2025,05,12, Monday
12日パソコンで、マイクロソフト社の『エクセル』のテンプレートをダウンロードしたとたんに、けたたましい警報音と赤色の警告文が突然画面に現れて、「電源を切らずに、(書かれている電話番号)に急ぎ電話するように」という内容でした。「来たな」と思いましたが、煽るようにけたたましくなる警報音には、「思わず電話をしたらこのうるさい電話がなくなるなら」と思うほどでした。
「電源を切るな」と詐欺集団が言うなら、「電源を切ったら良いのだな」と思いながらCtrlキーを押しながらAltキーを押し、Deleteキーを押してもユーザーの切り替えにしかならず、電源スイッチを長押しして電源を切りました。ノートパソコンはバッテリー内蔵のため、電源を抜いたとしてもシャットダウンになりません。非常時は、長押しです。再度電源を入れると、何もなかったかのように、正常に作動します。 この事件が午前中で午後からの地上波テレビニュースで、この問題の報道がされていましたが、音には人間は激しく反応するモノだと改めて感じました。しかしこれはあまりにも過激で、「これは詐欺だ」と即座に判断が出来ましたが、詐欺とまでは言えなくても、結果申し込んでクレジットカード支払い済みとなることもあります。 愚かな私が陥ったのは、『WinZip』という大型ファイルの圧縮解凍プログラムで、クレジットカードで6,045の支払いを済ませてITデジタルAIのプロに聞いたら「よくある話しで、そんなの要りません」と言われてしまいました。確かに滅多に来ない圧縮されたファイルが届くと、解凍プログラムがついに要るかと私が判断したミスです。幾つかに分けて送受すれば、問題はありません。 この程度であれば『勉強代』で笑って済ますことが出来ますが、5桁の数万円6桁の数十万円となるとそうはいきません。通常の詐欺も許せませんが、この『ITデジタルAI』を駆使した悪行も許しがたいモノです。最悪の場合にはわれわれ一応の判断能力を持つ世代だけでなく、高校生以下の人間も同じように被害者になりかねない。今風と言ってしまえばそれまでですが、大人の矜持というものは大事だと思います。 もう一つ通販でのトラブルですが、私も良く通信販売を使いますが、定期購入には気を付けてください。定価(これも分からないモノですが)の半額は今だけと喧伝し、思わず飛びつくのですが、私の場合は『歯磨き粉』でしたが効能が自分には合わないと感じたら、直ちにキャンセルしないと、次々商品が送られてきて、同時に請求が来ます。1回だけ注文のつもりでも、連続購入価格で一回目も送られて来ています。電話でしたキャンセルが届いていないとか、内容証明文書も無視という考えられない事態も起こりえます。 例えば本一冊とかだと問題はないのですが、口に入れるモノの場合には、十分留意して注文ください。通販は少なくともコンピューターやスマートフォン(スマホ)からけたたましい警告音は出ませんが、よくよく熟考されて注文をしてください。最近小欄を、新規定期購読されている読者が増えています。笑うのは勝手ですが、泣かないようにくれぐれもご留意くださいませ。 |
2025,05,11, Sunday
本日11日(日)は地元熊野神社の市立祭、昨日は宵祭でした。10日(土)は午前8時から宵祭の準備を、各地総代はもとより、氏子の皆様によって境内、御旅所までの参道の掃除が行われました。ここの担当は、仏生山地区の担当のようで、私はもっぱら神社備え付けのリヤカーを持参してみなさんがかき集めた枯れ木や落葉の類いを集荷してまわります。この日は桜の木の剪定が行われたのか、大量の枯れ枝が山積していました。
ここで氏子の皆様は散会になり、地区総代が手分けして春まつりの準備に掛かります。春とて秋の本祭と準備段階では変わることなく、提灯の取り付け、幟立、テントの設営など、秋には神輿の渡御がありますが、春はこれがありません。その分だけ、市立祭は片付けが早く出来ますが、準備は同じだけの手間暇が掛かります。 宵祭りの神事が午後4時から行われ、町内のちきり神社の多田宮司さんが、兼務で熊野神社の神事も時間差で執り行ってくれています。ちきり神社は仏生山町の大半と、香川町にまで氏子がいます。高松松平家の殿様の菩提寺である法然寺をお守りする神様で、江戸時代には松平家から俸禄が下されていました。それに対して熊野神社は、仏生山町の地番の『乙』地域と、出作町全域が氏子の範囲となり、独自の宮司を持ちかねています。 私は自宅が仏生山町乙で、また松野不動産㈱が仏生山スーパーマルナカ付近に移転した際も熊野神社のテリトリーで、熊野神社と共に文字通り成長してきました。仏生山町にはもう一つ、『船岡神社』が西の方に鎮座しています。遠い昔から3神社がありましたが、船岡神社はハローズ仏生山町店の北に位置していますが、私にはこれまで縁のなかった神社です。 10日午後5時からは、福引き抽選会がにぎにぎしく行われました。事前に氏子世帯へ三百円の福引券を希望枚数販売し、各氏子さんが神社参拝と同時に抽選会にやって来ます。一枚の家庭から、親子孫の3代で十枚以上持ち寄る家庭、いろいろです。景品が空くじなし、三百円以上の商品(お酢・ソース等)も多くあり、盛り上がります。 勿論この日まで準備は大変ですが、交換率9割に届くほどの盛況ぶり。福を求めて氏子が集まります。7時までの2時間ですが、盛況であれば係員の疲労も軽減されます。写真のように境内の明かりは常夜灯、抽選会後も三々五々参拝客は続きます。われわれは明日に備えて早々に引き上げます。静寂の中で一人静かに長く祈りを捧げる参拝人もいます。この神社は県道十二号線沿いでクルマの通り道、明かりに惹かれて人が来てくれます。 11日は午後1時から神事が執り行われ、三十分程度でおわり後片付けをしてお開き。私は無人も悪かろうと考え、昼前から来ましたが、一人静かにお祈りを捧げる老若男女、私の待機する意味はありませんでした。気楽に立ち寄れる神社が、出作町の熊野神社であります。 ![]() ![]() ![]() |
2025,05,10, Saturday
高松商卒3年目の、浅野翔吾選手がやりました。ドラフト1位で入団して、飛躍を期待されながら、今季は開幕1軍を逃がしただけではなく2軍でも低迷し、3軍に甘んじていました。主力の怪我や不調、はたまたオンラインカジノ問題で登録からはずれこともあり、7日に1軍登録された。今日10日のヤクルト戦に先発し、8番センターで3打数1安打打点1。その1安打が八回に出たソロホ-ムラン。
チ-ムは2位をキープしているが、盤石の状態からはほど遠い状況だ。投手陣、特にリリーフやセットアッパーが充実していることが2位にいる要因だと私は思う。チーム状況を考えれば、出番が増えていく可能性は十分にある。本人は絶好機で存在感を示しながら、「最近まで3軍でやっていたので、ここで野球が出来ていることがちょっと信じられない」と笑みをこぼしたという。浅野流の、ぼけトークが出ている。調子は良さそうだ、夜遊びするな早く寝ろ。 今季初安打がホームランという何とも不思議な選手だが、鋭く振り抜いた打球は、バックスクリーン左へ飛び込んだ。2-1の八回に、浅野翔吾選手が得た1点は大きい。その裏ヤクルトも1点の加点、結果は浅野翔吾選手のソロホームランで勝利した。守備が下手だと言われながら、今日はセンター守備。やっている内に、少しは上手くなるものだ。 今日は熊野神社の春まつりの宵宮、「浅野翔吾選手は・・」と何人にも声をかけられました。今の高商野球の話題は、やはり浅野翔吾選手だろう。昨秋から公式戦五連敗で、よく選抜高校野球大会まで行ったものだ。聞かれる夏の甲子園大会だが、行けそうな圏内までは来ているが、『安心』からはほど遠い。後輩達も紙一重、先輩の浅野翔吾選手も今日出るか、出たとしても安打が打てるか。出塁したら思い切って二塁盗塁を狙っても面白いのではないか。 大きいのは魅力だが、今の浅野翔吾選手に欲しいのは1試合複数安打。二本打って上位につなげて得点が、阿部慎之助監督が描く勝ちのシナリオではないだろうか。ここで定着してくれたら、後輩への一番のエールになるだろう。春の早稲田実業は、前日世界の王貞治先輩の激励を受けて、高松商に大勝した。現役選手には、応援が力になる。祈る気持ちで、明日の中継も見守ります。 |
2025,05,09, Friday
昨年の東京支部名誉支部長・溝渕利幸氏(高松商事会長・昭和28年卒)の逝去に続き、今月6日、大阪支部北村光雄名誉支部長(昭和22年卒・満95歳)逝去の報が届きました。8日が通夜、9日11時から葬儀告別式が大阪八尾市内の葬儀会館八光館で行われました。高松商から同志社大へ、昭和28年に23歳の若さで社長に就任し、会社再建に臨んだと葬儀実行委員長から紹介がありました。その前後に、創業者娘さんと結婚しています。
北村光雄氏は、大阪府柏原市に本社を構える大和板紙(だいわいたがみ)株式会社の代表取締役会長。60年以上にわたり、板紙業界と古紙業界の発展に貢献してきました。大和板紙は、再生紙の製造を手がける企業で、環境保護や持続可能な紙製品の開発に力を入れています。北村氏のリーダーシップのもと、同社はユニークな板紙の製造を通じてクリエイターやデザイナーとの協力を深め、業界に新たな価値を提供しています。 高商紫雲会総会で来校された際に、「板紙とはどんなモノですか」と馬鹿な質問をした際、「新聞紙の元紙や、大っきょいで」と言われてことがありました。それだけではないのでしょうが、どこにもないようなユニークな紙の製造で業界のリーダーとして活躍されていました。告別式は、会社と北村家の合同葬で、平日ながら大勢の参列者で賑わっていました。久しぶりの顔と顔、静かに親交を深めていました。 高松商にも多大な貢献をされていますが、私が記憶している出来事で特に顕著な活躍は、10年くらい前、野球部の部室の上に雨天練習場を作る計画で香川県も、建物は建築するが2階部分の整備は出来ないと、未完成のまま月日が経っていました。香川県は立場上当初計画のように2階部分を高商側で整備するように通告します。要するに高松商にも、整備費用の原資がなかったのです。 この急場を救ってくれたのが、校長や本校役員は勿論のこと、東京と大阪支部の重鎮でした。北村光雄名誉支部長もその一人で、中心的推進力を発揮し、当初計画通りの施設の完成を見たわけです。建物部分は県に寄付し、県の施設を活用しその時集めた基金でバッテングマシンを購入してから、選手の攻撃力が飛躍的に伸びたわけです。その立役者の一人が、北村光雄名誉支部長でした。 会社のこと業界のこととクルマの両輪のように力を注いだのが、高松商や同志社大学とりわけ相撲界でした。学生相撲から日本相撲協会、はたまた相撲のたにまちでした。今日の参列者の中でも関取やアマチュア相撲関係者の姿が、多くありました。外観で、すぐにそれと見分けが付きます。最後に葬儀委員長・北村貴則(恐らく次男さん、通夜は喪主・北村雅史、長男さんと想像する)氏の挨拶、「高松商業」への感謝もわざわざその中にありました。 なぜだか涙が溢れて、止まりませんでした。『皆の笑顔』が父の原動力だった。高松商紫雲会からは弔電献花が届き、東京・大阪両支部から、高商倶楽部や高商野球部からも、個人的に安西愈元東京支部長、野球部OB木村構作氏からも花が届いていました。祭壇に飾られた遺影はいつもの北村光雄先輩でしたが、棺の中の故人は流石に痩せていました。高商生二万八千人の感謝をランの花に託し、棺に納め心から哀悼の祈りをして参りました。 ![]() ![]() ![]() |