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100回通っても買えないロレックス時計
日経新聞に面白い記事を見つけた。世界ブランド・ロレックス製の時計、例えば『デイトナ』などの高級時計を国内の正規販売店へ買い求めに通っても、標題のように100回通っても買えないという記事だ。私はこの行動とは真逆で、時計は正確な時を刻むだけの機能重視で、もう10年くらい『CASIO SPORT』3万円の汎用品を愛用している。ブランド時計には興味がないのですが、この記事のストーリー展開は興味深い。

男が3人よれば、若者層は「あの店の女性が可愛い」と言い、われわれ世代は「あの病院の先生が良い」と言い合うが、40歳から50歳代のシニア世代は「あの車&あの時計」という話題に花が咲く。隣で聞いていても、固有名詞(ブランド名)がどういう価値なのか全く分からないのですが、話の中身は面白そうだ。

記事を読むと、2020年の夏、東京・銀座のロレックスの正規販売店に人だかりが出来ていることから話しが展開している。ロレックス時計は60~200万円が普及価格帯で、会社員でも頑張れば手が届き、普段使いにも合う。井戸端会議でも、500万円、1000万円の話しは高松でも聞く機会がある。このような高級品を買うために、正規販売店へ足繁く通うことを『ロレックスマラソン』と言うらしい。

記者の伯父が7ヶ月間、休日に店舗を回り続けた。その数が200回を超えたある日、店員に「在庫を確認します」と言われた。結果招かれた奥の個室で、手袋をつけた店員が、GMTマスターⅡを覆う布をゆっくり外す。伯父は、「努力が報われたという思いで胸が震えた」と102万円で購入したことを振り返る。高級時計マーケットプレスの独『クロノ24』が、21年12月に発表した腕時計ブランドランキングで、ロレックスは首位だ。

先の記者も伯父に習い『ロレックスマラソン』を始め、偶然マラソンで知り合った40代夫婦客のヒントに納得。二人は店を訪れる際、そろってロレックス時計をはめていく。『実際に大事に使う顧客だとアピールする効果がある』という。海外の正規販売店で、店員と意気投合して人気モデルを取り置きしてもらったこともあるという。高松の彼も、低価格製品を二つくらい先に買うと話していました。

逆バージョンで高松のロレックスユーザーは、ロレックスに限らず高級品ほど横流しで100万円単位の利益を得ることもあると言う。その彼が苦労して手に入れた逸品を直ぐに売ったのが、狭い高松市内では知れ渡った。買った人が自慢タラタラ、その正規販売店で言いふらしたのだ。その後直ちに売却した彼は、新製品を手にしていないと言う。

新型コロナウィルス禍に伴う外出規制を受け、仏LVMHモエヘネシー・ルイヴィトンなど高級ブランドクループもネット通販に注力するが、ロレックスは見向きもしない。「だから店に行く以外の選択肢はない」と40代の会社員。ある百貨店の時計売り場担当者は、「ロレックスに限れば来店客はむしろ増えている印象です」と振り返る。何だか今の世相を反映している逸話で、考えるところがありました。


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| 社長日記 | 09:06 AM | comments (0) | trackback (0) |
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