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高松城整備に追い風天守復元基準緩和決定
文化審議会は17日、国史跡などで歴史的建造物を復元する際、本来の意匠や構造が正確には分からなくても、文化庁の許可を得やすくする新基準を決めた。石垣しか残らない城趾での、天守復元などを想定している。これによって、わが高松城天守も、長年にわたる願望が叶う見通しが拓けた。

高松城跡公園は、高松市が管轄しているため、高松市や商工観光関係団体、ライオンズクラブ等のボランティア組織が中心となって、もう10年近く「天守再建」に向けて本格的陳情など、また今の時代のコンピュータシステムを駆使して、高松城天守のCG化にこぎ着けている。私も1年位前に、専門家の話と計画図を講演会で聞いたことがあります。

新基準では、調査を尽くしても本来の意匠が見つからなかった場合を「復元的整備」と定義し、史実に忠実な従来の「復元」と区別。不明確な部分を明示し、来訪客にもわかるような形にするなら再建可能とした。逆に資料は残っているが、バリアフリー対応のために一部を変更する場合も、「復元的整備」とし変更説明を条件とした。天守に、障害者用にもエレベーターが必要な時代である。

城の復元は、北海道松前町の松前城(正式名称・福山城)、名古屋市の名古屋城、高松市の高松城、那覇市の首里城などで地元自治体や政府が計画している。一方、空襲で焼失するなどし、戦後に再建された各地の天守は老朽化が進んでいる。1991年の旧基準では、史実(設計図書等)に忠実な復元しか認めておらず、各地で「厳しすぎる」との指摘が多かった。

文化庁は新基準について「老朽化対策や耐震化のために建て替えを検討する自治体の後押しとなれば」としている。文化庁は、ようやく「あたりまえ」を取り戻したようだ。日本人が日本人の首を絞めて、悲しい思いをさせてどうする。役人は、木を見る前にまず森を見よ。自分の裁量権は、神が誰かに与えたもので「あなたでなくても良かったのだ」と謙虚に受けとめ、その立場を過信してはならない。

これで、高松城の天守建設が一気に進むだろう。高松城は、讃岐平野の北の端、瀬戸内海に張り出し、お堀の水は海水であります。海城として全国に数少ない城の一つです。ここに天守が出来れば、新しい観光名所の一つとなり、サンポート高松の賑わいの一役を担うと期待が広がる。また夜の観光スポットとして、徒歩圏に面白いところが出来ることでしょう。

近くの場所に、「香川県立体育館(アリーナ)」の新設計画が進んでいる。新型コロナウィルスの影響が拡大する香川県にも、「緊急事態宣言」が発出されてからは、流石に人の動きが激減した。商業の中心「高松三越」が臨時閉店となり、それをとりまく丸亀町商店街などアーケード街も一斉休業を始めだした。そうそう高松城天守実行委員長は、丸亀町商店街の古川康造理事長だ。久々に明るい話題で、ありがたい。


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| 社長日記 | 09:24 AM | comments (0) | trackback (0) |
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