で首都直下地震が起きたと想定し、ドラマとスタジオで被害の脅威を描く。ドラマでは、主人公の若手キャスターが被災した架空の東京にある放送局で直下地震に翻弄されていく。スタジオでは震災時のデマの恐ろしさ、広域通信障害など被害の様相についてゲストを交えてみつめていく。

4日目 2019年12月4日(水) DAY3『命の瀬戸際新たな危機』
シリーズ体感首都直下地震、3日目はドラマ「パラレル東京」で発災から50時間以上たった東京の姿を描く。大規模火災はようやく鎮火に向かいはじめるものの、各地の避難所では食料や水など物資の不足が目立つ。そして、揺れや火災から生き残った人々の命が、また別の形で脅かされ始めるという事態に突入する。新たなフェーズに入った首都直下地震の被災地の被害の詳細を見ながら、ゲストを迎えてその脅威に向き合っていく。

5日目 2019年12月5日(木) DAY4『危機を生き抜くために』
シリーズ首都直下地震の4日目、ドラマ「パラレル東京」では、発災から80時間余りが経過した首都の姿絵を描く。浮かび上がってくるのは、私たちが目の前の危機に対し、しっかり備えられているかどうか、いま一度足元を確認する必要性だ。スタジオではMC・ゲストが、大災害が私たちを襲ったときにどうなるのか、自分や、大切な人の身に何が起きるのか、想像し、十分考えておくことの重要性をかみしめる。

6日目 2019年12月7日(土) 『終わりの見えない被災』
首都直下地震の1か月後、1年後、10年後、私たちの暮らしや日本社会はどうなるのか? 専門家たちの最新シミュレーションによって、日本の未来図「被災ツリー」が見えてきた。『10年後は地獄』という。私たちを待ち受けるのは、さらなる命の危機(関連死数千人)、住まいを失う100万人規模の“住宅難民”、リストラ・家族離散、数百兆円にのぼる日本の経済損失…日本は衰退していくのか? 過酷な現実が見えてきた。

7日目 2019年12月8日(日) 『災害に耐える社会』
首都直下地震の脅威を描いてきたシリーズの締めくくりは、「今、何かできるのか」を考える。専門家は、正しい知識を持ち、的確な対策を打てば被害は減らせるという。甚大な被害を生む火災の脅威から命を守るため、地域が焼失する予想に直面した住民たちの選択とは?供給網が寸断される中で、企業は被災者に食料をどう提供していくのか?あらゆる機能や人口が集中した東京を、どうしていくべきなのか?ドラマの出演者も交えて考える。

今からでも決して遅くはありません。涙なくして観ることが出来ない架空の世界『パラレル東京』の惨事を、やはり観ておくべきでしょう。私もあり得ない、想定外のドラマだとは思いますが。私は仕事柄、昨今の都心マンションの高騰も心配します。絶対火災は起こらない(スプリンクラーや防火戸等)と言われているタワーマンションでも、「パラレル東京(架空の東京)」では火災発生。ではどこに住んだら良いのか、国はこの問題を直視すべきだと思いました。


| http://nobuchin.0011.co.jp/index.php?e=5433 |
| 社長日記 | 09:24 AM | comments (0) | trackback (0) |
地域発・輝くビジネス紹介番組RNC西日本放送の『ルック』
2021年11月14日(日)午前10時25分からの『ルック』は、不動産仲介や管理、コンサルタント事業などを手掛ける㈱ライブイノベーションのSeto家(せとうち)を取り上げていました。2016年からは空き家を「リノベーション」し、一棟貸しする宿泊事業にも取り組んでいる松野誠之社長(42)に、宿泊事業を始めた経緯や狙いなどを鴨居真理子アナが聞いていました。

松野誠之は、私の次男です。かみさんから番組出演の報に接し、満を持して正座して(嘘です)番組を拝聴しました。早くには次男も、松野不動産株式会社に勤務していましたが、2014年私が代表取締役会長に長男が社長に就任した際に、退社して㈱ライブイノベーションを設立し、現在に至っています。私も創業者ですから、創業の苦労は分かります。私は無からの創業で、損害保険の代理業をして水光費を稼いでいました。

時代が移り変わり、次男は今で言う『民泊』に取り組んで、不動産仲介業収入の不足分を稼ごうとしていました。それが新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、やり始めた3番目の物件のリノベーション費用がかさみ、青息吐息の状態が続いていました。ここへ来て、幾分回復しているようです。そんなところでのロケですから、幾分元気が戻っていたように感じました。

実は私も丁度10年前、2011年7月3日放映の番組で、鴨居真理子アナと対談しています。『ドリーマ』という対談番組でしたが、構成も鴨居さんの突っ込みも、ほとんど同じで懐かしく拝聴しました。次男のコメントは、今42歳ですが、当時59歳だった私より数段放送局好みの受け答えでした。もう息子には負けています。ある意味勝ち負けの舞台は、もう互いに卒業したのかもしれません。

宿泊事業は現在、高松市で2カ所、東かがわ市で1カ所の計3カ所で行っている。いずれも『空き家』対策として利活用が、原点のようです。不動産業界全体で、『空き家』問題は取り組まなければならないと考えています。ここでも『自助・共助・公助』の順で、まずは隗より始めよう。嘆いてばかりでは何の解決にもならない。人の困っている不動産問題に、果敢に挑戦し、文字通り「イノベーション」を起こそうとしているのが伝わりました。







| http://nobuchin.0011.co.jp/index.php?e=5432 |
| 社長日記 | 09:20 AM | comments (0) | trackback (0) |
加藤照個展-地球がふるさと世界を一人旅35年の軌跡-珈笛画廊ほのほ
珈笛画廊・ほのほオーナーの二見尚子様から、個展の案内が届いたのです。そう言えば、私の入院もあって『文化人類学塾(単なる飲み会)』も長く開催していない。『ほのほ』と言えば、週刊新潮の表紙を書いている成瀬政博氏の個展が開かれているアトリエで、ピアノ音楽のプチコンサートなども主催している。場所は高松市中野町、四国新聞社西隣にあります。

以前は、故二見豊公認会計士の事務所でした。二見氏は、高松東ライオンズクラブのチャーターメンバーの一人で、惜しまれて病死されました。その跡を、長女の尚子様が珈笛画廊・ほのほとして活用されています。二見豊公認会計士は、高松・香川のみならず、高名な会計士でした。宅建士の法定研修の講師も、長く務められました。個人的には親しくお付き合い頂きましたが、先生を仕事で使うまでの知恵は、当時の私にはありませんでした。

加藤照氏の個展は、今回で2回目。「ず~っとアトリエから出ていません。高松に行けるのが楽しみです。PCR検査とマスクをして行きます」とコメントされている。2021年11月9日(火)~15日(月)まで開催。私も案内を頂戴し、13日(土)昼から画廊へ出掛けました。最終日15時までの期間中作家在廊、本日も氏のにこやかな尊顔が作品の横にありました。

加藤照氏は、1948年生まれ73歳。熊本県荒尾出身、武蔵野美術大学卒業、同大学院修了。在学中より海外を旅し、絵を描き続ける。1985(昭和60)年より、砂漠やアジア各地南米等を一人旅してきた。『照(てる)ブルー』と呼ばれる、青色の絵の具で描いた作品が人気。私のような美術音痴でも、ブルーの色は印象的でした。上手く表現できませんが、青のグラデーションは、見る者の目ばかりかハートも鷲づかみしそうです。

画商の評価が高くて、今回の展示品の最高値は180万円あまり。残念ながら、売却済みになっていました。良かった、私のような価値を理解できない者は、すぐ値段から入りますが、作家の命を削って描いた絵に、高い安いはないと思います。病院や診療所に、同じ画家さんの作品がさりげなく飾られている。そんな空間をイメージしていたら、病気も手術の前に治癒しそうだ。




| http://nobuchin.0011.co.jp/index.php?e=5431 |
| 社長日記 | 09:59 AM | comments (0) | trackback (0) |
TSMC熊本に新工場建設が決定
世界的半導体メーカーの『台湾積体電路製造(TSMC)』とソニーグループ子会社の『ソニーセミコンダクタソリューション』は9日、熊本県に半導体受託子会社を設立して2022年に新工場建設を始め、24年末までの生産開始を目指すと発表した。当初の設備投資額は約70億ドル(約8千億円)になる見込みで、ソニー側は約5億ドルを出資し、20%未満の株式を取得する。

新工場は熊本県菊陽町に建設し、約1,500人の先端技術に通じた人材の雇用を創出する。近所の住民がそのまま働くことは出来ないかもしれないが、仮に台湾や日本各地から来るにしても衣食住はいる。TSMCが、日本に生産拠点を設けるのは初めて。経済安全保障上の重要課題として、進出を働きかけてきた日本政府の戦略が功を奏した。TSMCは台湾を本拠とし、半導体で世界トップの最先端技術力を持つ。

さらに性能が高く、スマートフォンなどに使われる5ナノメートルの製品の量産化も実現している。台湾のほかでは、米国西部アリゾナ州に建設を計画している半導体製造工場で、24年1~3月期から5ナノメートルの半導体を、毎月2万個製造する予定。日本の工場は、米アリゾナ州に続く海外生産拠点。日本も中国に遠慮するばかりに控えていたが、自国の経済安全保障態勢構築はもはや猶予がない。

TSMCが熊本県での工場建設を決めたことを受け、関係閣僚は10日、半導体産業の強化に向け、財政支援する考えを示した。進出先の九州は『シリコンアイランド』と呼ばれ、関連企業が集まる。地元の経済界や自治体からは、雇用拡大への期待も高まる。周辺には、TSMCと共同で半導体の受託子会社を設立するソニーグループや、製造装置で高い競争力を持つ東京エレクトロンの拠点が立地している。

1967(昭和42)年に、三菱電機が熊本県に工場を構えた(来年で55年前)のを契機に、九州には豊富な水や建設用地を求めて関連企業が進出してきた。ただ国内の競争力低下に伴い、2010年代東芝や米系企業の拠点が閉鎖した経緯がある。しかし現在も、大分県に東芝とソニーグループ、福岡県に三菱電機、鹿児島と長崎両県にもソニーグループの既存工場がある。九州全体の活性化になれば良いのだが。

国も一企業の工場進出と捉えるのではなく、日本全体の半導体等基幹製品の製造工場として考え、支援をしたら良いだろう。18歳以下10万円支給に年収制限960万円をつけるかどうかなどの話し合いは、私から言わせて貰えば、愚の骨頂時間の無駄遣いだ。公明党の選挙公約と言うが、税金で集めた金を国民にばらまくなら、政治や政策は要らない。支援金を公約にして選挙対策をするより、こんな企業群に支援して儲かれば税金をがっぽり課税すれば、やがて元は利子を産んでとれる。

過去の会長日記

| http://nobuchin.0011.co.jp/index.php?e=5430 |
| 社長日記 | 08:25 AM | comments (0) | trackback (0) |
廃止された公共財の利活用がすすむ日本一狭い香川県
2016年度末に閉校した『香川県立三豊工業高校』跡地(観音寺市大野原町)について、県は8日、一般競争入札で『学校法人大麻学園(大麻悦治理事長)』が落札業者に決まったと発表している。今後22日開会の11月定例県議会に、財産処分議案を提出する方針。議案可決後、県は大麻学園と本契約を結ぶことになる。

同学園は、宇多津町の『四国医療専門学校』などを運営。大麻理事長は「県議会の承認を得て土地を取得できれば、地元の協力を得ながら医療系4年制大学の開設に向けて準備を進めていきたい」と話している。県によると、昨年8月と今年2月の入札ではいずれも買い手が付かず、今年8月末に3度目の入札(最低入札価格9,900万円)を公告。9月末に大麻学園が1億88万円で落札し、10月に県と仮契約を結んだ。

廃校になった三豊工業は、観音寺中央高校との統合に伴い廃校。跡地はJR豊浜駅の東隣にあり、敷地面積は約4万平方メートル(12,100坪)。市や国などによる公的な活用策がないことから、県は一般競争入札による売却を決定した。県や市がいらないから民間に下げ渡す的な発想は好きではないが、法律でもそのような縛りを入れている。高松市内なら分譲マンション用地かと思いますが、もう分譲マンションも飽和状態。大麻学園に、エールを贈りたい。

一方協和化学工業(香川県坂出市)は「アグリバイオ」と呼ばれる先端的な農業技術を開発する新たな拠点を同県三木町に開設する。廃校となった町立小中学校の建屋に研究実験施設を設置するほか、グラウンドで夏イチゴの試験栽培に取り組む。近く同町と旧校舎について賃貸借契約を結ぶ。三木町が町有財産の旧校舎などの活用策を公募し、同社の提案が選ばれた。

農業技術とバイオ技術の組み合わせた事業モデルを構築し、日本の農業の活性化につなげる。培養室や、分析室などを設置する計画だ。三木町は同社の事業によって新規の就農者が増え、ふるさと納税の返礼品に出品するなどの効果を期待している。年間120万円の賃料で、10年間の定期契約のようだ。協和化学工業は、屋島西町と坂出市にも施設を持っている。

香川県のほぼ中央部に位置する坂出市。海岸にはかつて塩田が広がり、「塩田王国」として栄えた。この地域で巨大プラントを構えるのが、協和化学工業(同市)だ。塩田が消えた今も海水をくみ上げてマグネシウムを取り、医薬品など化学製品を作る。瀬戸内海の恵みを生かす地場企業の製品と技術は世界に広がる。JR坂出駅から、北東へ車で10分ほど。銀色に輝くタンクに、パイプを張り巡らせた同社の化学プラントが立ち並ぶ。

廃校利用例は、すでに5年前からあります。香川の山奥、徳島との県境の近く(さぬき市多和)に、とても珍しい博物館があります。その名も『天体望遠鏡博物館』。日本中から天体望遠鏡だけを集めた、世界初の博物館です。地元の方の援助や自治体、多くの協賛企業や天文愛好家たちによって、廃校になった旧・多和小学校を再利用し2016年の春に開館されました。

望遠鏡は、全国各地から要らなくなった中古品を集めて、修理をして使っています。当時の中心人物の一人は、村山昇作(元日本銀行高松支店長)氏。彼自身が天文家で、天文を語ると子どもみたいになっていました。土日開館で、ボランティアが説明してくれるようです。毎月天文ファンにはたまらないイベントが目白押しの、今注目すべきスポットなんです。

また高松テルサの穴吹興産への譲渡も、英断だと思っています。高松テルサとしての利用は決して悪くなかったと思いますが、それより踏み込んで国内に例を見ない『観光業』をテーマにした大学の創設。その意味での建物譲渡は、高松市から民間という形態に反対者もいただろうが、私はよかったと思います。『賑わいの創造』、公共の手伝いを貰いながら民間は逞しく挑戦しています。日本一狭い香川だからこそ、知恵が出る。

天体望遠鏡博物館


| http://nobuchin.0011.co.jp/index.php?e=5429 |
| 社長日記 | 09:18 AM | comments (0) | trackback (0) |
PAGE TOP ↑