『珈笛画廊・ほのほ』のクリスマスコンサートは、ジャズアーティストとしてスェーデンに拠点を置き、演奏活動と福祉活動に取り組み2003年、スェーデン国王から北極星メダルを授与された『ケイコ・ボルジェソン』さんのピアノソロです。人種を越え、宗教を越え、愛と祈りとジャズで地球平和を訴えています。
『珈笛画廊・ほのほ』は高松市中野町、四国新聞本社西隣にあります。本来画廊ですから、コンサート会場としては決して大きくはありません。そんな会場で、寒さも手伝って来場者も身を寄せ合って(コロナ対策の距離は確保)聞き入っています。ケイコ氏は、日本人で桐朋学園大学ピアノ科を卒業後1973(昭和48)年室内音楽を学ぶためイタリアへ留学。外国籍のミュージシャンと結婚されて、いまはスェーデン在住です。みずから74歳と、元気を爆発させています。
そしてその活躍ぶりは、日本国内は勿論、10カ月以上海外での演奏会等で、日本に滞在するのも限定的らしい。特に最近は、ベトナムにはまっていて、ベトナムにピアノを贈る活動にも余念がないと、歌の間に自ら独白していました。3年前にも、2年前にもそして今年もここ珈笛画廊・ほのほでクリスマスコンサートをしています。来年も「来るよ」と宣言、ほのほには面白い人が不思議と集まります。