2024,10,13, Sunday
西日本地方の香川県は、この頃になると稲刈りが行われます。高松周辺は、すでに稲刈りが終わり、新米がスーパーマーケットにも並びはじめています。今年は台風の洗礼もなく、作柄も良く加えて米不足から新米価格が高騰しています。物価の優等生として、米は統制価格をもう10年以上据え置きのままです。この機に少々値上がりするのも、ありかなと私は容認しています。値上がりがないと、若者が米作りをやろうとしません。
仏生山町内には、『ちきり神社』『熊野神社』『船山神社』があります。神社が先にあり行政区が後付けですから、何ともややこしいのですが、私の居住する『仏生山町乙』は、熊野神社の氏子で、ちきり神社は『仏生山町甲』と隣町の『香川町』の一部を含みます。今日は滕神社の大祭、朝から花火がまつりの開始を告げています。午後3時からのお下がりです。 昔の思い出ですから笑われますが、滕神社から北への『仏生山街道(おなり街道)』には、多くの屋台や植木市が立っていました。農作業の鋤とか鍬とかの刃物ものの店も、数多く並んでいました。今年は香西神社の境内で、ほんの少し見かけました。 一方熊野神社は、総代会でした。私も熊野神社の地区総代の一人であります。熊野神社は26日27日が大祭に変更されました。19日20日が、高松秋のまつり仏生山大名行列です。これに被らないように、両神社が棲み分けをしています。総代会では、今年の当番組の総代が、「お下がり要員18人が集まらない」と告白していました。 一層のことこれまでの五組がワンチームとなり、総力戦でまつりに取り組むしか改善方法がないの方向でまとまりました。とりあえず今年は、今までのやり方で臨むしかありません。まつり要員の不足は、日本有数の大祭と言われている『10月10日のこんぴら宮大祭』でもあるようです。親世代の居住地周辺の神社でまつりが行われても、若者世帯の同居は皆無です。そもそもまつりが、成り立たなくなっています。残念ですが、われわれ世代まででしょう。 午前中に神社の社務(福引き抽選会用の前売り券の販売)をかたづけて、昼から2カ所の草刈りです。今年は9月が暑くて、草刈りが延びていました。本当に近所に申し訳無いと詫びながら、後手後手に回っていました。背丈まで伸びた草は、一度の刈り込みでは終わらず、1~2週間したらもう一度刈り込みに入ります。一つは元からの畑、もう一つは空き家を解体した空き地です。古民家がなくなったとたんに、草が繁茂します。田んぼが、新築住宅用の敷地へ転用され、親の敷地が空き地になっています。土地を生かした最有効利用が、私は何よりだと考えています。 |
2024,10,12, Saturday
試合前のオーダー発表で、私と隣の吉田博先輩(40年卒)は目を疑った。投手『高〇』とあるが、下は恥ずかしながらよく見えない。第1戦と第4戦で、ショートリリーフした『高橋友春』投手を決勝戦で長尾健司監督は使うのかと、正直いぶかった。その先発発表の電光掲示板が、すぐに消えて出てこない。しかし再点灯したそこには、先発『高藤快渡中堅手』(背番号8)の名前が見て取れた。
センターが、ピッチャーをして悪いことはない。しかしチーム事情を知らない一般高商フアンは、驚いた。確かに高商の投手は右腕ばかり5人、長尾健司監督が左腕を欲しがるのは良く分かる。相手チームの尽誠も、まさか高藤投手は予想していなかっただろう。勿論応援席も、どよめきが起こった。 結果は10回タイブレークまで均衡が崩れず、5-4で高松商が僅差で勝利した。聞くと6年ぶりの優勝らしいが、そんなに勝てなかったのか。ずっと見てきた私だが、そんなに不調だった印象はないが、確かにここ数年は甲子園へも行っていないか。ついこの前行った気がするが。この結果を長尾健司監督はどう見ているのか。今度あったら聞いてみたい。結果、22日(火)に組み合わせ抽選会、26~27日と11月2~3日の4日間で、四国大会が今年は高知県で行われる。 四国1位が神宮大会へ、また2位3位も来春の選抜甲子園大会の出場権を得るだろう。選抜大会出場が視野に入った程度だが、まだまだ延び盛りの高松商ナイン、長尾マジックにわれわれOBも酔いしれている。香川県勢は高松商・尽誠・英明の3校が試合に臨む。ここからが新たな高みへのスタートとなる。 決勝戦はスコアー通り一進一退、4-4の同点で延長タイブレークに入り、先攻の高商がどうにか1番キャプテン山田圭介遊撃手の犠打で1点をもぎ取り、高商3番手行梅直哉右腕が1アウト2塁3塁から尽誠の4番広瀬投手5番鎌田捕手のバッテリーを三振に獲って、試合を終えた。延長タイブレークは無死ランナー1塁と2塁で始まり、無得点に終わることは少ない。ここをリリーフの行梅直哉投手が、2つの三振で締めたのは大あっぱれ。 尽誠に一時リードされての逆転勝利となったが、選手は1戦毎に成長している。5戦の総括はまた別の機会にするが、選手はOGOBにまた楽しみをくれた。応援バスの計画もささやかれている。今日の応援席で隣の婦人は、出場選手の祖母らしい。黙して手を合わせて祈る姿に、私も感動しました。選手らは、多くの人に支えられています。 高松商 101 010 010 1 5 12安打エラー0 尽 誠 100 111 000 0 4 9安打エラー3 |
2024,10,11, Friday
「もう勘弁してよ」と思わず口にしてしまう、パソコンのウイルス感染などに対応すると偽り、金をだまし取る「サポート詐欺」で高齢者の被害が大幅に増えていると、国民生活センターが警鐘を鳴らしている。パソコンでインターネットを使用中に突然、「ウイルスに感染している」などの警告画面や警告音が出る。大手ソフトウエア―会社などを装った電話番号も表示され、電話すると偽りのサポートにつながるなど、手口はいろいろ多岐にわたる。
私もパソコンメールを1日に100通以上頂くが、95%以上は必要のない内容だ。アダルトサイトから投資、はたまた健康や趣味の世界など多岐にわたる。ほとんどをゴミ箱に移すが、これも無駄な時間だ。かと言ってAIに、すべて委ねるだけの度胸もない。パソコンの載せ替え中で、Eメールはパソコンで2台とスマートフォン(スマホ)にも届く。 国民生活センターへの相談件数も、5955件と前年度比1.3倍に増えているという。増えた分のほとんどが私たち70才以上の高齢者で、相談全体でも半数超を占めている。センターは「普段はパソコンを使える高齢者でも、偽の警告が出ると慌ててしまうのではないか」と指摘する。全くその通りで、冷静なときでも四苦八苦しているのに、警告音は心臓に悪い。 怪しげなEメールは無視、開かずそのままゴミ箱へ私は入れている。必要なメールは、また来ると信じて削除している。万一警告画面に連絡先が記載されていたり、ホームページのURL(ここをクリックせよ)があっても無視。やかましい警告画面は、「ESC」(エスケープ)キーを3秒程度長押しして、画面の右上の「×」キーを押すと解決するはずだ。 これで閉じなければ「CTRL」(コントロール)と「ALT」と「Delete」キーを同時に3本の指で押し続け、電源のアイコンが出てきたらクリックして「再起動」を選択。再起動時に元のページを復元するかと問われることもあるが、復元せず「×」キーを押して閉じる。デスクトップは電源を抜くのも方法かもしれないが、ノートPCはバッテリーが働いて複雑だ。いざとなったら、バッテリーを抜くと静止する。それでも壊れたとは、ほとんど聞かない。 同じことがスマートフォン(スマホ)でも考えられるが、スマートフォンの被害はそれほど聞かない。そのうちやってくるだろう。高齢者を大切にしろとまでは言わないが、いじめないで貰いたい。 |
2024,10,10, Thursday
石破茂内閣総理大臣誕生からわずか8日という、戦後最短の内閣の元で、衆議院選挙が行われる。国民は、自民党の総裁選挙に過去最高の9名モノ立候補が乱立しまず驚き、次に石破茂自民党総裁誕生に驚愕した。その石破茂自民党総裁が、意に反して電光石火の解散に打って出た。これもわれわれ国民は驚天同時。石破茂自民党総裁は就任前に、早期解散総選挙とは言っていなかったのになぜ。
今自民党は、裏金問題や派閥解消や政活費の問題など、1955(昭和30)年の結党以来の危機に瀕している。政権与党の座からずっこけた2009(平成21)年8月、衆議院選挙で民主党が圧勝(308議席中自民119公明21)して鳩山由紀夫内閣が誕生した、あの時以上の危機に瀕している。あの頃は政権奪回の合い言葉の元で、自民党内は一枚岩でまとまっていた。 しかし今は、石破茂自民党総裁が誕生したが、自民党内は内憂外患、一触即発の状態で外の敵(野党連合)と戦わなければならない。特に裏金問題(石破茂氏は不記載問題というが)で、6+6+αの自民党非公認候補を抱える選挙となる。この人たちは党内でも中堅以上の地位にあり、選挙も強いと言われているが、それも自民党公認の金看板があってのことで素人考えでも、現有勢力ダウンが予想される。 石破茂自民党総裁は当選した暁には追加公認とするようだが、それでも自民と公明を加えて果たして総議席465の過半数233議席に届くのだろうか。経済景気課題・災害復旧など、政府が急ぎ取り組まなければならない問題は山積している。仮に与党が233議席以上の過半数を獲得したとしても、自民党内部では石破茂総裁への風当たりは一層強くなると考えられる。 非公認候補の中には、「派閥の領袖の言うことに忠実に従っただけ」という不平不満があるとは思います。それも落選したらなおのこと「石破憎し」の怨霊が永田町界隈を飛び交うことになるかもしれない。しかしもう一段この機会に、よくよく考えて貰いたい。当選資格は誰から貰ったモノか、間違っても派閥の長からではない。要するに投票者の意見を代弁する立場を考えたら、裏金蓄積などやって良いこことか悪いことか、簡単に答えが出るではないですか。 西郷隆盛は、「広く賢人を選挙し、能くその職に任ふる人を挙げて政柄(せいへん)を執らしむるは、すなわち天意也」とまた「国民の上に立って政治を行う者は、先ず以て己を常に省みて、自分の行いを正しくし贅沢や奢りに流されず、節約をして無駄を省き仕事を立派に果たさなければならない。そして人民の模範となって、一般国民が其の仕事ぶりを哀れに思うほどでなければならない」と喝破している。 総論はこの位にして、香川選挙区に目を向けるとまず『香川1区』。前回選挙区で当選した小川淳也さんは、「立憲民主党」の幹事長に就任している。これが選挙区の投票数にプラスに働くか、否マイナスに働くかは開票まで分からない。前回選挙区で、小川淳也さんに後塵を拝した平井卓也衆議院議員(元IT・科学技術大臣)にこの選挙では是非頑張って欲しい。私は自民党員です、何としても平井卓也議員に選挙区で勝利して貰いたい。そして石破茂自民党総裁に、力を貸してやってください。今は、石破茂内閣総理大臣で突き進むしかない。 がしかし、1区にはさらに町川順子さん(維新)と田辺健一さん(共産)と小林直美さん(参政)の3人が立候補予定で、平井卓也議員に有利とも見えるがそこはやはり選挙戦、下駄を履くまで分かりません。われわれはよく「自分の1票では何も変わらない」と評論家ぶるが、そんなことはない。われわれの1票が、日本をよくするのです。とにかく候補者の言うことに耳を傾けて、意を決して1票を投じませんか。投票率が50%台では恥ずかしい。 |