2024,03,06, Wednesday
3月に入り週明け4日(月)の東京株式市場で、日経平均株価(225種)が史上初めて4万円を超えた。取引開始直後に突破し、終値まで維持した。2月22日(木)に取引時間中と終値の最高値を約34年ぶりに更新したあとも上昇の勢いは衰えず、10日余りで大台突破となった。一方4日は、上昇相場を牽引してきた半導体関連銘柄に注文が偏り、最上位プライム市場の銘柄の7割超が値下げした。
34年前の1989(平成元)年12月29日の大納会で、当時の最高値38,915円87銭をつけたモノの、明けの相場が下落したのが私の中ではトラウマになっていました。果たして1990年大納会の株価は27,629円で、前年ピークから8,750円も率にして29%も下落しました。私はこれが日本国の実力だと感じました。 1986(昭和61)年12月、1ドルが160円を突破、株価が急騰(26,646円)し『バブル景気』が始まったと言われた。 1989年12月29日終値で3万8915円87銭を記録したが、 1991(平成3)年日本の『バブル期』が終了した。3月の株価は、私の資料では26,607.52円まで下がっている。新東京都庁舎(丹下健三設計)の落成式が行われた。 1997年11月17日北海道拓殖銀行破綻、24日山一証券の経営破綻と続く。そして 2001(平成13)年9月米中枢同時テロ、一時1万円を割り込む。1ドル=130円。 2008年9月15日リーマン・ショック12,214.76円。 2009年3月10日終値バブル崩壊後の最安値7,054.98円を記録。 2011年3月東日本大震災発生、一時9000円割れ(8,605.15円)二度目の超円高1ドル=76円25銭(17日) 2012年12月自民党が政権復帰、第二次安倍内閣アベノミクス相場へ内閣支持率62%、1ドル=85円35銭日経1万230.36円 2013年4月日銀が大規模金融緩和策を導入 2020年3月新型コロナウィルスの感染拡大、一時1万7000円割れ 2021年2月日経平均株価3万円台回復30年6ヶ月ぶり(15日) 2024年2月22日史上最高値を更新 2024年3月4日史上初の4万円突破 前回と違い、株高の高揚感はなく、それでいて株価だけは高騰を続けている。数日で下落するかとみていましたが、今回はいろいろなところで前回と異なっているようです。しかし私の懐はちっとも豊かにならず。あの頃から一層、異次元の世界に突入した気分です。 |