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人生100年時代を生きる!認知症と予防とお金
1月の相続寺子屋四国が31日、サンポート高松64教室で開催されました。今回は小欄をご覧になって、あおぞら資産相談室(高松市丸亀町=池田達彦代表)から池田達彦代表と多田左苗さんが参加下さいました。そして講師に、SOMPOひまわり生命の船木大士さんをお迎えし、標題の話になったわけです。

もう20年も前になりますか、「金さん銀さん姉妹」がダスキンの宣伝で「金も100歳銀100歳」と言って、茶の間の人気者になったのをよく覚えています。あの頃はまだ100歳以上の人が珍しかったので、元気者の「金さん銀さん姉妹」が話題になりました。その姉妹が、たくさん入った収入の使い道を問われて、「老後のために貯金します」と言ったのにも、思わず笑ってしまいました。

今の100歳の人数、香川県には809人、徳島県567人、岡山県1,354人、そして全国には67,824人のご長寿者がいらっしゃいます。ところで最近、「SDGs(Sustainable Development Goals)持続可能な開発目標」のバッチをつけた人をよく見かけます。2030年までに全世界で達成すべき17の社会的課題に対する目標で国連加盟193カ国全てが合意しています。

SDGsの達成には、特に企業の役割が重要とされており、それぞれの企業がSDGsと自社の特性を結びつけ、強みを活かして取組むことが求められています。副題は、「世界を変えるための17の目標」であります。その内健康・福祉への貢献として、1貧困をなくそう3すべての人に健康と福祉を17パートナーシップで目標を達成しよう。「認知症にならない、なってもその人らしく生きられる社会」を目指し、各種サービスの開発や提供、啓発・支援活動などに取り組んでいます。

平均寿命が延びている一方で、何歳まで健康でいられるかという「健康寿命」が注目されています。平均寿命は、0歳の平均余命であり、健康寿命は、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間、寿命中位数は、生命表上で、出生者のうち丁度半数が生存すると期待される年数をいいます。

男性は平均寿命80.98、健康寿命71.19、寿命中位数83.98であるのに対し、女性はいずれも男性を上回り、87.14、74.21、89.97となっています。平均寿命と健康寿命の差は、男性約9年女性約12年もあります。ここから生命保険の真骨頂、生涯にかかる医療費では、およそ半分が70歳以上にかかっています。男性生涯医療費約2,600万円、女性約2,800万円という驚く数字が並んでいます。

また年齢別人口に占める要支援・要介護認定者の割合は、70代から80代にかけて大きくなっています。生涯を通じて公的介護保険の給付対象となる人は、2人に1人が該当すると言われています。85歳以上では約50%と見込まれています。また65歳以上で亡くなった方を見ると、約3人に1人は1年以上、約2人に1人は6ヶ月以上の間、寝たきりや寝たり起きたりの状態となっているのが現状です。

現に寝たきりの高齢者の方を見ると、2人に1人は3年以上となっています。生涯を通じてみた場合、2人に1人は介護保険の給付対象となり、その可能性は決して低いモノではありません。このように生命保険の資料は、暗い話しに終始しています。私たち不動産仲介業者も怖いのは、認知症です。

認知症患者は、契約ができません。つまり売主になることができません。人生100年時代には、これまではさほど障害にならなかった事案も表出します。つまり過去にはここまで長生きでなかったがため、困ることも少なかったわけです。幸か不幸か人生100年となると、これまで心配しなかったことまでが、心配のネタになってしまいます。


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| 社長日記 | 09:00 AM | comments (0) | trackback (0) |

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