2018,11,11, Sunday
科学や芸術の発展に貢献した3人(増えたこともあった)に贈る、京都賞の授賞式。あまりにも大規模な授賞式に、経営者の端くれは、一体いくらの予算で運営されているのかと計算する。高円宮妃久子殿下の臨席にも費用はかかるだろうし、大勢の旅費交通宿泊費も馬鹿にならない。京都賞メダルは、文化勲章受章者である彫金家の帖佐美行氏(1915-2002)によってデザインされたもの。それぞれの賞金は1億円。
今年で34回だが、「人のため、世のために役立つことをなすことが、人間として最高の行為」そして、「人類の未来は、科学の発展と人類の精神的深化のバランスがとれて、初めて安定したものになる」という稲盛和夫の理念に基づき、継続されている。選考委員会も、専門家の手によって運営されている。そこに稲盛和夫塾長の恣意的発言はない。 私はノーベル賞の授賞式を生で見たことはないが、京都賞も音楽が先頭をきって始まる。幻想的で、風格を感じる「能」の披露や、京都聖母学院小学校合唱団の歌声や着物姿も、京都らしさを醸し出している。京都聖母学院小学校合唱団は、先輩から34回の任を全うしている。費用のすべてを公益財団法人稲盛財団が負担する。返す返す、稲盛和夫塾長は凄い人だ。 さて京都で目覚めてどうするかと妻に聞くと、「宇治の平等院」へ行きたいという。ならばとナビをセットして、マイカー走らす。30分余で到着。10時前で、まだ駐車場も余裕があるようだ。平等院の前に、バスも駐車できる大駐車場がありました。ここはなんといっても、「宇治茶」の本場。京都賞会場で抹茶の提供もありましたが、平等院内での抹茶はまた格別のものでした。 高松まで高速運転で約3時間、新しい道路が繋がったようで、渋滞もストレスもなく無事に行き来しました。機関誌マラソン第77回の提出がまだです。帰って、寝る前に提出しないと締め切りに間に合いません。何だかんだと、時間に追われる生活をしています。 余談ですが、高松商の明治神宮大会は、準々決勝で八戸学院光星高に勝利して、明日12日の準決勝戦に進みました。 |