2023,12,26, Tuesday
嬉しいニュースが報道されています。昨今は自民党の政治資金パーティ問題や、庶民の足として日常使いされている『ダイハツ』の不正問題、ロシア・イスラエル戦争の継続やら、心が沈む問題が多い年末です。われらの高松市は、『高松港』が国の経済安全保障の主要港、防災・防衛上の重点港として認定されると言われていて、いよいよ『高松港』『高松駅』周辺の結節点効果が、来年は発揮される。
JR四国(高松市)は、高松駅北隣に整備中の新駅ビル『タカマツ・オルネ』を来年3月22日(金・友引)に開業すると発表しています。心配されていた約50店のテナントについては、9割ほどがすでに決まり、若干の空きはほどなく解消されると思われる。生活雑貨の『無印良品』など出店予定の事業者を追加で公表したほか、同駅を通る人気観光列車『アンパンマン列車』をデザインした広場の計画も発表された。 『タカマツ・オルネ』は、商業棟の延べ床面積は約1万㎡(3千坪)で、1~3階にテナントが入店する。1階には良品計画の『無印良品』や約80席のフードコートを設け、地元の食材を使ったカレーやラーメンなどを販売する。2階には『ミスタードーナツ』、3階には雑貨に特化したニトリホールディング(HD)の『デコホーム』などが出店するようだ。 建物4階の広場の名称は、『高松アンパンマン列車ひろば』としているが、子ども相手におっさんの発想でひねりがない。ここが子どもたちに支持されるかどうかで、売上数字が大きく変化するだろう。何と言っても四国の顔の一つ。金沢駅のようなランドマークが欲しいところだが、駅前広場の広さからも無理だとすると、替わるモノが何か欲しい。 まずは『タカマツ・オルネ』が完成し、次は徳島文理大学高松校キャンバスの開校、続いて『高松アリーナ』の竣工、シメは『マンダリンホテル』の開業と、サンポート高松周辺の整備が続きます。その間に、高松港の10万トン客船着岸のための整備が入ります。ここまでは既存計画で、駅からアリーナ周辺まで歩行者道が続く、比較的広範囲な開発が進みます。 問題はそのあとです。人口減少、空き家増、高松が抱える問題はまだまだ噴出して来ます。将来に向かって、産学官みんなで考えないと。 |