2021,09,25, Saturday
秋季四国地区高校野球香川県大会第7日は25日(土)、レグザムBP丸亀など2会場で3回戦残り4試合が行われ、高松商も高松工芸に勝利し、8強入りした。レグザムスタジアム(高松市生島町)の第2試合、シードの高松商の勢いのある打線が徐々に加点し、七回コールドではありますが、11安打8点と文句のないところでありますが、4番以下の各選手に快音がないのが気になる。
一方投手は、3回戦(2試合)ではじめて登板の渡辺和大投手。立ち上がりバタバタした感じはありましたが、結果七回25人に対して2安打9奪三振1四死球、もちろん自責点0ですが、七回には2暴投と一人芝居の1失点。139キロの真っ直ぐと、変化球を交えて頼もしい投球でありました。今シーズンはこれまでの2試合で4人が投げましたが、こちらはエース不在でも、帳尻をあわせて勝ち上がっています。 試合全体での印象は、3番浅野翔吾選手の活躍ですが、3安打1四球と盗塁1、文句ない活躍であります。その反面、浅野翔吾選手のあとがブレーキになっています。今日の試合のように毎回のように加点して、相手チームの戦意を徐々に奪い去る戦法は、教科書のようであります。ただ6番井桜悠人各選手は無安打ながら、四球で出塁し、2盗3盗を決めて1点をもぎ取っています。これが伝統の試合巧者、打てなくても得点が出来るチームカラーを堅持しています。 次は10月2日(土)、高松商は13時からレグザムBP丸亀で、英明相手に激戦に挑む。今年夏の決勝を争った相手、ここが一番の天王山。ここに勝利すれば、次は大手前だろう。この二つが事実上の決勝戦のようなモノ。ここ2試合に勝てば、四国大会も視野に入る。投手は4人で失点2、打線は4番5番6番を除けば、よく打っている。すばり課題は、4番打者の活躍だろう。 4番不在の前チームや今年のチーム、私の記憶ではエースと4番打者で勝っていた高松商のチームカラー。長尾健司監督は、この二人不在の中うまく選手を起用し、ここまでの戦績をあげている。これぞ高校野球と絶賛するが、有望選手の加入も欲しいところです。公立私立の差はあると思いますが、長期展望ではここが課題であります。 |