公益財団法人オイスカは、1969年にオイスカ・インターナショナルの基本理念を具体的な活動によって推進する機関として生まれ、主にアジア・太平洋地域で農村開発や環境保全活動を展開しています。オイスカ・インターナショナルは、「すべての人々がさまざまな違いを乗り越えて共存し、地球上のあらゆる生命の基盤を守り育てようとする世界」を目指して1961年に創立された、現在36の国と地域に組織を持つ国際NGOです。
全国14の支部(4,500名会員)の内、四国支部は先月900名の会員達成の「おきゃく」をしました。「おきゃく」は、小宴と言う意味です。1,000名会員に向けて、一気呵成に邁進します。その景気づけとして、春に丸亀で、秋には高松で「四国のつどい」を開催して非会員に知って貰うようにしています。
地道な活躍しているオイスカですが、その原資は会費と寄付によって賄われています。だから会員増強が、大きな意味を持ちます。会費は年間個人で2万円、法人で5万円です。そんなに高くはありません。私も今日は、非会員を10名ほどお連れしました。みなさん見込み客です。会員増で一人でも多くの研修生を、四国研修センターへお呼びして、日本を知って貰いたい。
昨今は、オイスカのように本格的に日本語を習得し、専門技術者として技術を学び、帰国してその国に貢献する研修生と、日本の企業などで技術・技能を身に着ける為に日本に来ている技能実習生がいます。この技能実習生を受け入れる為の制度を外国人技能実習制度と言うのですが、似て非な2つがあります。後者が稼げることから、技能実習生が増えています。それでもオイスカは、王道を正々堂々と歩んでいます。
オイスカは、国内に4つの研修センターを持っていますが、本日は西日本研修センター(福岡)からの研修生18人も参加し、賑やかな舞台となりました。中野悦子オイスカ理事長も、遠路讃岐入りしています。私もパブアニューギニアの、ラバウルエコテック研修センター50周年記念式典へ、中野悦子オイスカ理事長らと参りました。私ごときが言うことではありませんが、素晴らしい理事長です。このあたりから、私は公益財団法人オイスカにはまってしまいました。