2022,05,07, Saturday
2022年のゴールデンウィークがもうすぐ終わろうとしている6日、政府は訪日外国人観光客の受け入れを6月にも再開する方向で調整に入った。これに先立ち、小規模な訪日ツアーを早ければ5月中に試行することを検討。新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐ対策の有効性を確認する。訪日客が途絶えたことで国内の旅行消費は大幅に落ち込んでいる。各地から請願が届いているようだ。
政府は国内外の感染状況を見極めつつ、地域経済の回復に向け、訪日観光客の受け入れ枠を段階的に広げたい考えのようだ。新型コロナウィルスのオミクロン株の急拡大を受け、昨年11月30日、全世界を対象に外国人の新規入国を禁止していた。それを今年3月1日、ビジネス関係者や技能実習生、留学生など観光目的以外の入国を解禁している。次はいよいよインバウンド客、外国人訪日客を受け入れる段階に来たという。 このゴールデンウィークの客層を見ても、日本人の旅行目的地は外国人訪日客とは明らかに異なる。どうしても東京浅草や、京都奈良などの観光地では、外国人観光客をターゲットにした土産物などを販売している。日本人客は、この類いの商品には全く手を出さない。飲食などはどちらにしても人が増えれば売上も上がって、遜色はないのだが。 宿泊先にしても、日本人と外国人には差があるようです。また今年3月から始まっている『瀬戸内国際芸術祭2022』でも、外国人観光客がいないのは響いているようだ。今期欧米人の姿を、まだ見たことがない私です。岸田文雄首相は5日、ロンドンシティーでの講演で、「6月には他の先進国7カ国並みに円滑な入国が可能となるよう水際対策をさらに緩和する」と表明している。 政府はワクチン3回接種などの条件で入国後の待機を不要としたが、観光目的の入国は認めていない。経済界や観光業界からは「世界的な誘客競争に後れを取り、『観光孤立国』に追い込まれているなど、水際対策の大幅緩和を求める声が出ていた。経済界からは『鎖国政策』などと不満も出ていた。いろいろ言い方があるようだ。 香川県も、毎日300人前後の新規感染者を平均的に出している。中国のように、ゼロコロナ政策には無理がある。これから後も、コロナと付き合いながら日常生活を送るしかないと思います。ところで過去に私が酷評した、政府が提供しているワクチン『接種証明書』が、3回目接種を受け付けていることを発見しました。 スマートフォン(スマホ)の『接種証明書』をダウンロードして、「マイナンバーカード」を利用して1回目2回目の証明に使えていたのですが、『再発行』で3回目が動いています。勇気を出して3回目接種を済ませたあなた、是非やってみて下さい。既報の小欄でも書きましたが、「マイナンバーカード」の読み込みは、スチール机の上では失敗します。かならず木の机やテーブルの上で読み込みをして下さい。簡単に成功します。 |