今年の甲子園大会県予選が10日から、高松・丸亀の両球場で県下38校が戦うことになっています。少子化をうけて、選手総数も減少が続き、チーム数も減っていますが、頂点を目指すチームはそんなの関係ないと、切磋琢磨しています。戦前予想では、私立校の英明、寒川、尽誠、大手前高松が強豪と言われています。県立高松商もその一角に食い込んで、当然甲子園大会を目指しています。
3日同校で、恒例の野球部激励会が行われました。過去には食事会もあったようですが、このコロナ禍や高野連からの指導もあり、ここ数年は硬式ボール等の提供と激励メッセージを贈ることになっています。はじめて主催者側に加わった私は、18時開会予定を早めの15時に会場到着。練習試合をしていると聞いていて、じっと見入ってしまいました。
高松市内の大手前高校高松との対戦で、3年生だけのチーム編成だと聞きました。10日後に初戦を迎える高松商ですが、失礼ながらまだまだ準備不足のようです。試合は、7-8で大手前高に惜敗です。2点リードしながら、投手の四死球が多かったように思いました。試合もさることながら、ナイター設備がLED照明に変わり、非常に明るく良くなっています。
激励会は、練習試合が激励会開始予定の15分前頃終わって、雨も降っていたことから選手監督が揃ったことから、三好野球部長の進行で始まりました。来年は、私が進行役のようであります。まず卒業生OB会『紫雲会』岡義博会長から激励の言葉、続いて『野球後援会』真鍋健彦会長から、最後に『野球倶楽部』山口富士雄会長からお言葉があり、記念品が贈呈されました。
これに野球部山崎悠矢主将が答えて、激励式が終わりました。この間約15分、開始予定18時を目処に参加された先輩から、「定時前にはじめたのはけしからん」と叱責を受けました。来年は私が進行役というので、このあたりは要注意であります。本日の私の役割は、学校外の参加者への弁当手配。学校側は食中毒の心配もあり、提供を辞退。真鍋健彦会長の指示通り手配したのですが、ここでも色々ありました。
反省しながら、とにかく初めての大役(本人がそう思っているだけ)を終えることが出来ました。真鍋健彦会長によると、今年贈呈のボールは、これまで以上に飛ばない構造になっているのだとか。確かに金属バットにボールが当たれば、木製バットのように『芯』を外したら飛ばないのに比べたら、かなり遠くまで飛びます。私は木製バットか竹製バットにしたらどうかと思っていましたが、ボールで調整するようです。
さて今年の高松商はどうでしょうか。毎年のことですが、『甲子園出場』を義務付けられているチームですが、今年の選手は体が小さいように感じました。体格が全てではありませんが、大谷翔平選手の活躍を見るにつけ大きい方が有利のように思います。とは言いながら、長尾健司監督が選手をその気にさせて、小が大を征する『長尾マジック』を期待するところであります。