2018,02,02, Friday
日本ハム新社長に1月29日付で就任した畑桂秀氏(59)が2日、大阪市の本社で記者会見をして、新社長としての抱負を発表した。畑氏は、出身は兵庫県だが、地元香川大学卒。日本ハムは、香川県津田町出身の大社義規(おおこそよしのり)氏が創業者。また大社義規氏も、香川大学経済学部の前身である、「旧高松高等商業高校」に在籍して中退している。
大社義規氏が香川県津田町の出身であることから、香川県の学校から日本ハムへ就職する人は多い。日本ハムと言えば、今では北海道のイメージが強いが、大社義規氏は、香川県東讃津田町出身であります。徳島で食肉会社を創業して、大阪へ行ったと聞いています。私のような門外漢でも、地元出身の英雄のことは、この程度は知っている。 その日本ハムは、昨年12月傘下の「日本ハムファイターズ」の大谷翔平選手を大リーグ「エンゼルス」へ譲った。その際の移籍金約22億円を日本ハムの連結決算に加え、2018年3月の決算予想で、純利益が対前年度比5.7%増の370億円となり、過去最高益を確保する見通しだと発表している。 畑新社長は、「アジアや北米の工場新設など、事業の拡大を目指したい」と述べ、また同時に「オーストラリアなどでの牛肉事業に注力したい」とビジョンを語った。この業界もすでにグローバル化が進み、その勢いは今後も一気呵成に広がると思う。苦労の多い、社長としての毎日がこれからも続く。 |