2019,03,26, Tuesday
私も昨年末に、ある人のささやきからふるさと納税をしてみました。恥ずかしながら純粋な思いではなくて、まず自分が納税するところを自分で決めるという趣旨ですが、そうは言いながらネットサイトの返礼品に目が行っていました。「さとふる」というサイトですが、ここに地方自治体は、10%もの使用料を支払うようです。このサイト運営者が、一番の得をしていますね。
ふるさと納税制度で自治体が寄付者に贈る返礼品に関して、総務省は何かとクレームを付けていましたが、このたび地場産品として許容する範囲を拡大することが26日発表になっています。災害で被災した自治体は、近隣地域などの代替品を地場産品として認めると言うことです。ただし商品券やギフト券は、あくまでも認めない方針のようです。 地域資源の乏しい自治体に配慮し、同じ都道府県にある別の自治体の特産品を返礼品とすることも条件付きで容認。これまで総務省は、地元の牛乳を使い、他の地域で製造したジェラードなどは認めるとしていたものの、範囲をさらに拡大することになった。新基準では例えば、牡蠣の産地が被災した場合、近くの自治体で採れた牡蠣の送付を認めるなど。 先に書いた千葉県八街(やちまた)産の落花生など、都道府県単位で地域の資源として全国的に知られていると認定したものは、千葉県内の市区町村は返礼品にできるようになる。ただ、調達費が寄付額の「30%以下の地場産品」という金額の上限は変更しない。これは調達原価だから、市場価格では50%程度になると寄付者は喜ぶ。正直私もそう囁かれて、ふるさと納税にのめり込んだ。 もう一つのふるさと納税を始めた理由は、確定申告の寄付金控除枠の拡大、早い話が、納税額を減らす目的でもあったのです。しかしこれは、幸か不幸かあまり貢献度が高くなりませんでした。小規模共済掛金がなくなったことが、やはり大きかった。年間84万円ですから、ふるさと納税1万円や5千円では、なかなか追いつくものではありませんでした。大学や高校への寄付も、これからはもっと心懸けたい。 ふるさと納税は、私の場合に限っては昨年の12月に駆け込み寄付のように申込みをしましたが、最後の北海道産ウニが届いたのは、3日前でした。寄付をしてすぐに届いた返礼品もありましたが、このように忘れた頃に届くのも嬉しいものです。礼状(寄付証明付)も自治体色々あって、これも面白いモノでした。 ちなみに私のふるさと納税は、那珂川市(茨城県)、北海道八雲町、福岡県上毛町、泉佐野市(大阪府)、富士吉田市(山梨県)、都城市(宮崎県)、南さつま市(鹿児島県)、北海道登別市、北海道森町、北海道安平町で、こうしてみると北海道のうまいものに意識がよっている。中身は忘れたが、3日前に届いたウニは美味かった。かみさんに好評だったのは「ほうとう」でした。 ほうとうは、山梨県を中心とした地域で作られる郷土料理。2007年には農林水産省により各地に伝わるふるさとの味の中から決める「農山漁村の郷土料理百選」の中の1つに選ばれている。ネットには、山梨県甲府市と富士吉田市、同じく富士河口湖町からほうとうは出ているが、かみさんに人気は、富士吉田市(山梨県)だった。 |
2019,03,25, Monday
全国的に空き家が820万戸(平成15年)あり、売却を依頼されることが多くなった。その際に一番困るのが、「仏壇」の始末であり、次が本です。仏壇は「魂抜き」をして、有料で引き取ってもらっています。多くの場合、仏壇を自宅に引き取ることは出来ていません。さらに将来は、有料でも「引き取りが出来ず」となる可能性があります。
本は、オイスカ四国支部の事務局(087-821-1503)が、自宅まで取りに来て持ち帰ります。一括神奈川県内の中古本店に売却し、これを活動資金の一部にします。段ボール6個でも、わずか3千円程度で、私はやってみてがっかりしました。それでも、捨てるのにお金がかかる時代です。労力を惜しまなければ、確かに一挙両得のシステムであります。 一方本日のネタであります、「お墓の墓」つまり「墓じまい」をした後の墓石の始末について、いろいろ問題が生じている旨の報道がなされています。わが家の墓は、高松藩松平家の殿様の墓所がある法然寺にあります。殿様と同じところとは恐れ多いのですが、お殿様は寛大で、近郷近在の住民の墓が大昔から数多くあります。 私も年に一度、法然寺からの依頼で近所の「冥加料(みょうがりょう)」を集金しています。墓所使用料的な負担金です。墓所は新たに販売もしていますが、これは所有権でなく、あくまでも「永代使用料」です。そのための年間借地料が、冥加金(料)と考えています。普通の家で1万円程度、旧陸海軍の戦死者の墓は無料となっています。 また法然寺は、竜雲学園の教職員等へ委託し、広大な墓所の衛生管理もしています。枯れた花の捨て場所確保やその廃棄、水・バケツ・杓などの備え付け、境内入り口の竜雲うどん脇には、仏花から蝋燭線香まで、「お参りグッズ」一式が用意されています。竜雲うどんで食べて、その前後に墓参りと言った、気楽な先祖供養も楽しんで出来ます。 日経新聞では、奈良県橿原市にある墓石解体業の「美匠(中西あざみ社長)」のコメントを多く拾っています。10年前、500坪の土地に設けた安置所に、今は約5千基が集められている。問合せが年間1千件以上あるそうだ。墓の一番上に置かれている石を竿石(さおいし)と言うらしいが、これを1基1万円で受け取り、クレーンを使って安置所へ運ぶ。定期的に清掃し、僧侶が供養する。 都市への人口集中と人口減が、「墓じまい」を選ぶ人の増加に拍車をかける。まれに田舎から都会へ「墓移し」をする人もいるが、かつて墓は、家族や親戚を結びつけるモニュメントの機能を果たした。「役割はとうに過去のものになってしまったのか」。納骨堂も、新たに出来ている。墓でない先祖祀りも、あって良い時代になっている。それであって、面白いアンケート結果も紹介されている。 全国優良石材店(全優石)の会が2018年、20代以上の男女3千人におこなった調査で、20代の60%以上が「自身や家族のお墓を建てる際に検討候補になる主な埋葬方法」で「樹木葬」や「海上散骨」を選ばず、「一般のお墓」としている。30代でもこの傾向が一番多く見られた。日本人は、「出来れば墓参りがしたい」と今も願っている結果なのだろう。 |
2019,03,24, Sunday
老人施設竜雲舜虹苑(しゅんこうえん)の広報誌、「にじ」が届きました。「にじ」には、竜雲舜虹苑は地域の皆さまの心と心をつなぐ虹の架け橋でありたいと願っていますと書かれています。274号巻頭は、川島東町市匿院・白井良一氏の「春のお彼岸」が掲載されています。春分の日(3月21日)を中日とした、前後の3日間の1週間を「春のお彼岸」と呼んでいます。
春のお彼岸の季節になり、ずいぶん温かくなりました。関西地方では、「春は選抜から」という言葉もありますが、「暑さ寒さも彼岸まで」という言い伝えも昔から聞くところであります。春のお彼岸は、冬の間、お昼の時間が随分短くなり、太陽の恵みから遠ざかっていたものが、次第に戻ってきたことを実感できる頃です。草木が再び成長しはじめ、鳥や虫などの生き物も姿を見ることが多くなってきます。 「彼(か)の岸」と書く「ひがん」は、本来私たちが生きているこの世界とは別の、あらゆる苦しみのない世界、つまり極楽浄土を指しています。太陽が真東から出て、真西に沈む春分の日には、太陽が真西に沈むため、その向こうにある西方極楽浄土に心を寄せ、往生の想いを新たにするのに最適であると言われています。 お彼岸には墓参りへ行くことが習慣になっていますが、良く考えると春夏秋冬、つまり年間4度程度は必ず墓へ行くような工夫が昔から組み込まれています。春と秋にお彼岸があり墓参、夏にはお盆があり、先祖祀りに「讃岐のぼん灯籠」を持ってこちらも墓参り。冬も、新春を迎えるのに墓参りをします。その他、両親の命日など、また節目で墓参りをします。 わが家の元旦の3社参りは、墓参りとちきり神社と熊野神社参りを3社として長く続いています。親父が早くなくなったわが家は、墓所が生きている者(母親)の悪口を言う場所になっていました。墓参り、科学的証明がある訳ではないのですが、何と無くその後がすがすがしいと感じる私であります。明日の小欄は、墓参りならぬ「墓じまい」について書いて見ます。 |
2019,03,22, Friday
平成31年3月22日の朝刊は、マリナーズのイチロー外野手(45)=本名鈴木一朗が試合後の300人記者会見で、現役引退を発表したニュースで特集が組まれている。私ら世代は当然、野球少年でイチロー選手を知らない人はいない。当然、国民栄誉賞の受賞が取りざたされるが、イチローは断るのだろう。
日本から、あこがれの米国大リーガー1号は、野茂英雄だが野茂に続いてアメリカへ渡った野手は、イチローが最初。野茂英雄は、大阪府大阪市出身の元プロ野球選手。右投右打。「トルネード投法」と呼ばれる独特なフォームから繰り出されるフォークなどで三振を量産し、NPBとMLBで活躍した。今はアマチュア野球の普及に尽力している。 またイチローは、愛知県西春日井郡豊山町出身のプロ野球選手。右投左打。シアトル・マリナーズ所属。血液型はB型。 MLBシーズン最多安打記録保持者であり、プロ野球における通算安打世界記録保持者、最多試合出場記録保持者である。 ウィキペディア 投手は有利と言われて、多くの日本人野球選手が海を渡ったが、当然野手も行ったがイチロー選手のように、メジャー19年目となるプロ28年目の今季まで、これほどまでに長くプロ野球の世界で活躍した選手は勿論いない。朝からテレビがイチローの引退を特集しているが、スポーツ6紙はもちろん、一般紙でも大きく報道されている。偉大な日本人の姿が、世界へ伝わった。 ここにローカル紙、四国新聞が手元にあるのですが、次の次のページから、「平成最後のセンバツあす開幕」と題した高松商の特集が続く。明日から開幕になりますが、高松商の初戦はいみじくも明日の開会式後の第2試合、13時から予定されている。私ももちろん応援に行きますが、それに関しての特集です。 私は高松商紫雲会役員ですから、これ以上紙幅を使うと嫌みになります。いつもより短めな小欄ですが、これにて終わりとします。先ほど確認の電話が入りましたが、応援バスは40台と聞いています。学生を除き高松から甲子園入りのバス応援だけでも900名。相手は春日部共栄(埼玉)、ピッチャーで4番打者を中心に、強そうなチームです。 |