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2023,03,04, Saturday
3月4日(土)14時より、『レグザムホール(香川県県民ホール)大ホール』において、標題の音楽会が開催されました。今回のテーマは、『ＪＵＮＰ～飛びだそう～』。毎年それぞれ工夫を凝らし、香川県民を楽しませてくれています。とは言いながら、自走式駐車場は、『高知･徳島』ナンバーが先にかなり入っています。開演30分前は、駐車場も会場入口も大混雑です。
陸上自衛隊第14音楽隊は、香川県善通寺市の第14旅団の中に所在し、自衛隊の儀式、隊員の士気高揚のための演奏や四国4県を中心とした各地でのコンサートなど、年間100回を超える演奏活動を行っています。その中で地元『善通寺まつり』や、学園祭にも花を添えています。やはり音楽隊が来ると、回りの雰囲気を盛り上げてくれます。 そもそも第14旅団は、四国4県の防衛･警備及び災害派遣を担当。機動旅団として、命令により全国各地へ展開し、任務を遂行するべく、平素から様々な訓練を行っています。『善通寺駐屯地』のほか、『松山駐屯地』･『高知駐屯地』･『徳島駐屯地』と『北徳島分屯地(第14飛行隊)』があります。要するに四国4県、どこで災害が起こっても原則知事の要請で、直ちに行動が起こせる体制が出来ています。 2月14日には、第14旅団と徳島県警が坂出の陸自国分台演習場で、共同実動訓練を実施しています。共同訓練は、四国四県の各県警と第14旅団が2002年に締結した『治安の維持に関する現地協定』に基づき、06年から実施している。武装テロ対応へ、連携態勢を確認をしています。自衛隊は現場へ、サイレンを鳴らして急行することが出来ません。警察の先導が必要で、『Ｇ７香川･高松都市大臣会合』を契機にして連携を強化してもらいたい。 消防や警察と同じで、いつどこで災害が起きるか分かりません。私は自衛隊大好きですから、彼らの動きに特段の見方はしませんが、歴史的に世間の目は厳しかったのですが、こうした交流音楽祭などを通じてより自衛隊は、身近なモノになっています。3.11東日本大震災から、まもなく12年になります。その前は、阪神淡路大震災が発生しています。日本の自衛隊なくして、われわれの生命財産を護ってくれる組織はありません。 ヨイショはこの程度にして、演奏の内容ですが、印象的だったのが『善通寺十五聯太鼓』と『土佐50連龍馬太鼓』の共演でした。室内の太鼓はやかましいのが相場ですが、このくらいの大会場になると良い感じになりますね。もう一つは『らっぱ隊』の6人組、『起床』から『消灯』まで、らっぱの音色で時を告げます。私の好きなのは、『国旗降納』ですが、こちらは海上自衛隊でのらっぱです。 自衛隊らしく秒刻みでスタートし、丁度100分のステージでした。途中の休憩もなく自衛隊らしく、てきぱきしています。メリハリがあり、見ていて飽きません。素晴らし演奏会でした。ところで自衛隊ですが、全ての課題を組織内部で処理します。災害派遣では、水やガソリンも自前です。橋も自分たちで架設します。今日の演奏会でも、ＭＣから照明まで自分たちで担当し、レベルの高いモノを感じました。 |