今日11日は東日本大震災から12年目、被災者の皆さまに衷心よりお悔やみ申しあげます。現地ではまだまだ復興とアフターコロナが続きます。脳天気な私は、今日も拙文を書いています。これしか無いのです。
さて第95回選抜高校野球大会(18日開幕・甲子園)の組み合わせ抽選会で、母校高松商は、24日(金)大会7日第2試合で『東邦-鳥取城北』の勝者と対決する。
出場36校のしんがりで登場するかと思えば、何と橫井亮太主将がみずから選手宣誓の金星を引き当てた。もちろん高松商野球部100年の歴史で、初めての快挙。今日はその橫井亮太主将に、話しを聞いてきました。気負い無く、逆に父親が父兄に囲まれて緊張しています。
今日は、選抜大会出場の活動祝金を、高商野球後援会と高商倶楽部から長尾健司監督と橫井亮太主将に手渡す儀式が、内々で行いました。儀式は、練習試合の合間を縫うようなタイミングで行われました。第1試合、対北稜(京都)との対戦は、控え選手を中心にした草野球みたいな展開でしたが、投手陣の大量失点を終盤の猛攻で14-13とサヨナラ勝ち。気分を良くしての贈呈式でした。
次の対西条(愛媛)戦は、主力選手が出場し、投手は2人の1年生が登板して先発の佐藤晋は、7回を4安打無四球で1失点、7三振を奪った。リリーフの大森健は、2回を6連続三振で抑えるという快挙。一方打線は21安打を放ち、初回から加点して11-1で快勝した。祝金がこれほど効果があるなら、またの機会を考えたいものだ。
明日は、北稜(京都)-西条(愛媛)とエース大室投手が登板する試合が組まれています。問題は、大室投手の出来でしょう。長尾健司監督談によると、「4月には1年生の有望選手が入部してくる。競争が更に激化するだろう」。私が見ていて、『長尾監督効果』が出始めてきたなと嬉しくなります。野球少年が、長尾指導に憧れて集まっています。今日も長尾健司監督は、元気でした。
さて今日の主人公・橫井亮太主将ですが、身長は先輩の浅野翔吾選手ぐらいですか、決して大きくはありませんが、1年生から遊撃手として活躍し、主将に選出されています。少し話しましたが、彼なら必ずやってくれそうです。「横井さん持ってますね。楽しみましょう。絶好のチャンスですよ」に対して、「はいそう考えています。国語の先生に相談します」。実に楽しみな後輩です。
もう一つ、長尾健司監督の口から浅野翔吾選手の近況が語られました。私は焦らず「ゆっくり」と希望していますが、長尾健司監督は浅野翔吾選手の『二軍慣れ』が怖いと言います。一軍の食事と二軍のそれの違いを浅野選手が監督に言うそうです。球団はこの時期行ったり来たりする選手のモラールを高める意味からも、『食事の格差』を利用しているようです。分かりやすいですね。
二岡二軍監督が浅野翔吾選手を買ってくれていて、WBC(第5回ワールド・ベースボール・クラシック)の中野選手のように、突然訪れたチャンスにどう結果を出すか。長尾健司監督は、次の試合でも「中野を使うだろうと」。その通り、中野遊撃手がチェコ戦に出ていましたね。