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2023,12,15, Friday
日本維新の会･衆議院香川県第1選挙区支部長の町川順子さんの昼食会に招かれ、その席で鈴木宗男参議院議員の話しを聞きました。主催は『一般社団法人日本松柏会』、鈴木宗男参議院議員が日本維新の会から抜けた事から、ある意味苦肉の策かも知れません。鈴木宗男氏の話をナマで聞いたのは初めてですが、マスコミを通じての印象と変わるところはありませんでした。氏が日本維新の会に、訪ロ許可なしにロシアへ行ったことに対する引責辞任をしたばかりで、こちらも注目の一つでありました。
 お断りをしておきますが、私は自民党員で、町川順子さんとはライオンズクラブ仲間で、日本維新の会を特別支持しているわけではありません。しかし党派を超えて、聞くべき人の意見は聞いてみたいと考えています。会場は、倫理法人会のモーニングセミナー(６時開始)が開催されているホテルパールガーデン(高松市福岡町)2階讃岐Ａ。100人弱の人が、集まってきています。 私は高松栗林ライオンズクラブに所属していますが、議員さんも議員候補も所属しています。仲間ですから催事には進んで参加しようと考えています。私も自民党が優れているとも考えておらず、他と比べて及第点程度にしか見ていません。政治パーティー券のキックバック(割り戻し)も当然あったと思うし、派閥の指示も当然だと考えます。『赤信号みんなで渡れば怖くない』、多数決が常識の世界では、こちらも当たり前の考えです。 私の知る限りの情報ですが、磯崎仁彦参議院議員(香川県選挙区)は、政治パーティーをしたことがありません。彼の懐具合は、貧乏です。前政権では、『官房副長官』として活躍していたことは、香川県下のみならず、全国区で喧伝されていました。議員の考え方一つで、すべてが決まります。秘書職は、最後のブラック企業体質を引きずっています。自分の立候補がなければ、やってられない商売ですかね。 さて鈴木宗男参議院議員の講演ですが、彼のホームベースである『ロシア』問題。当然ロシアのウクライナ侵攻が語られます。彼は日本のマスコミ報道のように、『大国ロシアが小国ウクライナをいじめている』というイメージは、事実に反すると反論します。『宗男ハウス』の提供など、親ロシア派の鈴木さんはロシアの肩をもつのが当然だが、私もこの反論には一理あると思っています。 1994(平成6)年12月の『ブダペスト覚書』、ソ連崩壊後ウクライナに残された旧ソ連の核爆弾を、ウクライナが核不拡散条約に加盟して核兵器を放棄することを条件として、アメリカ･イギリス･ロシア3カ国が安全保障を約束したものですが、次ぎに2014年9月の『ミンクス合意』、2015年2月『ミンクス２』は、ウクライナ『ポロシェンコ前政権』が約束したモノですが、国の約束をゼレンスキー大統領が認めないというのも、国際社会では通じない。 諸般の背景から、ロシアのウクライナ侵攻は早晩ロシアの圧勝で終わるでしょう。アメリカが手を引けば、戦争は終わるというのです。戦争ですから私は双方に問題があると考えています。決してウクライナだけが一方的に悪いのではありません。しかし思惑の善悪、諸般の背景から、必ず正義が勝つとは言えない世界情勢です。 鈴木宗男参議院議員は、『尖閣諸島の国有化がなければ、今の中国との争いはなかった。沖縄県の行政下にあったモノで、静かにしておれば日中に今のような無意味なやり取りは起こらなかった』と最後に結んだ。勿論Ｌ町川順子の応援は是非宜しくお願いしますと、この下りは忘れなかったが。75歳ある意味、いきいき生きている人生の先輩です。 .jpg)  |