2022,04,10, Sunday
標題の試合で、英明に高松商は13-3と完敗だった。私も今季はじめての観戦で、試合前には軽口も叩いていたが、久しぶりの完敗に意気消沈。徳島で開催される四国大会でも、このチーム力のままでは、何とも心持たない。大黒柱の浅野翔吾選手が、練習中の右足付け根負傷で欠場。昨日2失点、133球完投の左腕渡辺和大投手の連投もない。
高松商のチーム事情をあざ笑うように、英明は6回までのゼロ行進が嘘のように、万を持して狙っていたように7回打線が爆発、一挙7点を奪取し、試合の流れを掴んだ。2回裏に7番石井選手のセンター犠牲フライで1点を先行していたのに。確かに先発の左腕大室投手は、6回まで強打英明打線を4安打に押さえていたが、問題の7回に崩れた。その後高松商は継投策に出たが、9回にも6点を奪取された。 総合力はほぼ互角と報道されていたが、あに図らんや、投打に英明が数段勝っていた。高松商の11安打3得点に比べて、英明は14安打13得点。強力打線が文字通り火を吹いて、9回は四死球で走者をためて、犠打を挟んで4安打が続いた。お見事と言うしかない。一方の高松商は、送りバントを3回失敗、うち2回はダブルプレーとお粗末だった。これでは波に乗れない。 一番の違いは、英明はシートノックから元気だったが高松商は大黒柱の浅野翔吾選手を欠き、なんとなく元気が萎んでいた。四国大会の成績はともかくとして、次ぎに夏の甲子園予選が控えている。このままでは夏の甲子園大会出場も危うい。有望な素材が入学しているという話もあるが、長尾健司監督の采配にかかっているようだ。私たちOBは、神様仏様長尾様という心境だ。 そうそう長尾健司監督と言えば、別人かと見間違うほど痩せていた。特徴の出っ腹が、ない。ノックをしている姿に私は思わず、「あのノッカー新コーチ?」と周りに確認するほど。見た目20㎏は、減量している。私のように癌を患い体重が減ったのか、自分から減量したのかまだ聞いていませんが、監督の体重激減にチーム沈静の原因があるのか。イチロー先生効果で、期待していた有終の美とはならなかった。 付録だが、プロ野球ロッテの佐々木朗希投手(20)が、完全試合達成。13連続三振は日本記録、19奪三振はタイ記録とか。佐々木投手は甲子園出場がない。鳴り物入りでプロ野球へ入ったが、プロ入り3年目で、完投試合がなかった。完全試合に奪三振の日本記録のおまけ付き。東北出身の投手は、足腰が強そうだ。あっぱれ! |