2018,02,12, Monday
明日のイベントに備えて、前日の今日の午前中から東京入りしています。そんなに早く行かなくても良いのにと思うのですが、三連休の最後日の午後便は、空席がないとして、早くからのフライト便に乗っています。総勢8名が、上京しています。
昼はどこかと思いきや、品川のプリンスホテルの付近の居酒屋「えん」でした。昼定食が中心ですが、大変な混雑でした。私も品川は定宿ですから、このあたりのことは熟知していたつもりですが、ここは初めてでした。やはり東京は、懐が深いですね。 昼食後の時間を利用して、「泉岳寺」へ行くことになりました。泉岳寺は、「赤穂浪士が討ち入りして、凱旋した寺です」。私は何度か行っていますが、品川駅からも徒歩15分程度の位置にあります。腹ごなしには、丁度良い距離にあります。駅は「泉岳寺」が一番近い。ここが初めての御仁も、「泉岳寺」は知っていて当たり前の所です。 東京での研修は、品川の「YKKAP」体験ショールーム実験棟の体験です。YKKAPはファスナーで開業したYKK(吉田工業)が、窓を創ったことから「AP」と付けたようです。APはアートプロダクトと聞きました。間違っていたらゴメンナサイ。ここは品川の新幹線側の更に東の、新しい品川インターシティーの中にあります。長男が努めていた、テンプスタッフが勤務していたビルです。 宿泊は新橋の「パークホテル東京」。ここは二度目の宿泊です。近くの居酒屋で夕食を頂きましたが、ここに劇団四季の父ライオン内海雅智(うつみまさとも)氏が来ていました。劇団四季は浅利慶太氏が創った、日本初のミュージカル常設劇場です。彼は高松一高出身の声楽家です。不動産鑑定士の名渕氏が、親戚づきあいをしている仲だそうです。 彼の歌は、流石にライオンでした。詳しくは書けませんが、声量もたいしたものです。楽しい東京の一日でした。万歩計は一万歩を超えていました。疲れた一日でもありましたが。 |
2018,02,11, Sunday
高松商の同級生、大北敏博(元巨人軍)が帰って来ました。昨日は野球部のプチ同窓会があったそうです。そのために帰って来たのですが、彼も久しぶりの洗礼を受けたようです。まず羽田空港で1時間半待ち、高松空港上空で約1時間の旋回、その後に伊丹空港(兵庫県)へ着陸したということです。私ももう3年前になりますか、高松商が明治神宮大会で優勝した日に、私もこの洗礼を受けました。
そのため彼の高松到着も20時を過ぎたようですが、みんなの歓待を受けて、次の日の2時まで三次会をやっていたようです。私も今日は午前中に契約があって、昼から次男結婚式の引き出物の打ち合わせ等、新婦とお母さんが、墓参りもかねて来て、雪の降る中の墓参となりました。 昼まで寝ていたという大北のために、16時から開店している居酒屋「屋台寿し」へ行きました。そんなに早くなくても良いのですが、この店は高松市内に4店舗ありますが、16時開店でありがたいのです。その中の三越前の店へ行きました。ここも流行っています、開店を待つ人もいるほどです。 奥の広いところは団体さんで、私たちは入口近くの席でしたが、外国人も出入りし、日曜日と言うことも手伝ってか、大変な混みようです。値段も大衆価格で、ネーミングの通り「屋台」感覚の店で、面白いと思いました。 さてさて大北との話は、やはり高松商野球部の話題です。今年の選抜高校野球大会出場を逃した高松商ですが、目指すは次の夏の大会です。そのために何か協力できないか、思案するのがわれわれOBに仕事です。長尾健司監督を補佐するコーチに欠員が出たと言うので、われわれ引退組が協力しようと彼に言いました。 大北は横浜住まいですから、彼が球拾いも出来ませんが、同窓生らも多くいます。何も言わずに、ひたすら手伝いをする。それが伝統校の強みだと、麦のお湯割りが、元プロ野球選手に説教しています。今年の選抜高校野球大会の出場チームも、私立高校が圧倒的に多い。公立高校として頑張っているチームの一つ、われらが高商。夏が楽しみだが、コーチ誰か頼みます。 |
2018,02,10, Saturday
第23回冬季オリンピック平昌大会が9日夜、韓国北東部の平昌(ピョンチャン)のオリンピックスタジアムで開会式が行われ、いよいよ冬の18日間が開幕した。平昌は行ったことがないところだが、とにかく寒いようだ。92カ国・地域から2,900人超の選手が参加。韓国チームは、北朝鮮と合同チームとして参加し、統一旗コリア(Korea, 코리아)を掲げて入場した。
コリアは、英語で韓国の呼称。高麗に由来し、高句麗のことであり、つまり統一旗は北朝鮮の意味だと思うのだが、韓国は平気でKoriaとみずからを称する。韓国は、旧の百済と新羅のはずであり、北朝鮮が高句麗。高句麗は強兵、新羅と百済は昔から北に負けている。北は工業国、南は農業国のはずなのに。 そんなことより私は、黒田東彦日銀総裁の再任に感心が自ずと集まる。黒田東彦総裁は、今年4月に5年の任期を終える。大規模な金融緩和策を導入し、アベノミクスの推進役として景気を下支えしてきた政策運営の手腕が、再任の理由とみるべきだろう。つまり4月以降も、この金融緩和政策が継続するのだろう。 確かに大規模緩和策で、過度な円高は是正され、企業業績や雇用情勢は大きく改善した。実質国内総生産(GDP)は7四半期プラス成長を続け、12年末からはじまった景気拡大は、高度成長期の「いざなぎ景気」を超えて戦後2番目の長さに達したと言われているが実感はない。そして、何だか落ち着かない。 今後の5年間は、大規模な金融緩和を終わらせる出口戦略をどうするか、課題は喫緊の問題だと私は思う。大規模緩和で超低金利が、これ以上長期化すると、メガバンクや地銀の経営悪化や財政規律の緩みなどの悪材料も山積している。黒田東彦総裁は、自分でも再任はないと踏んでいたのか、そのための出口の議論はこれまで一切してこなかった。 誰かが総裁に選ばれて、その選ばれた人が尻ぬぐいをすると黒田東彦総裁は考えていたのか。再任されるとなると、その辺の政策を語るべきだろう。死んだふりでの5年間は、塗炭の苦しみを味わうことだろう。 善くない話が続くが国の借金が、1,085兆円とまたまた大幅に増えた。国債と借入金、政府短期証券を合計したものだが、財務省は9日、過去最大を更新したと発表している。国民一人あたり、858万円になる計算だが、働いていない人も一人に数えて計算すると、夫婦と子ども2人の家族に3千5百万円はあるだろうか。 社会保障費などを賄うために、国債発行が膨らんだことや、超低金利の環境下で、償還までの期間が長い国債を発行していることが響いている。政府(財務大臣・麻生太郎氏の任期が戦後1位の1875日へ届く)は6月頃に、新たな財政健全化目標を策定すると言うが、国債を大量に買い込んでいる日銀の動きと相まって、再建の道のりは遠い。 そして最大の関心は、9日の東京株式市場が日経平均株価(225種)で、前日比508円余安の2万1,382円で取引を終えたこと。下げ幅は一時771円に達し、終値で今年の最安値を更新した。ニューヨーク株式市場に端を発した世界株安は、日本へも連鎖している。 2日終値から週間で、1,891円下落しており、東京証券取引所第1部は、時価総額で48兆円あまりを失ったことになる。前日のニューヨーク株式の急落は、米国の財政赤字拡大に伴う国債増発への不安が広がったことが原因とみられているが、米国の金利上昇が加速するとの見方も広がっている。ドルはアメリカだけでなく、中国も使っているし、上海も値を下げている。 また最近の、コンピュータシステムからの株価急落とも言われている。あまりの短時間の売り買いで、機械も目が回ったのか。そんなわけはないのだろうが、人事というローテクに、コンピュータというハイテクがどのように連携していくのか。株の急落は人の心を動揺させる。 |
2018,02,09, Friday
公認会計士として、長く業界に貢献された故二見豊ライオンのお嬢さんが、元会計士事務所の建物を改装して、「珈笛画廊・ほのほ」を経営されています。画廊といっても、週刊新潮の表紙絵を描いている成瀬氏の絵だけを扱っているところ。詳細は下段のURLから、ご覧下さい。四国新聞本社から西へ入って、すぐの所です。
さて中村天平10周年記念ピアノコンサートですが、10年は彼がプロデビューしてからの年数だそうです。丁度10年前、サンポートホール高松でコンサートをして香川との縁が出来、昨年丸亀でのコンサートを珈笛画廊・ほのほ店主二見尚子さんが聞き入って、今日のピアノコンサートに繋がったそうです。 会場は、立ち席も含めて50名程度の収容。会場は熱気に包まれていました。ピアノ曲は、「一期一会」にはじまり途中の休憩を入れて12曲とアンコール曲を2曲。それに最後の最後に、中村天平さんが「瀬戸大橋から見た香川県、高松市はすばらしい、このあたりの何か物語を聞かせてもらえれば、即興で演奏します」と言うものだから、思わず私は手を挙げてしまいました。 「仏生山町に、乙女の像があります。昔話の悲劇を、萬木淳一氏が乙女の像として50年前に作りました。これを同じ作者が希望の像として、造り替えようとしています」と言って、持っていたチラシを渡しました。暫くそのチラシを眺めていた中村天平さんは、やがて鍵盤に手を置いて、本当に即興でオリジナル曲を弾きました。 何とも言えない、神秘に満ちた幻想的な曲でした。全体的に中村天平さんの曲は、若さからか力強いタッチが多い。彼は強く叩くのでなくて、手首のスナップをきかせて弾くと言っていました。これで思い出したのは、アマチュア無線のモールス信号です。打鍵するのですが、プロの小松氏から、手首のスナップをきかせて「打つ離す」のメリハリを付けろと言われていました。 中村天平さんは、37歳ぐらいの将来が非常に楽しみな逸材。ジャズからクラッシック、いろいろな音楽に挑戦している彼の生き様が、音を創っています。哲学者・中村天風先生を彷彿させる中村天平さん。注目です。 珈笛画廊・ほのほ |