昨日の宵祭りに続き、いよいよ今日が本番ですが、人影がまばら。主催者としては寂しいのですが、それでも通りかかりに立ち寄ったと言う女性もいて、まさに時代感を思います。神社に対する人それぞれの存在感はいろいろだと思いますが、私は見えない神の力、ほっといても善くしていこうとする『宇宙の意志』に相通じる力を感じます。
「神も仏もない」と悲観する向きもあろうかと思いますが、『神も仏』も己が心がつくるモノで、まさに人それぞれ。ありがたい幸せと思える者らが、損得為しにこうしてつどい、多少の雨にもまけず神事後の片付けに勤しみます。ここでも手伝う人が少なく、足りないなかで、創意工夫をしながら取り組んでいます。
昨日から雨予想が出ていて、雨対策として参道提灯の養生が行われていましたが、「『(工事現場で使われている)養生手-プ』を持ってくるからそれで縛ろう」との声かけで対策をしたのですが、これは思惑以上の効果がありました。来年もまた別の神社の、雨プロ用対策の一つとしてお使い頂けるエビデンス(科学的根拠)だと思います。発音と同じように効果も上がります。
また本日午後から、県福祉会館で桂福枝改名披露落語会が開催されました。桂福枝さんは、高松商の卒業生で、写真のように20代山本主税校長からの豪華花が贈られています。高商校友会紫雲会も岡義博会長を窓口にして、前売り券の販売を通じて参加の呼びかけをしていました。ホームページでも、喧伝されています。
私は神社当番で残念ながら笑いを聴きに行けませんでしたが、しかるべき卒業生に前売り券を託しておりました。政治家のパーティ券と違って、参加も欲しいところであります。すると13日早朝桂福枝さんからお礼の電話を頂きました。「まつのさんの代わりの女性に挨拶されました」、私如きまでに電話は無用であります。多才芸を誇る高松商の卒業生の中でも、福枝さんは特筆すべき才能の持主です。
さて連休も終わり、田植えの『イデザラエ』(前池の掃除は12日)も、神社春市祭も終わり、市井(しせい)の衣替えも終わったらいよいよ讃岐は夏到来。今年の夏は暑いと心していたら気象庁から冷夏の発表がありました。どうなるか分かりませんが、『暑い』と覚悟して夏の準備にかかります。