2025,02,08, Saturday
公益財団法人オイスカの本部から、会合前に唱和してはどうですかと以下の『創立者の言葉』等が『四国研修センター』に送られて来ました。オイスカには『いのち輝け』という団体歌もあり、イベントの前には合唱しています。私はなかなか良い言葉だと、感銘を受けながらついて唱和しています。今日は、それを紹介します。ここ2~3ヶ月のことです。四国支部でもまだ浸透していません。
『創立者の言葉』 恐怖なく不安のない地上和楽の世界を迎え、一つの空の下に全世界が生き全人類が生きるために 『オイスカの理念』 オイスカは、それぞれの生命は密接に繋がっており、それらの源は宇宙であることを認識し、全ての人々が、国籍、民族、言語、宗教、文化の違いを乗り越えて共存し、地球上のあらゆる生命の基盤を守り、調和して栄える世界を理想とする。 『オイスカの使命』 オイスカの使命は、全ての人々が大いなる恩恵によって生かされていることに感謝し、人々を育んできたふるさとを愛しみ、人類恒久平和建設の大道に献身することである。 今は私も、恥ずかしがりながら小声で漢字の読み(原本にはカナが振ってあります)を間違えないようにつぶやいています。やがて大声で堂々と言えるようになります。だってよくまとまった『オイスカフィロソフィー』だと思っていますから。 |
2025,02,07, Friday
もうすっかり国民の関心が薄れている感じがする『北方領土』ですが、本日2月7日は日本国政府が定めた『北方領土の日』。1981年(昭和56年)に政府が、閣議決定しました。この日は、1855年(安政元年)に日露和親条約が締結され、日本とロシア(当時はロシア帝国)が国境を確定したことを記念しています。記念日の今日政府や関係団体は、『北方領土返還請求全国大会』を都内で開催しました。
大会は11時から行われ、大会の様子はビデオ配信もされていたが、それを観ている人もわずか。全国の地方紙にも告知がされていたが、改めて関心が薄れていることを印象づけた。私もくいるように観たわけではありませんが、元島民は戦後80年で、高齢化も進み一日も早い墓参を訴え、それに呼応するように若者が発言をしていました。 訪米中の石破茂首相はビデオメッセージを寄せ、「戦後80年の今もなお領土問題が解決されず、ロシアとの間に平和条約が締結されていないことは遺憾だ」と強調していた。同時にロシアに、交流事業(元島民の墓参) 再開を求める意向も示した。石破茂首相には、この時間は米トランプ大統領との会談中で、行き詰まるバトル合戦が繰り広げられているようだ。 またこの北方領土問題と平行して、北朝鮮を相手にした『拉致問題解決』も抱えている。諸問題があるにせよ石破茂首相が取り組む課題は、何と言っても『日米関係』だろう。すべてがこの一点にかかっていると言っても、私は過言ではないと思っています。ドナルド・ジョン・トランプ大統領と安倍晋三元首相の関係は言われているように蜜月だったかもしれないが、死んだ人は過去の偉人。私は石破茂首相に、次を大いに期待する。 さて次の北方領土問題は、日本とロシアの間で続く領土問題で、現在ロシアが実効支配している「北方四島」(択捉島(えとろふ)、国後島(くなしり)、色丹島(しこたん)、歯舞群島(はぼまい))の帰属をめぐる対立です。1945年の第二次世界大戦終結後、ソ連が北方四島を占領。日本はサンフランシスコ平和条約(1951年)で千島列島の放棄を宣言したが、北方四島は千島に含まれないという立場をとる。当然日本は、北方四島は日本国領土と主張している。 1956年の日ソ共同宣言で、色丹島・歯舞群島の返還が合意されたが、最終的な平和条約は未締結のままになり、1990年代以降は日ロ交渉が繰り返されるも、進展は見られず、現在はロシアが四島を実効支配し、日本は四島の返還を求めている状態が続いている。このあたりの攻防は、浅田次郎氏の『終わらない夏』に詳しい。 ウクライナ侵攻以降、日本とロシアの関係は悪化しており、北方領土交渉は停滞しています。ロシア側は「領土問題は存在しない」との立場を強調し、日本の主張を拒否しています。四島に住むロシア人に対して政府は、税制優遇までして定住を推進し、返還交渉の人間の盾として使っている。私の感情として、アメリカ合衆国は沖縄や小笠原諸島を返還してくれた、ソ連(現ロシア)はへらこげに北方四島を死守し、ウクライナまで侵攻している。 やはり与するのは、何を言い出すか分からないリスクはあるとしても、アメリカ合衆国であり、ドナルド・ジョン・トランプ大統領と言わざるを得ない。ぽんぽん言うトランプ大統領と、ぼそぼそ言う石破茂首相、案外利害関係を梃子にして友好関係は多少なりとも進展するのではないですか。石破茂首相に期待しています。 |
2025,02,06, Thursday
業界ネタで面白くないとは思いますが、辛抱してください。公益社団法人香川県宅地建物取引業協会は県下に約1千社が加盟している不動産業団体ですが、年に2度研修会を開催し、業界最新情報と行政からの指導事項等の伝達啓蒙に努めています。県からは、『宅地建物取引業と人権』『住宅セーフティーネット』『宅地造成及び特定盛土等規制法の施行や規制内容について』の説明が各担当からありました。
演題4は、『相続対策に必要な建築知識~相続ビジネスは地元ビジネス~』講師は一級建築士・ユニ総合計画代表取締役秋山英樹氏。氏とはもう20年くらい前からの知己、団体の一員として一緒にニューヨークへ『空中権』の勉強に行ったこともありました。今日は協会の接待を断り、私との会食に応じてくださいました。金森幹子常務理事も急遽参加、彼女は業界一の勉強家です。 秋山英樹氏は建築家で、長年都内で建築設計に携わっています。造ったモノは壊さず長く使うのが本来の姿で、結果相続対策にもつながるという。3つのR『リペア(補修)・リフォーム(改修)・リノベーション(再生)』を経年と共に組み合わせて実施していくことで、建物は100年使うことが出来る。さらに不動産で財産を残した方が良いと5つの理由とともに、解説する。 1. 不動産価値は経済動向に連動している。 2. 相続時の資産評価が圧縮できる。 3. 事業用建物・自宅が建っていれば更なる相続評価減になる。 4. 不動産は金融資産などに対して消滅しない財産である。 5. 安定収益が得られる。等の説明があった。 最近は市井でも土地だけより、その上に建物があるほうが売れている。建築費の高騰で、新築好きな県民も最近は先の3つのR『リペア(補修)・リフォーム(改修)・リノベーション(再生)』を活用している。中古(既存)住宅に手を加えて、手頃な価格の住宅を求める。住宅ローンも、不動産価格プラスリフォーム・リノベーション代金を加味して組成している。 高松周辺はクルマ社会で、駐車スペースの確保からは『一戸建て』が人気だが、新築マンションの居住世帯数も増えている。不思議な社会現象だが、その価格は4,500万円までのように感じる。奥さんがマンションを好む傾向が強いのですが、秋山英樹さんによれば、建物デザイン・建物性能は価格と比例せず、これからはホンモノが重要視される時代になる。一層中身の精査が必要だろうと話す。 都内で人気の湾岸エリアも、建築関係の人が買ったという話しは聞いたことがないという。1月28日午前9時50分ごろ、八潮市二丁目の県道交差点で道路が突然陥没し、2トントラックが転落する事故が起きました。あの八潮市もその昔は海岸淵だったようだ。これだけが原因ではないだろうが、建築物は地盤の上に存在する。この選択が、もっとも大きな相続対策かも知れません。 |
2025,02,05, Wednesday
一般社団法人香川宅建の女性クラブ実行委員会(濱井晴美委員長)は4日、前日が暦の上の立春と言いながら今季最強の寒波に遭遇し、雪花を見ながらバスで日本発祥の地と言われている兵庫県の淡路島へやって来ました。バス2台で総勢64名の大所帯です。一行は女性クラブと言いながら、男性も混じり、私もその一人であります。
2年に一度こうしたプチ旅行を、その隔年は研修会を開催しています。不動産業に携わる女性目線で、研修会もこのプチ旅行も企画されています。災害被害が多かった熊本へ出掛けて惨状を知り、そこの代表者を香川へ招聘し、災害が起こった際の不動産業者の対応を学んだ年もありました。発足当時の金森幹子委員長は現在も常務理事として残り、後輩の指導を続けています。 ここ淡路島は高松から見ると、関西圏へクルマ移動する途中の高速道路の橋脚の街で、私も島内の下道を走るのが久しぶりでした。高速道路から見る島内は観光に特化し、パーキングエリアで販売する名産物例えば『タマネギ』『たこ煎餅』などを生産するといった好循環を続けているように見えていますが、下道を走ると、使われなくなった家屋が随分散見されます。 ここもご多分に漏れず、若者が都市部の関西圏に移っているようです。そんな中の島内も、観光目的と言えると思いますが道の駅に併設して『阿波人形座』浄瑠璃鑑賞館を新設しています。とは言いながら知らないのは私だけで、完成からもう何年も経過しているようですが、私ははじめて来ました。演目は『傾城阿波の鳴門・順礼歌の段』(けいせいあわのなるとじゅんれいのだん)。 おなじみの「ととさんの名は十郎兵衛、かかさんはお弓と申します」という順礼の娘お鶴の台詞がよく知られる傾城阿波の鳴門は、明治5年に竹本座で初演されました。現在では、十段あるなかの八段目のここだけが上演されます。盗賊の一味となって敵を探す立場の親は、親子と名乗るとこの子まで盗賊にしてしまうことから母親だと名乗らずわが子を追い返す場面でお約束の涙です。 あやつり人形は3人一組で、リーダーが左手で頭面(120年モノ)を操り、右手で人形の右手を、もう一人が人形の左手、さらに足の運びをもう一人が担当し、まるで生きているように操作します。特に頭面は表情を作るため、目や口、眉毛まで精妙に動きます。人形が泣くシーンでは、手に取ったタオルを動かさず、顔を手に近づけて泣きます。人形遣い独特の所作が、随者に多くちりばめられています。もう一つのお約束『おひねり』を、舞台へ投げますが届きません。前の観客は大変です。 食後は『おのころ島神社』へ参拝、日本列島が出来る課程で一番がこのおのころ島だと『古事記』に書かれています。次に淡路島がそして四国九州、最後に本州が出来あがります。この頃北海道はまだ認識されていませんが、東北すらなかったのかと思われます。ユーチューブ解説だと、ここ淡路島の近くの『伊勢神宮』、島根県の『出雲大社』ともう一つ『石上神宮』が日本三大神社と言われているそうです。 私も知りませんでしたが『石上神宮(いそのかみじんぐう)』は、奈良県天理市に位置する日本最古の神社の一つです。主祭神として布都御魂大神(ふつのみたまのおおかみ)を祀り、健康長寿、病気平癒、除災招福、百事成就の守護神として信仰されています。 境内には、国宝に指定されている拝殿や、樹齢300年以上の神杉など、歴史的価値の高い建造物や自然が多く存在します。 また、国宝の七支刀をはじめとする貴重な宝物も収蔵されています。また石上神宮は、物部氏の総氏神としても知られ、古代から武門の棟梁たる物部氏の信仰の中心でした。さらに境内には多くの鶏が放し飼いにされており、訪れる人々の目を楽しませています。石上神宮は、日本最古の道とされる「山の辺の道」沿いに位置しており、歴史的な散策と併せて訪れるのもおすすめのようです。 以上が淡路島プチ旅行ですが、実は10年位前に高松栗林ライオンズクラブつり同好会でここの沼島へ釣行したことがあります。L吉村屹やL大高保雅L喜多俊雄など退会し、他界されたメンバーとも実に楽しい宴会(勿論つりが主)をしたことも思い出されます。一緒したL塩田博志、L馬場基尚と私は元気しています。 ![]() ![]() ![]() |