2022,04,11, Monday
香川県内の2021年度献血者数は、前年度比101%の3万7798人で、過去5年間で最も多かったことが県赤十字血液センターのまとめで分かった。新型コロナウィルスの感染拡大に伴う自粛ムードは依然続いているモノの、ライオンズクラブなどの啓発活動によって「献血は不要不急の外出ではない」との認識が広がり、協力者が増加したとみられる。
高松栗林ライオンズクラブも、ほとんど月2回の例会も含め全てのイベントが中止になる中、献血アクティビティーだけは例年同様に行われている。県赤十字血液センターの聖地とも言われる高松市丸亀町の献血ルーム『オリーブ』での採血は、確かに増えているように思う。しかし献血バスの出動機会は、激減しているのではないか。献血センターはやる気満々ですが、受ける側の学校企業体制が未だ整いません。 今の時代でも血液は、科学的に製造することが出来ず、献血による採血しか手段がないのが現実。そのため県赤十字血液センターは、何とか機会増大を狙っていて、ライオンズクラブへの依頼も増えています。自分らが採血出来ない年齢になると、どうしても代役を頼まざるを得ません。それもコロナ禍で、気兼ねしています。 先の発表を年代別に見ると、50代が1万人余と前年比6.8%増と最も多く、40代も1万余人(同4.2%減)でともに1万人を超えた。次いで、30代60代と続いている。長引くコロナの影響に伴う血液不足を訴えたところ、献血経験者の多い40、50代の積極的な協力が目立っているという。一方16~19歳は1380人と、過去5年で最少だった20年度(1339人)に次いで少なかった。 先に書いたように、新型コロナウィルスの感染拡大のまん延防止等重点措置やリモート授業の実施に伴い、大学・高校での採血バスの受け入れが減少したことが響いている。餌で釣るのも如何かと思うのですが、若者は一度献血を済ますと、何かのイベントで献血にも応じている。であれば、社会に役立つと言う啓発キャンペーンに学食でのサービス券提供などの方法もありかと思います。 先の『オリーブ』では、28日までの平日に記念品を贈るキャンペーンを実施中です。献血は、間違いなく困っている誰かのお役に立ちます。採決後各種検査もあるようで、心配する人は献血時に相談してから採血もありです。過去に『20歳(はたち)の献血』というキャンペーンもありましたが、18歳成人となったいま、『18歳(新成人)キャンペーン』もありではないでしょうか。私も18歳で最初の献血をして64歳まで、49回経験しました。注射嫌いの私が、献血だけはしていました。 |