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2024年版100の指標から見た香川
四国新聞5月9日の朝刊に、標題の数値が報道されています。各種統計データの全国比較で、香川の暮らしを見る指標と言われています。労働者1人あたりの現金給与総額が伸びて、前年から順位を八つ上げる一方、労働時間は短縮して順位を五つ上げ、労働環境の改善が窺えた。人口10万人あたりの大型小売店数は、3年連続で全国トップを維持している。

100の指標は、県が毎年独自に作成、その内容は国の8分野に沿っている。その中で特に私が興味を持った項目を列挙してみると、常用労働者1人あたりの現金給与総額(月間)は前年の31万3千余円から33万5千余円に増え、全国31位から23位に上昇している。それでも全国平均の37万9千余円からは、依然として開きがある。

その一方で、1人あたりの年間労働時間は1736時間から1710時間に短縮し、順位は19位から14位に上がっている。さらに突出している23,24年版で全国1位となっていた人口10万人あたりの大型小売店舗は、8.9店から9.0店とさらに増え、トップを維持している。過去には大型小売店舗数は、販売量からして少なかったのです。『セシール』や『シムリー』など通信販売王国の香川へは、その後一気に大型店舗が進出してきた。これが、今のダントツ1位の原因の一つと思われる。

家計と住まいの項目では、『預貯金残高(1世帯あたり)17,698千円』で全国4位、『持ち家比率70.2%』で14位、居住室畳数(世帯員1人あたり16.12枚)全国5位、空き家比率18.1%で全国40位とある。持ち家が多く、居住面積は比較的広く、新しい家が多く実家や親との同居は少ない。不動産中古流通から見ると、市場はすでに成熟から飽和状態と見た方が良さそうだ。

意外にも、都市公園等面積(都市計画区域内等人口1人あたり)も広い。18.69㎡で全国8位、道路舗装率などは昔から高く4位、下水道処理人口普及率などは43位だが46.6%まで広がっている。ため池が多く、農業用水路が蜘蛛の巣のように張り巡らされていることから、浄化槽設置の水洗化が進み、やっとの事で下水道事業がここまで伸びた。しかしここからは、高松市もそうだが下水道の新設地域はもうないだろう。

この統計には表れていないが、上下水道が各市町から香川県に1本化されているのは大きな利点だ。この先上水管の取り替え工事が、耐用年にあわせてやってくる。これには莫大な費用がかかる。水道事業は自治体も悲鳴を上げて、民営化する方向も視野に入れるところもあるほど。

降水量はダントツの47位(雨が極端に少ない)、このように見ていくと、香川県は住みよい所と言えそうだ。従って、パパママハウス(実家)の居心地が良いのか未婚率も男30.2%8位、女20.7%12位と自明の理であります。それともう一つ、預貯金残高が多いこともあってか、特殊詐欺被害総額(人口10万人あたり)10,348千円7位となっています。大学・短大等進学率58.4%18位と、賢いはずの県民も騙されています。



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| 社長日記 | 10:05 AM | comments (0) | trackback (0) |
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